9月になったら夏は終わります。(昭和の季節感)
私は昭和の終わり頃に、営業事務として商社で働いていました。そのころの仕事術で昭和と令和との違いを書いています。
本日から9月です。9月は秋となっていますが、毎日最高気温が35℃を超えています。日本も台湾もまだまだ、暑い季節が続きます。
昭和の事務員は、夏の間は、毎日「麦茶」を作ります。女性社員が交代でお湯を沸かして、麦茶のパックを入れ、流水で冷やします。雑居ビルの給湯室で、毎日「おおやかん」で麦茶を作るなんて、大変迷惑だったと思います。ですが、私が勤めていた会社はそのフロアーで一番古株の会社なので、他社の女子社員からクレームはありませんでした。
「他社のみなさん 給湯室では迷惑をかけてすいませんでした。」
9月になるとこの麦茶作りがなくなるので、少し仕事が楽になります。
他にも、9月になると、社内に活けてある「花」が秋の花に変わったり、社名入りカレンダー作成会社の営業マンが来たりと、季節の移り変わりが感じられます。
夏には「暑気払い」と称した「宴会」があり、「ビアガーデン」に行く企業もありました。「お酒を飲んで暑さを吹き飛ばせ」という意味のわからない宴会でした。
10月になると、稲刈りで会社を休む人がいます。、稲刈りで会社を休むと聞くと秋を感じます。現在では、多くの会社で正社員でも副業が認められていますが、昭和のころは、お寺の住職と農家だけは、副業としてOKの職場がたくさんありました。しかも休む理由も「田植え」、「稲刈り」で認められていました。
台湾でも、中秋節は「バーベキュー」をしたり、月餅やメッセージを送りあったりします。気温は10月の終わりまで30℃超えなので、イベントがないと季節感がありません。私は、今週末は炎天下バーベキューの予定です。
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