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エアシャカールは両親と復縁するにはどうすればいいか

一貫したトレーナーへの態度と唯一無二の性格、癖こそあれど絶望的な運命に立ち向かうという王道のシナリオ、そして唯一にして最高のビジュアル、至高のキャラソンで私たちユーザーの心を離さないウマ娘エアシャカール。

そんな彼女の家族仲に今回は着目し考えていきたいと思う。
その前に注意事項だ。

・全てはタチの悪いヲタクの妄想である
・本記事においてトレーナーは中性的でアプリ内の若いトレーナーである
・メインシナリオの内容にはあまり触れない
・著者はシャカさん寄りの考えをしている。

皆さんは彼女の家庭環境に関する設定は覚えているだろうか。
そう、エアシャカールの家庭環境は殿堂入りレベルが悪いのだ。

キングヘイローなどに見られる母も悪い人でない描写もなければシンボリなどがもつ家の役割的な側面もない。

あくまで創作物の中での微妙な家族関係から出なかった既存のウマ娘に比べ妙に生々しい崩壊した家族仲を体現するウマ娘、それがエアシャカールである。

まず、設定を忘れている人向けにエアシャカールの両親の簡単なおさらいをしよう。

父 数学者
シナリオにおいての描写は薄い。他の数学者と父を比べるシーンがある。
稼ぎはいいらしくそれを頼りにシャカールは海外留学へ行った。

母 元バーの歌姫
シャカールに“普通”を求め続けた人。詳細はストーリーをプレイして欲しい。
親子関係を修復したいと考えており「普通の親子」に戻ることを求める。
シャカール自体が彼女のことを激烈に嫌っている。

そもそも復縁する必要はあるか

すばり言うが、ないだろう。

そもそも、トレセン学園である程度の交友関係を築けておりトレーナーとの関係も概ね問題はないように振る舞えている。

それにレースで結果を出している上にMoirai(表記合ってるかな)を作り共有した才能がある以上はまず1人で生きていくのにも困らないだろう。

よって、ロジカルに考えればここで議論は終わり。
そしてnoteは終わり、いかがだったでしょうか、なのだが……。

残念ながら著者はシャカールのような数学の信奉者ではなくのたまに文字を書くヲタクである。話を続けよう。

まずは復縁をするメリットについてだ。
やはり、いつの時代も親と子の関係は尊重され得難いものである。
それを半ば絶縁のような形でなくしてしまうのは勿体無い。
また、ずっと絶縁をしているというのは精神的にも良くない。
復縁にはこの勿体無さと精神の向上を望めるだろう。
(精神性は友人とトレーナーからも得られると思うけどね。)

どうやって復縁をするか

ご存知の方も多いだろうが、シャカールの母はシャカールに対して仕送りをしている。その際にシャカール母はメモ書きをなかに入れている。
一部を抜粋してお伝えしよう。

「せめてどうしたらいいのかを教えて欲しい。私の気持ちをわかって」

皆様はどう感じただろうか。
私は「どうやったらここまでシャカールの地雷を的確に踏めるのかが知りたい」という感想だ。
地雷と言われてもピンとこない人も多いだろう。
シャカールの幼少期の話をしよう。

シャカールのデータ主義は幼少期からでその非凡さと周りからの異質さは当時から同じであった。その中で「ロジカルな正しさ」を追い求めたシャカールにとって子供の年相応の感情の起伏などは息苦しく煩わしいものだった。
そのため、彼女は周りとは距離をとり孤独を選ぶのだがそんな彼女を教師や両親(主に母)は認めなかった。それはシャカールが“普通ではなかった“からで周囲から見た自分が異常だという客観的でロジカルな意見なのだ。
誰にも理解されず誰も彼女のことを理解してくれようともしない。そんな彼女にとっての周囲との接触は苦痛であり、いつしか彼女は自分を理解しようとしてくれない周囲を対話の出来ない存在、つまりはノイズと括りそれを遮断するようになった。

書き出すだけでも辛い文章だがいかがだろうか。
シャカールの幼少期についての理解は深まっただろうか。

これを鑑みてシャカールの母の発言を振り返ろう。
「せめてどうしたらいいのかを教えて欲しい。私の気持ちをわかって」
お分かりだろうか。

そう、かつて母がシャカールにしてくれなかったことを母は今になってシャカールに求めているのである。
どうしたらいいのかも分からずに自己を否定をされ自分の気持ちを誰も理解してくれなかった。
昔のシャカールそれがそっくり今のシャカ母の現状になっているのだ。

