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Optimus510
みなさんOptimus510をご存知でしょうか?00やSVEA123Rとは違い大型バーナーの部類に入る火器です。特徴は4連バーナーが織りなす10,000Wの大火力。闇を劈く轟音で山奥の一人ぼっちでも安心。大容量のタンクで豚骨スープ作りも問題なし。唯一欠点はこの火力を必要とするシーンが極端に少なく、観賞用に走りがち。それでも備えあれば憂いなし。いつか活躍する日を夢見て、時折火を入れています。それではOptimus510の魅力を。
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予熱もエンターテイメント
Optimus510の燃料は灯油です。灯油といえば、みなさん大好きなプレヒートですね。4連バーナーの下には予熱皿がありますが、各々は樋で繋がっており1箇所にアルコールを注ぐと均等に流れてゆきます。アルコールが行き渡ったら着火し、揺らめく火をしばし鑑賞します。そして予熱皿のアルコールが消えそうになったらポンピングで内圧を高めましょう。タンクが自体が大きいのでポンプのストロークも長くなっています。
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一気に噴き出す炎
ポンピングをするとタンクの内圧が高まり、予熱したバーナーを通って灯油が気化。ニップルから気化した灯油が噴射、予熱の火が引火しバーナーから青い炎が立ち上がります。もし予熱の火が消えて、気化した灯油ガスだけが噴射しているのであればマッチで火をつけるか、手で煽って隣のバナーからの炎を引火させましょう。4連全てのバーナーで炎が点けば、あとはお好みの火力になるまでポンピングしましょう。
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五徳をどうするか?
Optimus510は熱源であって用途はいろいろでしょうから、五徳がありません。五徳がないので、耐火煉瓦を積んで五徳のように使うのが一般的と思います。(このページの先頭の写真)YouTubeなどでOptimus510と検索しても、単独で炎を上げている観賞動画が多く占めています。写真はユニフレームのキャンプケトル(廃盤)を三脚で吊って、下からOptimus510を当てます。激しすぎる炎で一気に湯が沸き、注ぎ口の蓋が高速でカタカタ音を立てながら蒸気を吐き出し、穴という穴から湯気が漏れ出します。
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工作してみた
実際に調理するにあたり、やはり五徳がないと不便なのでOptimus510用の五徳を工作しました。ホームセンターでコンロの五徳だけを購入、四隅に穴を開け全ネジを差し込む。脚を安定させるために埋め込み用のナット金具を流用。高さや水平を調節しやすいよう、ナットと蝶ナットで五徳を挟んだ。完成品は、まずまずと思ったのだが五徳の爪とバーナーの位置関係から熱が五徳に入ってしまいイマイチでした。それからは耐熱煉瓦積みを使うようになりました。
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