真夜中のスープ作り
夜勤明けで一度寝て起きたこの時間、どうしてもお腹が空くうえに一日中寝ていた事による罪悪感が心の中に水たまりのように溜まっていきます
そんな時はスープを作ります
冷蔵庫の中にある野菜を適当な形にザクザクと、
大切なのはリズム感。
リズムを気にしているうちになんだか楽しくなってきます。
玉ねぎもにんじんもじゃがいももキャベツも
ひたすらザクザク、ザクザクと、
お肉は冷凍して小分けにしていたひき肉。
ひき肉なら切る工程が要らないのでオススメです。
大きな鍋にオリーブオイルとにんにくと鷹の爪を入れ野菜を炒めます。お水を入れひたすらコトコトと、コトコトと待っている間はワインを飲みつつお気に入りの曲をかけつつ待ちます。
キッチンの灯りをぼんやりと眺めつつ。
カットトマトとイタリアンハーブとコンソメを入れて味を整えたら完成。
いつの間にか出来ていたスープ。
明日の朝に食べようかな、
ご飯がいいかな?
パンがいいかな?
明日のために何か一つ残すことが出来た。とちょっとだけ心の中の罪悪感が減り、水たまりの中に青空がのぞいたような気持ちになるのです。
そこまで難しい工程は行わず、ひたすら切る時の音と煮込んでいる間を楽しみつつ、今日も夜が更けていくのでした。