昭和のOL 冬の寒さを思い出す
台北でも今夜は冷えています。現在の天気は雨、気温は摂氏9℃です。明け方には、6℃まで下がるそうです。地球温暖化を言われるまえの冬はどのくらい寒かったか思い出しました。
昭和の事務所、室温は何度設定?
昭和の事務所は、だるまストーブで暖を取っていました・・・・というのは嘘で、昭和61年に入社した会社の事務所には、エアコンが入っていました。古い雑居ビルでしたが、冷暖房はきちんと対策していました。冬の室温は20℃くらいでした。女子社員は、制服のブラウスにベスト、セミタイトスカートに自前のカーディガン姿でも、寒く感じない室温でした。ときどき、ひざ掛けを使っている女子社員もいました。男性社員も室内では、ジャケットを脱いでいたので、室温は20℃以上あったのだと思います。
OLの防寒ファッション
OLは、社内では、制服に着替えるので、冬でもスカートで出社する方が多かったですね。風が冷たく、雪が降りそうな季節でもスカート姿で通勤するのは、とてもつらいことでした。パンツで通勤することも可能ですが、ストッキングにパンツを組み合わせると静電気がおきて不快だったことと、ストッキングなしでパンツを穿くと着替える時間分早く出社する必要があり、めんどくさくて真冬でもストッキングとスカートでした。
結局寒さに負けて、タイツで出勤したら、先輩から注意を受けてしまいました。会社の制服に厚地のタイツはカッコ悪いそうです。
バブルの頃は、OLでもミンクのショートコートを着て出勤する方もいました。令和では、毛皮は、管理費や維持費がかかるし、動物愛護に反するという意見から着る人も少なくなりました。フェイクファーは取り扱いが簡単なうえ、デザインも豊富で、便利です。私は、フェイクファーのコートで十分楽しめます。
自宅では・・・・
我が家の自宅での、メインの暖房器具は、灯油のストーブと炬燵でした。畳の部屋は、炬燵、洋間は灯油のストーブを使っていました。1月2月は炬燵のある和室では、吐く息が白いこともありました。室内なのに、気温は10℃くらいっだのです。風通しのよい日本家屋では、よくあることです。ちなみに姑宅は令和の今でも、居間以外の部屋では、吐く息が白くなります。(だから訪問するのがいやなんです。)
台湾生活が長くなると、朝に霜が降りるという現象も、ずいぶん見ていません。寒くてつらい、冬の朝でしたが、少しだけ懐かしく思うこともあります。
台湾は中途半端に寒いのだ
台湾は南国だと思っている方も多いと思います。ですが、冬はそれなりに寒くなります。しかも、エアコンに暖房機能が付いてない場合が多々あります。オフィスではエアコンに暖房機能はありません。働いている人は、ダウンジャケットを着て、仕事をしています。先日、所要で訪問した区役所でも、職員さんはみなダウンジャケット姿でした。新型コロナの影響もあり、エントランスも窓も全開で働いていました。
台湾は中途半端に寒いので、ダウンジャケットを着ているのに、足元は素足にサンダルという方をよく見かけます。寒いからダウンジャケットを着るということらしいですが、靴下を履くだけで体全体の血流がよくなることも知ってほしいです。冷たい雨の日に、素足にサンダル姿は、見る方も、寒くなります。
台北でも、今夜は10℃以下まで、気温が下がります。皆さん、暖かくしてお休みください。
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