見出し画像

私は昭和の終わり頃に、営業事務として商社で働いていました。そのころの仕事術で昭和と令和との違いを書いています。

私が昭和61年に新卒として就職したときは、手書きの履歴書で応募しました。履歴書は、コクヨ製を使っていました。専門学校の先生から、お勧めの履歴書がコクヨ製でした。

手書きの履歴書は25年以上書いてません

私は30歳前から、履歴書はパソコンで作成していました。ワープロソフトで入力して、印刷していました。自宅のプリンターがA4サイズまでしか対応していなかったので、A4サイズで2ページ印刷して、A3サイズの用紙にコピーして使っていました。

一度、パソコンで作成すると、修正も簡単ですし、何枚でも印刷できます。私は、始めてパソコンで履歴書を作成した時、あまりの便利さに、コクヨの履歴書用紙を全部捨ててしまいました。手書きの履歴書には2度と戻らないと決めました。その後、パソコン作成の履歴書で困ったことはありません。

手書き履歴書じゃなくてもよい

新卒で就職活動するとき(昭和61年当時)は、手書きの履歴書を使いました。何枚も履歴書を書いて、もうこれ以上は書けないというところまで書きました。それでも書いた履歴書は10枚程です。履歴書を10枚書いて飽きてしまいました。(飽き性なんです すいません)

履歴書を書くのがイヤで、転職活動も考えていませんでしたが、新卒の会社を8年余りで退職した後は、就職活動を行いました。でもパソコンもプリンターも自宅にあったので、履歴書作成はスムーズに行えました。

20年以上前の就職活動では、手書きの履歴書を送るように指図されたこともあります。そういう会社は、辞退させていただきました。パソコン作成の履歴書で応募できる会社は、その頃でもたくさんありました。

現在は、履歴書+職務経歴書

アメリカでの就職活動でも、履歴書への意識が変わりました。タイプライターを使っていた国では、手書きの履歴書(Resume、CV)で就職活動なんて存在しません。手書きなんてサインくらいのもんです。

現在では、履歴書と職務経歴書をセットで応募する場合が多いですね。仕事内容や、参加してきたプロジェクトなどを記載した職務経歴書は数ページにわたります。手書きで作成できる代物ではありません。

つまり、手書きの履歴書、職務経歴書は必要ないということです。

・・・・最近は、ウェブサイトで人材募集を行っている会社がほとんどです。応募、メールに履歴書のファイルを添付する形で送っています。パソコンで作成し、PDFファイルに変換、メールにファイルを添付するという作業をこなせない人は応募する資格がありません。

平成の終わりごろ、私が、担当したアルバイトの募集に、手書きの履歴書を写メして、添付ファイルとして送ってきた若者がいました。その若者は、大学生で、20歳を超えていました。大学で何を学んでいるんだろうと本気で心配になってきました。

いいなと思ったら応援しよう!

どんぶり子です。2021年12月末まで台北に住んでいました。現在は東京で派遣社員として働いています。
サポートしていただけたら、とっても嬉しいです。昭和の文化をとことん、語ってみたいと思います。昭和のOL仕事についてお知りになりたいことがあれば、コメント下さい。noteでお答えいたします。