
社労士試験に落ち続けた私が、8年目で合格するまで(06)
5.試験勉強5年目 ―悔しさを糧に、勉強方法を確立-
4年目の試験では、わずか1点差での不合格という悔しい結果に終わりました。その思いを胸に、5年目の挑戦が始まります。
転職後の新しい環境と葛藤
この年から、社労士事務所での新しい仕事がスタート。業務内容はやりがいがありました。役所やお客様先への外出が適度にあり、事務作業だけに留まらない日々は新鮮でした。
一方で、人の入れ替わりが激しく、職場の人間関係では大変な思いをすることも。覚えることが多く、気疲れする場面もあり、なかなか試験勉強に集中することができません。
勉強方法の工夫と確立
そんな中でも、自分に合った勉強スタイルが徐々に定まってきました。この年の勉強で取り組んだポイントを挙げます。
過去問題集は正答率90%以上になるまで繰り返す
問題数を数えておいて正答率を出しました間違えた問題をテキストに戻って確認し、重要な箇所を書き込み
マーカーだらけにならないよう、正誤のポイントのみアンダーライン科目ごとに目標合格点を設定し、達成を目指す
一般常識は合格基準点の4点に設定、年金や雇用保険で点数を稼ぐ
=50点目標に昼休みなどの隙間時間を利用し、一問一答のWEBサイトで問題を解く
白紙に何度でも図を書いて覚える
これらの方法は、ただ勉強時間を確保するだけでなく、効率よく知識を定着させるための工夫でした。
悔しさをバネに前進する年
5年目は、仕事と勉強の両立に悩みつつも、悔しさをバネに努力を続けた1年でした。
5年目の成績
5年目の成績は、選択科目が28点、択一科目が54点。
点数だけ見れば合格です!・・・が、社労士試験には科目ごとの合格基準点があります😓
選択科目は各科目3点以上が原則。
労災科目が2点だったので、基準点に届かず不合格となりました😔