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ウマ娘はいいけど、ウマ息子は地獄

娘と息子の間に潜む深い闇

世の中には「娘」だからこそ許されるキャラがある。
イカ娘、ウマ娘などがその代表だろう。
「可愛い」「面白い」そんなポジティブな感情が沸き上がる。

しかし、一度その「娘」を「息子」に変えてみてほしい。
イカ息子、ウマ息子――どうだろうか。
その瞬間、違和感とともに、なぜか生まれる下ネタ感。
「どうも、名前はナミって言います。ウマナミ息子でぇぇっす!」

「やぁ、僕の名前はクサイだよ。イカクサイ息子って呼んでおくれ」

ここに言葉の恐ろしさが潜んでいる。

今後、擬人化の波に乗って登場しそうなキャラも危険だ。
ミル貝娘、ウナギ娘、松茸娘、キノコ娘、オットセイ娘、黒光り娘、バナナ娘…。
どれも「息子」が現れることだけは全力で阻止したい。

さて、ここでふと思った。
最初から「娘」ではダメなキャラが存在するのではないか?と。

そう、それはアワビだ。
「アワビ娘」……この響きに漂うアウト感。
許される気がしない。
むしろ息子以上に、最初から危険な香りを放っている。

アワビだけは娘でも息子でもない、別の次元にいてほしい。
そんなことを真剣に考えてしまう、今日この頃である。

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