流石、プロのシナリオライター。見事な対比構造だな。と感心するのも束の間。
シャカールの母に対する批評を見てみよう。

「親という形だけ取り繕っている」
「最初にわからないと放り投げたのはアイツ(母親)だ」

なんということだろうか。もう関係は修復不能に近いかもしれない。
しかし、この修復方法を見出すのが今回の記事だ。
めげずに考えていこう。

トレーナーから学ぶ

まず、彼女と非常にいい関係を築いたトレーナーから親子関係の修復を学ぼうと思う。シナリオのあらすじに不安がある人は下に今回語る彼女の個別シナリオの要約を書いておいたので読んで欲しい。
(個別シナリオ1〜4話を見れる環境下にある人は是非映像でチェックしてほしい)
※大体30分程度だろうか。シャカールの1〜4話は他のウマ娘に比べ非常に長い。(大体の個別シナリオは45分前後なことが多いがそのうちの30分が1〜4話というのを聞けば納得がいくだろう。)

シャカールのシナリオの冒頭部の要約

デビュー前の優秀なウマ娘たちのトレーニングを眺めるトレーナー。
そんなトレーナーはレース場の側で手にした端末で只管に計算式を打ち込むとあるウマ娘を見つける。そのウマ娘こそエアシャカールである。
エアシャカールはそのトレーナーの視線を感じ取ると、舌打ちをすると足早にその場を去る。自分の不躾な行動を反省するトレーナーだった。

※この時点でエアシャカールのトレーナー達からの評判は悪く不遜な態度を気性難と評されている。

後日、トレーナーはシャカールが中堅トレーナーの指示の下でトレーニングに臨んでいる姿を目撃する。その際、トレーナーは彼女の走りを見る。
無駄を極限まで削ぎ落としたその圧倒的な走りに魅力を感じうっとりするトレーナーだったが、その後の中堅トレーナーとのシャカールが揉める。
シャカールがそのトレーナーの指示を完全に無視していたことが分かる。
そして、その中でシャカールは「全ては自分のデータ通り」と言い放ち「アンタも他と同じ」「時間を無駄にさせるな」と更にとどめを刺して中堅トレーナーを追い払うのだった。
しかし、トレーナーはシャカールがメイショウドトウにアドバイスをする姿を見る。そして、「頑張ればいつか壁を打ち破れるかも」というドトウの言葉に対して小さく「無意味」とエアシャカールが呟いたのを聞き逃さなかった。

その日の夜、遅くまでトレーニングに励み「7cm」が届かないと吠えるシャカールの姿を観察するトレーナー。その場にひょいと現れたアグネスタキオンから彼女がデータの信奉者であること、そうでありながら夜遅くまでトレーニングに打ち込んでいること、その果てに何かを覆そうとしていることを聞く。
そして、居ても立ってもいられなくなったトレーナーはトレーニングを終えたシャカール追いかけることにする。

月明かりに照らされる校外でトレーナーはシャカールを呼び止める。
彼女の走りの素晴らしさとトレーナーになりたいという想いを告げる。
しかし、シャカールからすれば全くロジカルでないトレーナーの熱意は無価値。
「自分にとってそれは何の価値がある?」
「それを論理的に説明出来ないなら何も出来ない」
と、トレーナーを切り捨てる。しかし、トレーナーは
「まだ何もしていないのに何故まだ何もできないと決めつける?」
と、一歩も譲らずにシャカールに反論する。

頑固なトレーナーに痺れを切らしたシャカールはParcaeと「日本ダービーで7cm差で敗北する」何度数値を修正しても覆ることのない絶対の解答を見せる。
自分の作った完璧なプログラムが導き出した完璧な答えがそこにあるからこそ目の前にぽっと出てきたトレーナーに何かが出来る筈も無いと吐き捨てた。

しかし、それに負けるトレーナーではなクトレーナーはこう言う。

「それでも君は、絶対に勝ちたいんだな。」
「その想いがあれば、きっと変わる!」

トレーナーはこれまでの彼女の行動や言動から、シャカールの『データを覆し、勝利を手にしたい』という気持ちをを見抜き、Parcaeの導き出したデータを認められないからこそ足掻き努力する彼女を称賛する。

それに対してシャカールは……。

……ッッ。

想いごときで変わンなら!

とっくにひっくり返ってンだよ!!

無様にあがいて、あがいて……無理だとわかってンのに、

何度も何度も何度も何度も何度も何度も! 計算して!

