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落武者ギタリストが脳出血になりましたが、何か?㉘恐怖すぎた

入院して、しこたま自主リハビリしまくっていた年末年始に、病棟も自由に歩けるし、後ろ歩きも出来る。シャワーも余裕。
もう退院できるんちゃうか?と思うほどの成果はあり、年始お休み明けのリハビリが楽しみでして、遂にリハビリスタート。
手先のリハも、記憶言語リハも、まあ、頑張れ、と言うレベルではありますが、なんとかこなせるし、OKかなと。
熊先生との歩きのリハビリも、階段も登り降り出来る。後ろ歩きもリハビリ室内で長い距離出来る。
すると熊先生が、
「よし、今日は少し外回ってみようか!」

やったやった。二週間ぶりに外の空気を吸える!
病棟の窓も一切開けれなかったので嬉しい。
さあ、行きましょうとその前に、熊先生が、
必ずゆっくり、少しずつ歩きましょう、と。
いやいや、もう余裕でしょうと。
まあ、無理せず行きましょうくらいの話かなと、外に出たい気持ちで話半分くらいに聞いていましたが、違った。
怖い!
外歩き怖い!
周りに、人も車も沢山いるわけでは無く、怖い。
要は、歩きにくい。地面が。
歩きにく過ぎる。いや。もちろん舗装された道ですよ。大変大きな病院周りをぐるっと一周する間、ボコボコな道、段差、普通の道が、まー怖い。
恐怖すぎた。

上記写真のような場所も気にもした事なかったのに。怖い。すぐ転べそう。

デカいオッさんが、怖い怖い!と言いながら、更にデカいおじ様に見守られながら、騒がしい初外出散歩リハビリ終了。


熊先生に、全然違うでしょ?リハビリ室内と。
はい。舐めてました。


こりゃ、普通に転びますね。
そのくらい温室育ちでリハビリしてたんだなと。
主治医の先生も、加藤さんはもう動けるから日常生活がリハビリになりますので、焦らず気をつけて生活してくださいと。
もう仰る通りやなと。
プロの言う事は聞くものですねはい。

基本、人の言う事とは逆の人生を歩んできましたので、ここらでしっかりと先生方の言う事を守り、日々を過ごしておりますはい。

恐怖の外散歩を終えて、いつものデイルームにて自主練が、少し変わりました。
外出てわかったのが、道はフラットでは無いと。

でこぼこ対策として、意味があるのか無いのか、普段より足を上げて歩く練習をしましたね。
室内、まして病院なので、そりゃ歩きやすいに決まっとりますわね。
散歩リハビリ大変為になりましたよ!
やはり実践。それが一番早いかなと思う判明、まあ、とにかく慎重にいこうと珍しく思う43歳、厄年明けの始まりでございました。

外の空気は気持ちよかったか?
いや、そんな余裕は一瞬でなくなったので覚えとる訳はない!
はっはっはっ。

最近は旅行も遠出も何も無く、ただひたすらに日々の生活をこなす、なんともつまらない中、先日、神奈川のちょい遠めのところにライブ演奏でお呼ばれし、駅降りた瞬間、雰囲気から、空気から違ったので、大変息抜きになりましたし、楽しかったので、
近く、どこか、リハビリと称して、遠出しよう。
そうしよう。

まだまだ続く!

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