煙が目に染みる。(吸い殻の後片付け)
今は亡き昭和の仕事術を記録しています。思い出も書いてあります。
今ではずっと少なくなってきた喫煙者ですが、昭和の時代では男性はタバコを吸っている人がとても多かったと思います。
吸い殻の後片付け 灰皿もきれいに
・吸い殻は給湯室の専用のゴミ容器に捨てる
・灰皿は、たわしで洗って雑巾でふく。
私が、商社の営業事務で働いていた時も女子事務員は、交代で灰皿の吸い殻を捨て、灰皿を洗っていました。吸い殻の処理は、朝の仕事でしたが、ヘビースモーカーと言われる営業マンからは、日中でもたびたび吸い殻を捨てるように言われていたと思います。
事務所内での喫煙はもちろんOKでした。パソコンを使って仕事をしていないので、喫煙が可能だったと思います。商談に来たお客様ももちろん喫煙者が多かったので、会議室は、ガラスの立派な灰皿がありました。凶器になりそうな灰皿だったと思います。長時間の会議後は、灰皿い山盛りになった吸い殻を捨てていました。「こんなにタバコ吸っていたら、話し合いなんてできないだろうな」と思いながら灰皿を洗っていました。
営業の男子社員は、残業することもあり、事務員より遅く帰宅します。
ある日、たまたま私が仕事で事務所で一人で残りました。帰り支度をして営業の男性のデスクを見ると、灰皿から煙がすぅーっと上がっています。タバコの消し方が、吸い殻が燃えていました。私は、びっくりして、ポットに残っていたお湯をかけてなんとか消しました。デスクの上の書類を濡らさないように注意してお湯をかけたので、緊張で泣きそうでした。煙探知機が作動しないか、しばらく事務所に残って、管理人室に事の顛末を報告し帰宅となりました。
翌日、上司に報告し、煙の原因の営業さんに注意があったと思います。その後、その営業さんは、帰宅するときに何度も灰皿を確認するようになりました。一度、事務所を出て、しばらくしてから灰皿の確認のために戻ってきたこともあります。どうもトラウマになったようです。
現在、台湾暮らしです。台湾では、建物内での喫煙は禁止ですので上記のようなことはありません。タバコの火が気になるなら「禁煙」するべきだと思います。
サポートしていただけたら、とっても嬉しいです。昭和の文化をとことん、語ってみたいと思います。昭和のOL仕事についてお知りになりたいことがあれば、コメント下さい。noteでお答えいたします。