自己紹介 私と彼女
初めまして。87と言います。
87と書いて、ベイチーと読みます。
何故87でベイチーかと言うと、
中国語では8はba、7はqiという音になります。この二つをくっつけた時に、バーチーみたいな音になるんですが、その音が、中国語の「白痴」、アホとかバカって意味の単語のbaichiの音にちょっと似てるんですね。
なので、中国語圏の人は87という数字を、アホとかバカって意味で使ったりします。(みんながみんな、そういう意味で使ってるわけではないと思いますが、私の周りの中国語圏の人達はラフに使います)
で、私はこの音遊びがすごく好きなので、自分の名前に入れてみました。名前にアホって付けるってアホですね笑
プロフィールにもありますが、私は日本人の女性、彼女は台湾人の女性、付き合って2年強の国際同性カップルです。
出会ったのはオーストラリアで、当時私は観光ビザで3ヶ月ほど現地の語学学校に通っていました。
オーストラリアの観光ビザは就労不可ですが、就学可能なんです。
そんな中、ワーキングホリデービザでオーストラリアに来ていた彼女も同じ学校に通っていて、クラスは違った私達ですが、共通の友人を通して急速に仲を深めました。
出会って1ヶ月で交際に発展し、3ヶ月の観光ビザが切れた後は、私が一時帰国してワーホリビザに切り替え、それから2年の間、私達はずっと一緒に暮らしていました。
一緒にど田舎の農場で野菜を収穫したり、色んな州に旅行したり、イベントの度に部屋を目一杯飾りつけてパーティを開いたり、楽しいことばかりだった時間は過ぎて、
今は遠距離恋愛中です。
私は今年9月の初めにビザが切れて帰国しました。本当は別のビザに切り替えようと画策していたのですが、ビザ申請料引き上げなど金銭面での問題により断念。
彼女はビザの期限があと半年ほどあり、今もオーストラリアで暮らしています。
日本とオーストラリアでの遠距離恋愛。
これがもう寂しくて、恋しくて、仕方がないんです。
滞在延期を諦め、帰国を決めたのが7月。
それから帰国までの2ヶ月は、可能な限り彼女と一緒に過ごせるように時間を工面しました。思い出の場所もたくさん巡って、美味しいご飯もコーヒーもいっぱい堪能して、オーストラリアでの生活に悔いはありません。
でも、彼女と離れて暮らすことがこんなに辛いとは、思ってもみませんでした。
元々彼女はとても泣き虫です。2年強のオーストラリア滞在中、私は何度か一時帰国したのですが、ほんの1.2週間離れるだけでも彼女は毎回大泣きしていました。
今回の本帰国も、帰国前から何リットルになるかもわからないぐらい、滝のような涙を流す彼女を何度も見ました。
私も泣き虫ですが、帰国前より、帰国後の方が泣いています。鼻水をかみすぎて、ティッシュの消費量がえぐいことになっています。
私達は毎日電話してお互いの生活をシェアしていますが、ふとした瞬間に、「ああ今、彼女と一緒に居られたなら」と思います。
悲しいことがあった時に彼女の胸で泣きたくなったり、逆に彼女が辛い思いをした日に、慰めてあげられない自分が悔しくて仕方なくなったり。
毎日もう大変です。今この文章も、書きながら泣いてます。泣き虫で困っちゃいます本当に。
そんな中、彼女へのこの思いを、文字に書き起こしてみるのはどうだろう?という考えに至りました。
以前こういったエッセイみたいなのは書いてた時期があるので、またやってみようかな、と。
彼女とのちょっとした思い出を振り返ったり、その中で起きた感情の機微を振り返ったり、もし将来的に彼女と喧嘩することがあったら、読み返して心を落ち着かせられるし、彼女が怒った時には「こんなに愛してるんだぞ!?」と翻訳して送りつけたりできるし、
それ他にも、LGBTQのこと、オーストラリアでの生活、また今日本で過ごす日々に思うことなども書いて行けたらなと思っています。
せっかくなら、たくさんの人に読んでほしい、もっと言えば、私達を応援してほしい!なんて気持ちもあったりします。
欲張りですいませんが、頑張って書きますので良かったら、また読みに来てください。
お待ちしています。