走って、走って……走って……! いつかは、いつかは……

なのに、無理だったンだ……わかってねェくせに……。

パッと現れて! 救世主ヅラして!!

てめェに……なにができるンだよ……!!

心の底からの自分の想いをトレーナーに全てを吐き出した。
(是非、声と映像付きで観てほしい。すごいいいシーンだから。)

他の誰よりもデータを信じあらゆる解を組み上げてきたこと。
『エアシャカール』というウマ娘に一番向き合ってきたこと。
認めたくない現実をひっくり返すために足掻いてもそれが絶対だと言うこと。

その全てが怒りとも悲しみが入り混じったエアシャカールの真っ直ぐな瞳と共に語られる。

そこでトレーナーはエアシャカールのあまりにも深い絶望を受け止め明確な拒絶を示すシャカールを見送る。
そんなトレーナーは胸の内でこんなことを思う。

(まだ"自分は"何も頑張っていない!)

そんなトレーナーは、彼女自身のことを知らなければとシャカールの周囲の友人や先日の中堅トレーナーやアグネスタキオンなどもにシャカールが今日まで歩んできた軌跡をかき集めてまとめていった。
それから数日、トレーナーは屋上に佇み「結果がわかりきってるならいっそやめてしまおうか」と呟くシャカールを見つけ出す。
「例え結果がわかっていても、それでも勝つことを諦めたくない」という本心を知っているトレーナーはエアシャカールに「エアシャカールというウマ娘を理解することを自分は"諦めたくない"」と告げる。

シャカールはトレーナーのえげつない執念と底抜けの信頼に押され「それで自分を理解して、アンタに何のメリットがある?」と質問する。
それに対してトレーナーは真っ直ぐに一言。

君が勝つところを見られる!

それはトレーナーにとって何にも代え難い最高の報酬。
そして、エアシャカールという勝利に人一倍執着しているウマ娘をその境地に導くことは何よりも価値のあることとトレーナーは考えたのだ。

そんなトレーナーにシャカールは「自分側のメリットが何もない」とバツが悪そうに屋上から去ってしまうのだが……。

どうせ諦められない……か。

と彼女は呟き、結局のところ自分もトレーナーも諦めが悪く足掻いているという点では似た者同士であると思うようになる。

そして更に後日、夜の街を1人歩いていたシャカールをストーキングするトレーナー。その姿を不振に思われ女性警察官に呼び止められる。(当然)

自身の熱意から思いもよらない窮地を呼び込んでしまったトレーナーはどうすればいいのか分からずしどろもどろになってしまう。

そんなトレーナーを見てエアシャカールは……。

……ふは。しょーがねェなァ。
オイ、やめてやれ。固まっちまってるじゃねェか。それに……。
ソイツはオレのトレーナーだ。……なァ、そうだろ?

と声をかけエアシャカールとトレーナーの絶対の運命を超える物語がはじまる……。

と、いうような流れである。
是非、個別シナリオを観たことがない人はアニバなどの機会に観てほしい。

話を戻そう。ここでのトレーナーの行動を皆さんはどう感じ取っただろうか。
そう、お気づきの通りトレーナーはシャカさんの理解を諦めずに常に向き合い続けている。
そして、更に着目したいポイントがある。

トレーナーはシャカさんからの明確な拒絶を喰らっているのだ。

ある種、天界的視点から見ている私たちはすればシャカさんのそれは自分をそして相手をこれ以上傷つけないようにするものだと分かっているが当事者であるトレーナーはそんなことは思っていないだろう。

にも関わらず、「シャカールを勝たせたい」その一心で彼女を理解しようとし彼女を支えようととした……。

拒絶の前にシャカールの理解を諦め自身の理解をシャカールに求めたシャカ母とは真の意味で真逆の存在と言える。

ここでシャカ母がトレーナーから学ぶべきこと

・シャカさんを理解を諦めない
・彼女の拒絶と対峙する

主に言えばこの2つだろう。

問題の原因を知るのは問題解決において最も重要な作業のひとつだろう。

だからこそ、シャカールが何故自分を拒絶しているかを理解し『普通の親子』という彼女の言うソレの歪さと的外れっぷりを理解して欲しい。

そして、それを理解してやっとスタートラインに立てるというものだ。

スタートラインに立ったらからにはもう一歩踏み出そうではないか。
この際、避けて通れないのは娘(シャカール)との対話である。

そもそもそれを取るのは難しい。と感じるかもしれない。
だが、そもそも試行がゼロなのだから不可能というのは筋違いである。

ここでシャカ母に対して筆者の個人的なダメ出しなので眉唾程度に聞いて欲しいのだが、私はシャカ母が本当に親子関係を戻したいと思っているとは思えない。

ちょろちょろっと自分の気持ちを書いただけのメモを仕送りに入れるだけで本当に状況が上向くと思っているのだろうか。甚だ疑問である。

そもそもシャカさんは寮生活をしている(仕送り送ってるし所在地は知ってる)のだから本人の元を尋ねるチャンスはいくらでもあった筈だ。
まず、短いお気持ちの手紙より先に実際にあったほうがいいと私は思う。

