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メスティン炊飯

ここに至るまで

キャンプをするとき、屋外で炊きたてのご飯を食べることに一番の幸せを感じています。一方で仲間うちのキャンプで炊飯に失敗すれば、黒歴史として脳裏に焼き付くことでしょう。様々な失敗を繰り返し、どのように確実に炊けるか?を日々緩く考え、固形燃料炊飯に至りました。放置していても簡単に炊けるので近頃はこればかりです。

メスティンについて

もともとメスティンの存在は知っていました。しかし炊飯=焦げる認識があり、テフロン加工は必須と思っていました。メスティンのテフロン加工品が無いので(トランギア以外はあるみたいですが)選択肢として長らく除外していました。ところが炊飯自体が焦げない事を学び、ホームセンターで特売されていたこともあって購入し現在に至ってます。

いざ炊飯

それでは炊飯しましょう。トランギアメスティンTR-210に洗米を入れ水加減します。トランギア公式には製品により仕様が異なるため、ハンドルパーツのリベット中心とする水加減は注意するようにと書かれています。私のメスティンはリベット中心でちょうど良いです。ちなみに1.5合の時は無洗米で水加減をした位置を覚えておきます。センタポンチなどで印を打刻しておくのが良いかもしれません。

トランギアメスティンTR-210での水加減

使用する五徳は尾上製作所のミニかまどMK-125を使用。これも色々と試しましたが、全方位に風防があり比較的風の影響を受けにくいところがあります。もっとも冬の寒い時はメステイン自体が温まりにくいので、風防で囲んだ方が確実に炊けます。(メスティンの温度がなかなか上がらず、芯が残ります)

尾上製作所ミニかまどMK-125

固形燃料は30g(燃焼時間20分〜25分用)を使用。夏場は25gでも大丈夫とは思うものの、一年を通して30gを使用しています。固形燃料に着火したらメスティンを載せ放置。念の為、ストップウオッチで時間を見ていますが基本放置です。火が消えるまで何もしません。約8分が経過した頃に、仄かな蒸気が漏れてきます。

蒸気や水滴が出てくる

燃焼時間は25分と書かれていますが、実際には28分程度燃えています。そこら辺は気にせずにいきましょう。メスティンの蓋は、しっかり閉まるため内圧が上がってくると蓋が持ち上がることもあります。何らかの重石を載せておくと安心です。

できあがり

火が自然に消え、約10分程度蒸らしたところで蓋を開けてみましょう。まずまずの出来ですね。本来であれば杓文字でご飯をほぐすと良いのでしょうが、そのまま直ぐ食すので箸で打ち返す程度です。火力のコントロールをしなくとも、メスティンの底に焦げはありません。ちなみに1.5合でも同じ固形燃料を使用します。こちらはメスティンが米でパンパンになるので、炊飯時には重石を載せた方が良いと思います。

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