となりの雑談FC 個人的第2章を試す②
私のこと。
41歳既婚。現在は専業主婦。関東の片隅で夫と1歳3歳の子供の4人暮らし。
生い立ち
出身は遠方(飛行機が必要な距離)父母姉の4人家族。高校時代に突然の病気で父が他界。超短気で虐待をしてきた母は存命も現在闘病中。姉とは基本良好(だがこれを書いてる時点では姉妹連絡取らず。それは追って)
父が突然死んでしまったので進学を諦め、高校卒業した翌月から就職。時はまだ就職超氷河期世代。高卒のガキに何が出来るの?と先輩にいじめられながら、6年間販売業、週1休みで必死に働き、店長、バイヤーに昇進
遠距離恋愛をしていた現在の夫の地元に行く形で退職。23歳で同棲。24歳で結婚。不妊治療10年を経て2人の子供を出産
こんな感じ。
いわゆるアダルトチルドレン。の認識はありましたが、自分の子供が産まれるまでは、そこまで苦しさを感じていませんでした。
私の結婚前。姉はすでに家を出ていて、私は実家で母と二人暮らし。支配下にあると、支配する側とされる側になり、支配される側はそこに何とか適応しようとするので(そうしないと生きていけないから)自分は困っている。という実感が無かったんですよね。
パチンコで散財してきただけの母親に生活費を渡すことも、父が死んでるんだから当然だ。に適応してしまう。ただ亡くなった父も、仕事は長続きせずお酒にたばこ。ある日倒れてぽっくり。だったのですが、そうなってもおかしくない生活習慣ではありました。
サクちゃんは一人暮らしをすることで、父親から逃れたかった。と話していますが、私の場合【母親から逃れたい】を自認するもっと手前で諦めて、自分の意思を再構築していたと、今は思っています。
どういうことかと言うと、小学校4年生位でぼんやり「まぁ私は大人になれば、飛行機に乗ってこの地元から離れて生活することになり、そこで結婚する事は何となく決まっている」そう本気で思っていました。
そうしたい。とか、それが夢。じゃないんです。
でも、そう思わされている。ともちょっと違う。そうなる事がとりあえず決まっている。という感覚。
これを因数分解しますと、殴ってくる母親から逃れたい→意思。しかしまだ小学生の私はここからは逃れられない→現実。最初は逃れたいという意思があったが、毎日繰り返される現実で、その意思は無くなり、そして最初から無かったという認識に変わってしまった。だって願っても願っても日々は変わらないから。でも逃れたい。という心の底からの要求は変わらないから、いつかこの場所から離れて暮らすことは決まっている。それは大人になれば。つまり時間が経てば、おのずとそうなる→願い。と今は解釈しています。さすがにその願いは持たないと、それこそもたなかった。
恋愛依存体質は無かった(クリスマス一人とか別に。)の私でしたが、こうして地元から離れた夫となる人に出会い結婚したことは、ほらやっぱり。と思っていました。こう書くとそれでこの人と結婚したみたいに見えますが、6年近くの恋愛結婚で、仮に結婚しなかったとしても、どこかの年齢では地元から脱出していただろう。それは今でも思います。
母親は私を支配していたので、家を出る時には猛反対された事を覚えています。ちゃんと挨拶はしたので駆け落ちでは無いですが、最初は数年経てばどうせ別れてあんたは戻ってくるだろう。と電話口で何度も言われていました。1年2年と時間を重ね、現在18年。支配や洗脳はどんなにかけても、心の底に眠る意思、希望、要求を殺す事は出来ない。自分で自分のハンドルを握ることを諦めなければ、自分の車は運転できる。
いやもっと細かく。
ハンドルを一旦奪われて諦めさるを得ない状態に陥って、運転して良いという意思を強奪されても、何度拭いても消えない水垢みたいに、昨日掃除したのにまた出てくるほこりみたいに(多分ここで世の中的には、抜いても生えてくる雑草を使うはず。でもそんな美しい例えは私には当てはまらない。水垢。ほこり。しっくり)
とにかくそれは絶対自分以外の誰かに本質的に奪う事は出来ない。と思います。ハンドルから手が離れ、見失う時間はある。時には何年単位で。でも意思は本質的には死なないんじゃないか。その意思とプール理論のお水が私には一緒の感覚でした。
今日はここまで
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