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理学療法士の未来を変える!      協会と連盟の役割を知ろう

1. はじめに
こんにちは!よのしく代表の大塚扶美(おおつかふみ)です。
今日もよのしくはじめましょう〜♪


私の仕事についてちょっぴりお話ししたいと思います。

私のセカンドキャリアとして選んだ理学療法士は、身体づくりと生活動作の専門家です。本当にいい仕事だな〜って思っています。
いろいろな方のお身体からその方の歴史を知り、背景を感じ、そこから一緒にゴールを見据えてお手伝いをする。「ありがとう」と感謝される。「あなただから頼みたいのよ」と言われる。「どうするといいの」と頼られる。最高ではないでしょうか。

企業に総務・経理・営業アシスタントで勤めていたときは、なかなか直接お礼を言われる機会はあまりありません。ちょうど就職氷河期、リーマンショック時代を過ごしてきましたので今は違うのかもしれませんが、本当に組織の中の縁の下の力持ち。いわゆる原価部門とは扱いが違うんです。お給料U Pも順番としては原価部門からです。そしてカットは一番最初。計算しているからこそわかることもあるんですが、なかなかシビアです。だからこそ事務部門の大変さも細やかさもわかっているので声掛けしちゃいますよね。
 
今回のよのしくは現在、私が所属しています理学療法士連盟と理学療法士協会の違いや、それぞれの役割について解説します。さあ、一緒に見ていきましょう!

その前に〜

1. 〇〇連盟ってご存知ですか


理学療法士連盟のように、特定の職業や専門分野に特化した連盟や協会は多く存在します。
以下に、理学療法士以外の職業に関連する連盟や協会の例を挙げます。

医療関連: 医師や看護師などの専門職団体があり、それぞれの職能の向上や権利擁護を目的としています。理学療法士・作業療法士連盟もここに入ります

教育関連: 教育者や学校の管理者を対象とした団体があり、教育の質向上や政策提言を行っています。

ビジネス関連: 中小企業や特定業種のための商工会議所や青年部があり、政策提言や経営支援を行っています。

環境関連: 環境保護や持続可能な開発を目指すNGOや団体があり、政策提言や啓発活動を行っています。

これらの団体は、各職業や分野の専門家が集まり、共通の目的に向かって活動することで、業界全体の発展や社会的な影響力を高める役割を果たしています。理学療法士連盟もその一環として、理学療法士の専門性を高め、社会における役割を強化するために活動しています

さて、理学療法士協会と理学療法士連盟の違いや、それぞれの役割についてわかりやすく解説します。さあ、一緒に見ていきましょう!

2. 理学療法士協会とは


まずは、理学療法士協会についてです。ここは理学療法士になったら関わりが深い団体です。
この団体は、私たち理学療法士の専門性を高めるための教育や研修を行う公益団体です。

具体的には、以下のような活動をしています。

教育・研修プログラム: 理学療法士としてのスキルを向上させるための研修を提供しています。
例えば、新生涯学習制度を導入し、登録理学療法士の称号を得るためのカリキュラムを整備しています。

研究活動: 最新の研究を推進し、私たちの知識をアップデートしています。協会は学術団体としても認められており、理学療法の科学的な側面を強化しています。

社会貢献: 理学療法士の地位向上を目指し、さまざまな啓発活動を行っています。国民に理学療法の重要性を広めるための取り組みも行っています。

協会は、私たちがより良いサービスを提供できるようにサポートがお役割です。

3. 理学療法士連盟とは


次に、理学療法士連盟についてお話しします。こちらは、政治活動を通じて理学療法士の職域拡大や地位向上を目指す団体です。具体的には、以下のような活動をしています。
政治活動: 理学療法士の意見を国政に届けるために、国会議員を支援したり、法律の改善を目指したりしています。これにより、理学療法士が専門性を発揮できる環境を整えることに注力しています。

地域医療との連携:地域に根ざした活動を通じて、私たちの専門性を活かしています。

啓発活動: 理学療法士の専門性を広めるために、さまざまな啓発活動を行っています。
これにより、私たちの仕事がどれだけ重要かを多くの人に知ってもらうことを目指しています。

4. 理学療法士協会と理学療法士連盟の違い


ここで、理学療法士協会と連盟の違いを見てみましょう。

目的の違い: 協会は教育活動を通じて理学療法士の専門性を高めることに重点を置いていますが、連盟は政治活動を通じて理学療法士の地位向上を目指しています。

組織構成の違い: 協会は公益社団法人であり、主に教育や研修を行う団体です。一方、連盟は政治活動を専門に行う団体で、選挙活動を行うことができます。

活動の焦点: 協会は専門職としての教育や研修に重点を置き、連盟は法律や制度の改善に焦点を当てています。

5. 連携の重要性


理学療法士協会と連盟は、互いに助け合う関係にあります。連盟が政治的な影響力を持つことで、協会の提言が実現しやすくなります。また、協会が提供する教育や研修が、連盟の活動を支える専門家を育成します。このように、両団体の連携は私たちの職業環境を改善する上でとても大切です。

6. まとめ


理学療法士協会と連盟は、それぞれ異なる役割を持ちながらも、共に理学療法士の地位向上と日本のみなさんの健康を守るために活動しています。
この活動に参加することで、世の中のしくみや自分たちのより良い環境をつくることができるかなと思っております。ご興味ある方はぜひ、これからも一緒にいかがでしょうか

7. 参考情報


理学療法士協会の公式サイト https://www.japanpt.or.jp/
理学療法士連盟の公式サイト https://pt-renmei.jp/

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