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議事録ってむずくない?

議事録が大事なのはわかるが・・・


今日、2時間分の議事録書くのに1日使った
だいぶ時間を無駄遣いしている自覚はある

しかしまったく何にも知らない縁もゆかりもない議事録取りに駆り出されたので、まじで何の話してんの?って状態だった
かろうじてわかることは、日本語であることだけ。
それ以上はわからない
全員日本語喋っているけど、日本語が羅列されているだけで意味を成していない
(もちろんそれは私にとってはね。という話。)

会議に出ている人たちは、その言葉を理解して会話のキャッチボールを楽しんでいる。
そんな会議の会話を議事録に書き起こすということに対して、もはや私に感情などはなにもない。
ただロボットのように喋った言葉を文字起こしするだけの作業である

会議の議事録を書くとこんな状態なんだ

書き起こすだけなら話している通りに書けばいいのでは?
いやいやそんな簡単な話ではない
会話の文脈や行間が端折られすぎていて、書き起こした議事録はこんな感じなのだ
(あくまで例です、今日取ったの議事録の内容じゃないです)

Aさん>
これはなんというか、そこの目的に対してこういうアプローチするのは、どういった意図があるからですか?
Bさん>
うーん、それは意図というか、そこじゃないですね。
うちで求めているのは〇〇に強いところであって、そういうところはあんまりわからないというかみてないですね
Aさん>
ちなみに利用者にそもそも使われてないのが原因になってうまくマッチしてないということもありますか?
Bさん>
それは前提から伝えた方がいいと思うのですが、そのあたりが複雑なのでなんとも説明しがたいところですね。

この会話意味ある???????
まじで何喋ってんの???
会話成立してるの???それすらわからない!

これを多少なりとも社会人として、会話が成立するように修正をかけようとすると、めっちゃ時間かかる。

(修正後はこうなっていく)

Aさん>
なぜ、この資料に記載している数字がXX事業にとって重要な指標ですか?
Bさん>
たしかにこの数字はXX事業に必要な数値です。
しかし本当に注力していきたいのは、利用者数です。
Aさん>
XX事業の利用者数が少ないことが課題ですか?
Bさん>
複合的な要因が絡んでいると見ています。もっと詳しい分析をしないと分からないです。

こうやって会話が成立しているように見せる修正に無限の時間がかかっている。
前後の会話の文脈を確認したり、あれこれとかが何を指しているのかを読み解いたり、遠回しな表現を端的に直したりと…

頭のいい人は、端的な言葉に直すことがその場でできるんだと思うが、私は凡人でありそんなことを即時でやるのは無理難題である。
そもそも大前提、何も知らない何も関係ないのに議事録取る作業のためだけに会議に出ているし、
数ヶ月そのプロジェクトをやってきた人たちに比べたら、前情報なんかなくてミリしらで会議にぶち込まれているんだから。
結局録画データを何往復もして、ようやく会議議事録が出来上がる。
日に数件同じような会議があると、1日中議事録書いて終わる

書けない時の傾向

文句は言いつつも、議事録を取ってく中で取れない時の傾向があることがわかってきた。
今パターン化するならこんな感じ

  1. 早口

  2. 前置きが多すぎる

  3. web会議で同時にしゃべって音声が潰れる

  4. 横文字、カタカナ、英語が多い

  5. (私が)飽きる

対策

さっきあげた傾向に対する対策方法だが、基本的な対策会議を録画とかボイスレコーダーで録ってしておいて、後でゆっくり聞くことにはなるが、それぞれの簡単な対策をまとめておいてみる。
完全に自分用

  1. 早口
    その場での対応は無理。終わった後に録画データを0.7とか0.5倍速で聞き直す

  2. 前置きが多すぎる
    だいたい大事なことを最後にもう一度言うから最後だけ聞く

  3. 同時にしゃべって音声が聞き取れない
    あきらめる。聞こえなかった会話は議事録から抹消する

  4. 横文字、カタカナ、英語が多い
    あきらめる。書いても頭文字しか書かない
    何度も出てくる単語はパソコンに単語登録

  5. あきる
    完全に自分のせい。
    ただ、私が飽きた時は絶対しゃべっている人も自分が何言っているのか意味不明になっていると信じて書かない。

もう5の飽きるに関して言えば、責任放棄である。
というか大体自分には無理だなと思ったら、その場での対処は全部諦めている。
こいつ手が止まっているな(イラ)とか思われてても、知らん顔して無言でただその場にいるだけを貫いている。
これができるものありがたいことにテレワークだからというのもありなので、万人に使える技ではない

議事録を書く技能があがるというより、肝が据わっただけである感じはある。

最後にぼやく

肝が据わったとか言っているが、全然書けなくてしんどいなってなるし、
会議にいる人たちにああーこいつ仕事できないなと思われてるだろうなみたいな他人の評価を気にして、自己嫌悪になって、泣いたりもしている。

ゆうて、他人はそこまで人に興味ないんだろうなとおもうし、議事録取ってた人が誰だったかなんて覚えてないだろうとはおもうけどね
私は嫌ってほど思い出すタイプだから、ほんとしんど。ってなる。

ただ議事録がなくなればいいと思ってはいなくて、結局記録が残っていることは仕事する上で大事だとは思うんだ。
議事録があれば、過去の決定に沿って今どうするべきかを決めることもできるし、過去の事例を参考にできたりもするしね。
だから一概に議事録消えろ!とは思ってないけど、会議で喋る側にもトレーニングとか、喋る側の制御も必要じゃないかなーと思うのである。
分かりやすい言葉で喋ってない会話をAIが判別して教えてくれたり、早口だからゆっくりしゃべってくださいというアラートを出してくれるシステムができたりとかねー
時代が解決してくれるかなと思って、長くのんびり待ちます。

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