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伊藤潤二展へ行ってきた!
先日、朝の日課で、朝日新聞を読んでいたら、伊藤潤二さんという人が(私は知りませんでした)、先日亡くなられた楳図かずおさんへのコメントが書かれていた記事に目が留まりました。
伊藤さんは楳図さんにあこがれて雑誌に投書したのがきっかけで漫画家になられたそうで、楳図さんの画風をご自分のものにされて、さらに発展されて独自の世界を作られ、今まで沢山の作品を描いてこられ、今や世界30か国以上の国へ翻訳され、広がり、沢山の賞もとられていて、高い評価をえておられるそうです。
まさにこの日の午後、休みというのもあり、いつもよく行く隣の市内を散策していると、ふと、ある美術館の前に掲示してるポスターが目に入り、よく見たら、何と!伊藤潤二展をしていたのです。
私は驚き、これは運命の導きと思い、迷わず入りました。
凄い!!!と思いました。楳図かずおの世界を継承されて、さらに独自の世界が広がっている作品が多く紹介されていて、興奮の連続でした!
本当にラッキーだと思いました。
おそらく今やってるのはここだけなんだろうなと思いました。
一つ一つの画風のインパクトは半端ないですね!
恐怖だけでなく、これを芸術まで高めてるなと感じました。
こんな表現をされる方がいるんだと嬉しくなりました。
楳図さんが亡くなってもうあんな超キャラクターをもった人は二度と出ないなと思い込んでいた所だったので、すごく安心感も感じました。
私は数年前に大阪のあべのハルカスで楳図かずお展も見に行きましたが、その時の感動以上のものを感じました。
まだ、楳図さんの作品をそんなに多くは読んでないので、言える立場でないですが、これを機に伊藤さんの作品を読み始めたいと同時に楳図さんの作品も読んでみたいと感じました。
実は楳図さんは私が若い頃、東京の八王子駅で一回すれ違ったことがあり
思いだしました。インパクトの強い風貌をされていたので、間違いではないです。
袖振り合うも何かの縁と言いますので、ほんの少し縁があったのかもしれません。
まだ行かれてない方はぜひお勧めです。
伊丹市立ミュージアム ~12月22日まで