手刻みの拘り
単純に[手刻み]と聞いて、
はいはい。あの事ね。
と解る方はそう多くないと思いますので、[手刻み大工]とGoogle先生に聞いてもらえば直ぐに教えてくれると思います。
調べました?まぁ簡単な説明ですが、そう言う事です。
現在は[プレカット]というお家の軸組(お家の骨組みとなる部分)が組めるところまで形にしてくれる賢い機械?コンピュータ?が今は主流。9割、いや、もっとかな?
なので、現在は手刻みのお家は珍しく、手刻みの出来る大工さんは絶滅危惧種と言う訳です。
自分はたまたま手刻みが出来ましたので、コレはもう隙間産業ってやつですよ。
そして、手刻みには日本古来の道具達、鑿(のみ)鉋(かんな)鋸(のこぎり)と言った道具を駆使して、[仕口]や[継手]と言った手刻み伝統構法において重要な部分を刻み、形作っていくんです。
その手刻みに変態的な拘り(褒め言葉)を持って、少ない仲間達と日々奮闘しているんです。
また、少しずつ道具の話や仕口や継手の話もしていきたいと思ってます。