それに、娘が出走するレースの情報くらいは知っているだろう。(何も知らないなら本当に救いようがない。)一度くらい観戦に行ったりしてもいいだろう。娘が何を頑張ってるかくらいは知ってた方がいい。実際会った時に「レース観たわ」とか言って会話を始められるだろう。

加えて、こういった場合に非常に頼りがいのある人物がデビュー後のシャカールには居る。無理やり活路をこじ開けることのプロのようなトレーナーを頼れば少しは絶望的とも言える復縁の活路も見つかると思ってしまう。(これはシャカ母が知り得ないので仕方ないとは思うが……。)

もし、ここで実際に会って拒絶されたら……。と思っているならそれこそ「シャカールに貴方は相応しくない。」と言わざるを得ない。

「まだ自分は何も頑張っていない」とは何とも的を得ている。
シャカ母も何か頑張ったらどうだろうか。


自分の意見という免罪符を用いて散々言ってきたが何も母が全面的に悪いとは私は思ってない。

そもそも親父は何をしてるんだ

本編での描写がこれといってない父への明言は避けたいのだが、育児はひとりでするもんじゃない。父にも責任は多大にあると私は思う。

※この項は筆者の妄想がかなり入るので注意だ。

そもそもシャカ父は数学者なのだから彼女の思想の根源に深く関わっている筈だ。
私はシャカさんの身近な人物で一番彼女を理解出来たのは彼だと思っている。

恐らく、シャカさんの父は「家庭に無関心」それに加え「私が分かるのなら君も分かるよね?」といういわゆるなタイプである。
自分の妻が普通の親子ひいては普通の家族であることを望んでいるのであればちょっとはそっちに寄るべきだと私は思う。

あと、シャカさんはお父さんにある程度のリスペクトを持っているように思える。
それが無関心が故の居心地の良さ、財力などの要素から来るかは知らないが一番彼女に近しい存在なのだから何か接してみたらどうだろうか。

長々と妄想を垂れ流した上で人を非難するのは私とて心苦しい。
よって本項はこの辺りで終わる。
皆さんはシャカさんの父についてどう思うだろうか。

友だちから学ぶ

非常にトゲのある対応を各方面にとるエアシャカールだが、割とウマ娘達に対しては柔らかく接している。
この項では彼女の友人たちがどのようにシャカールとの交友関係を築いたかを振り返りそれから復縁方法を探ろうと思う。

ファインモーション

今でこそシャカールの良き友人のファインモーションだが、彼女も初対面時には「関わるな」と明確にシャカールに拒絶されている。しかし、ファインモーションもまたそれに臆せず接した。(拒絶を彼女は新鮮なものに感じた)
彼女から見たシャカールは思考と言葉そして体の全てがロジカルかどうかという価値観の元で統一されており洗練されていた。
なので、初対面時の拒絶もファインのことをシャカールなりに気遣ったものだとファインは理解しておりそんなシャカールに対して気をあ許しており自然体で接している。

前半部はトレーナーの項でしつこい程述べたので今更触れないが特筆すべき点は自然体で接しているということである。これは非常に大切なことで、シャカールと一緒に過ごすためには必要不可欠なものだろう。

シャカールは賢く洞察力も他の人よりも優れている。よって不自然な行動は彼女には筒抜けでありむしろそれは彼女からの警戒を生むのだ。

彼女と深く関わっていくのであればなるべく自分の手の内は隠さないでおきたい。

アグネスタキオン

シャカールと反対のロジックを持っている秀才。タキオンはシャカールをかなり気に入っているがシャカールは彼女を少し煙たがってる。
正直、異質な存在なのであまり語ることはない。天才は理解出来ないものだ。
(この2人はトレーナーの在り方が少し似てる)

