マルチタスク 昭和 平成 令和
私は昭和の終わり頃に、営業事務として商社で働いていました。そのころの仕事術で昭和と令和との違いを書いています。
事務仕事はマルチタスクが必須です。昭和、平成、令和のマルチタスクにつてい考えてみました。
昭和のマルチタスク
電話対応
メモ書き
来客対応
電卓打ち
調べもの(リサーチ)
上記の仕事を組み合わせてマルチタスクになっていました。
例)電話対応しながら、電卓で計算する。
上司から、指示を受けながら発注書書き。
売り上げをPCに入力途中に来客対応
基本は聞いて、書いて、入力してという作業を流れで行っていました。
私は、普通のことだと思っていましたが、夫に話すと「そんな雑な仕事でいいのか?」と不思議がられました。
そういえば、同じ会社の男子社員は、来客が来た時の最初の対応はやりませんし、電話もよほどのことがなければ、自分宛以外の電話には出ません。発注書も自分では書かないし、電話で話しているときは、電話に集中、電卓での計算作業も集中して他のことに気をとらえることはありません。男性が仕事に集中できるように、女子社員が気を使っていたのです。
平成のマルチタスク
電話対応
パソコンでのデータ入力
来客対応
お茶の用意
インターネットでのデータ調べ物
電話対応しながら、インターネットで発注
パソコン作業中に、来客対応
令和のマルチタスク
パソコン作業
来客対応
たまに電話対応
ミーティング
パソコン作業(ワープロや表計算使いながらメール対応)
ミーティング中は、会話しながら、議事録作成(紙にかかずにPCに直接入力)
マルチタスクもずいぶん変わってきましたね。問い合わせや発注はメールがメインになりました。来客もセキュリティが強化され、飛び込みの営業ができなくなっています。PCを使った業務はマルチタスクになりました。文書作成もインターネットでリサーチしながら入力しています。かつて一つの仕事しかできなかった方たちは、どうなっているでしょうか。・・・・もう仕事は引退しているので関係ないですね。