Awara Open Frontier キックオフ交流会レポート
イベントの概要
主催: 一般社団法人MYNKS
開催日: 令和6年12月8日(日)
会場: 芦原温泉旅館組合会館
イベントコンセプト:
地域経済を動かす“つながり”を育む交流イベント。あわら市を盛り上げたい熱い思いを持った人々が集い、活動やアイデアを共有し、新しい可能性を見つける場です。こうした交流は単なるネットワーキングにとどまらず、地域全体の「知的資本」を育てる基盤となる事を目指しています。
イベントの詳細
内 容:
あわらオープンフロンティア キックオフイベント
あわら観光マッチングガチャの活動報告(200回転記念)
ターゲット:
あわら市で活動する多彩な分野の人々
実施報告
主な参加者:
市議会議員、事業主、地域団体代表など多彩な顔ぶれ。
主なプログラム:
Welcomeドリンク & スイーツ:
薬膳茶279の蓮花竜茶、ホテル八木のそばの実と福井黄金梅のマカロン
MYNKSのこれまでの軌跡:
動画紹介と事業・活動のプレゼンテーション
マッチングガチャ活動報告:
他己紹介タイム:
参加者がお互いを紹介し合うことで、より深い交流を実現
参加者から感じたことと今後の課題
今回のイベントでは、参加者から「多くの出会いを楽しめた」「良い刺激を受けた」など、交流の楽しさや新しいつながりへの期待が多く寄せられました。一方で、より深い対話が生まれる仕掛けや継続的な関係構築のための工夫も必要と感じました。
特に、他己紹介のような仕組みは、参加者同士の理解を深め、意外な共通点を発見する機会となりました。次回以降は、テーマ別のディスカッションや共同プロジェクトの提案といった、より具体的な成果を生む企画も検討していきます。
総括
令和6年12月8日に開催された『あわらオープンフロンティア』は、「限りなく緩い交流会」というコンセプトでありながら、芦原温泉組合会館ホールを埋め尽くすほどの盛況ぶりを見せ、予想を超える熱気に満ちた場となりました。参加者数は29名で、会場には自然な笑顔と交流の輪が広がりました。
会の冒頭では、welcomeドリンクやスイーツを囲みながら、先日行われた竜王戦の話題が良いアイスブレイクとなり、初対面の人同士の距離がぐっと縮まりました。このような偶発的な対話が、地域の潜在的な可能性を引き出す「予測不能な価値」を生む瞬間だと強く感じました。
また、通常の自己紹介に加えた「他己紹介」という仕掛けは、個人では話しにくい自分の魅力を他者が引き出すことで、思いがけない視点からの評価や発見が生まれ、非常に有効な手法だと再認識しました。
今後の課題として、共有できるテーマを設定することで、参加者が「また来たい」と思う持続可能な仕掛けが必要だと考えます。ただし、あまりテーマを固定しすぎると自主性が失われるため、自由な対話と共創が自然に生まれる絶妙なバランスを追求することが重要です。
イベント運営においては、各団体の献身的なサポートがあったからこそスムーズに進行できたことに深く感謝します。個々の力が結集し、新たな価値が生まれる瞬間に立ち会えたことは、まさに「地域の知的資本の育成」という視点から見ても非常に意義深いものでした。
最後に、『あわらオープンフロンティア』が地域の多様なプレイヤー同士のつながりを存分に示す場となり、その可能性を改めて確認できたことに心からの喜びを感じつつ、レポートを閉じます。