メイショウドトウ

シャカールのルームメイト。
いくらドジを踏んで落ち込んでも前を向いて努力をするドトウをシャカールは評価していて対応はかなり柔らかめ。彼女とのやり取りでは、シャカールの人のよさが出る。
反面教師なのかもしれないが、あれだけの環境下でシャカールが優しい性格になったのはかなり奇跡に近い。
彼女からはひた向きさやシャカールを気遣う心を是非学びたい。

マンハッタンカフェ

シャカールとはコーヒーを淹れて飲ませるような間柄。飲食物に頓着がないシャカールにしては結構珍しい。恐らく、物静かなで落ち着いた性格とカフェがよくいる部屋が静かなのがシャカール的には居心地がいいのだろう。
彼女からはなにもしなくても大丈夫なんだということを学びたい。

シャカールに非はないのか

幼少期の経験から考えれば彼女の対応も仕方ないと思う。
なので、私は彼女に非は特にないと思うが皆さんはどうだろうか。

強いて言えば、母はそういう人間だと割り切り表面上で関係を取り繕うことは出来る。
(正しさを求める彼女がそれをするとは思えないしする必要はない)

まとめ

ここで私は、本記事のタイトルを改める。
本記事のタイトルは『エアシャカールが両親と復縁するにはどうするべきか』であるが、ここまで読んだ皆様もこれが適当ではないことが分かるだろう

そして、私が真のタイトルとして掲示するのは以下の通りである。

エアシャカールの両親はどうすれば娘と復縁することが出来るか

で、ある。
これを踏まえ簡潔にシャカさんの両親が娘と復縁するためのステップを振り返ろう。

・エアシャカールのウマ娘としての在り方を知ろうとする
・彼女の拒絶に対して向き合う
・臆せず本人と再び再会し謝罪と自身の気持ちを伝える

主に言えばこの3つだろう。これに加え、彼女に自分と復縁するメリットを提示することが出来ればなおいいだろう。(難しい)

これが現時点での筆者なりの彼女との接し方の解である。

この論はまだ不完全なものが多い。
私は両親と復縁した経験もなければ絶縁したこともない。

もしよろしければ読者の皆さんの意見を聞かせてほしい。
コメントやX、色々な媒体での皆さんのリアクションを期待している。
匿名性が欲しい場合は筆者がやってるマシュマロなども活用して欲しい。

最後に

シャカールと深く関わる楽曲All Eyes On Meのバカルディがつけた歌詞和訳と共にお別れとする。
※記事内には書かなかった余談が最後についています。よろしければご覧ください。

これはあくまでウマ娘の記事なので楽曲については詳しくは調べて欲しいのですが、この曲は全編において人に裏切られた苦しみやナーバスな気持ちが綴られている曲で何かとエアシャカールを思わせるようなものがあります。

また、歌詞の和訳は2pacの歌唱の一部分のみです。(全部は流石に無理)

Big Syke, Nook, Paint, Beugard, Big Surge (yeah)
おい Big Syke 、Nook、Paint、Bogort、BIG  Serge

Y’all know how this shit go (you know)
オレたちがどこに行こうとしてるかみんな知ってる(お前もわかってんだろ?)

All eyes on me
みんなが俺を見てる

Motherfuckin’ O.G
マザーファッキンOG
※OG 偉大な先駆者的な意味

Roll up in the club and shit, is that right
クラブに乗り込んで派手に暴れる、だろ?

All eyez on me
みんなが俺を見てる
All eyez on me
みんなが俺を見てる
But you know what?
だがよ、お前は分かるか?

I bet you got it twisted you don’t know who to trust
お前は騙され誰のことも信じられなくなってんだろうよ
So many playa hatin’ niggas tryin’ to sound like us
だから、多くの卑怯者共は俺らの真似ばっかしてる
Say they ready for the funk, but I don’t think they knowin’
アイツらはファンクの準備が出来てるとほざくが俺はそうは思わねぇ
Straight to the depths of hell is where those cowards goin’
奴ら臆病者が辿り着くのは地獄の底しかねぇからな
Well are you still down Nigga,
まだダンマリってか? Nigga
holla when you see me
俺を見たらサツに言えよ
And let these devils be sorry for the day they finally freed me
そんで、俺を釈放したのをあの悪魔(司法)に後悔させてやる
I got a caravan of niggas every time we ride
Niggasの乗っけたミニバンで襲撃する
Hittin’ motherfuckers up when we pass by
車で通りすぎ様にMF共を銃撃してやる
Until I die; live the life of a boss playa
俺は死ぬまで大物としての生き様を見せる
‘Cause even when I’m high, fuck with me and get crossed later
気分がノッてる時に狙われようが絶対にやり返す

The futures in my eyes, cause all I want is cash and thangs
俺はいつも先を見る、俺に必要なのは金だ
A five-double-oh Benz flauntin’ flashy rings, uh
そんで、ベンツとゴージャスでイカした指輪
Bitches pursue me like a dream
安い奴らは俺を夢中で追いかける
Been know to disappear before your eyes just like a dope fiend
俺を追いかけるアイツらの目つきは薬中のソレだ
It seems, my main thing was to be major paid
俺は大金持ちになりたい
The game sharper than a motherfuckin’ razor blade
このゲームはMFなカミソリの刃よりだいぶ尖ってら
Say money bring bitches, bitches bring lies
金は奴らを呼びせる、でも奴らは嘘をつく
One nigga’s gettin’ jealous, and motherfuckers die
Niggasは嫉妬して、MFは殺された
Depend on me like the first and fifteenth
合衆国憲法みてぇに俺を頼るんだな
They might hold me for a second, but these punks won’t get me
サツにパクられても俺は俺の信念は曲げねぇ
We got four niggas, in low riders, and ski masks
奴らは俺を狙ってる
Screamin’ “thug life” every time they pass
そんで、奴らは俺を取り逃がすたびに『Thug  Life』と叫ぶ
All eyes on me
みんな俺に首ったけ
※thug life
信念のあるかっこいい生き方

Live the life of a thug nigga, until the day I die
死ぬ時まで俺はThug Lifeをやめる気はねぇ
Live the life of a boss playa (All eyez on me), ’cause even gettin’ high
ノッてる時でも俺がボスだって周りに見せつけろ(俺にみんなが注目してるからだ)
All eyez on me
みんなが俺を見てる
Live the life of a thug nigga, until the day I die
死ぬ時まで俺はThug Lifeをやめる気はねぇ
Live the life of a boss playa (All eyez on me), ’cause even gettin’ high
ノッてる時でも俺がボスだって周りに見せつけろ(俺にみんなが注目してるからだ)
All eyez on me
みんなが俺を見てる

余談① エアシャカールと2pac

音楽ライター草野虹氏の書いた記事であるこの記事が非常に面白い。
音楽的知識の解説が少し乏しい(音楽好き向けに書いてるからね。)がシャカールのシナリオの小ネタ解説として非常に面白いので合わせて読むのをお勧めする。

余談②  トレシャカへの複雑な思い

恋愛的な要素を孕んだトレシャカには個人的に複雑な思いがある。心の内に秘めているが、私は各種シャカさん創作を見た際に、シャカさんはそんなことしないよね」という感想をちょくちょく抱く。(自分も解釈違いの創作してるのにね。おかしいね。)
何故、私がこのように思うのかと言えばトレシャカの仲は長年の時を経て信頼が生まれそれが変異的に愛などに変わると思っていると勝手に思っているからだ。
端的に言えば在学中に甘々なのは違うと私は思っている。それだけである。
(これは筆者が引退後設定のウマ娘の創作が好きという要素もあると思う。)

余談③ 子供が出来ても復縁は出来ない

この論において、よく「シャカさんも育児をすれば母の気持ちがわかる」という論調が存在する。しかし、これに関して私は否定的である。

まず、シャカさんがロジカルじゃない不確定要素の多い子供を設けるかという点。しかし、これを言っては議論は根本から挫けるので今回は無視をする。(こういった場合はそれに対する理由があるといいと思う。)

そして、そもそもシャカさんがわざわざ選んだパートナーと心遣いも出来る心優しいインテリのシャカさんがシャカさんの実家のような家庭は築かないだろう。という点だ。
体験しようのないものは共感し得ないと私は思う。

また、子供を理解出来なくともシャカさんはそれを放っておかないし無関心になることはない。それに加え、シャカさんのパートナーは絶対にそんなことはさせないだろう。

以上から私は子供出来た位でシャカさんが「親と復縁しよーと思ってンだ。」とは言わないと思っている。なので今回の論から上記の割とメジャーな論調は除外した。

余談④ シャカさんはファンを大切にする

シャカさんはファンに塩いほうがいい。これはよく言われるが私はそうは思わない。
自分に対して好意的な人には好意的に接して欲しいしファンサはしっかりして欲しい。
握手会では来た人の顔などをしっかりと覚えていて欲しい。それとして表面的には塩いほうがいい。あれ?結局塩いほうがいいって結論になってる。
全く世界は不思議なものだ。これは明らかに計算不能である。


長く稚拙な文章を最後まで読んでくださってありがとうございます。

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