私は昭和の終わり頃に、営業事務として商社で働いていました。そのころの仕事術で昭和と令和との違いを書いています。
昭和のころからの愛読書について書かせてください。私は、高校生のころから「池波正太郎」の時代劇小説が大好きでした。高校生のころは「仕掛け人梅安」、高校を卒業したあとは、「剣客商売」を全巻読みました。営業事務の仕事を始めたころも、仕事は大変だし、夜はよく眠れないし、血圧は上がるし、とてもしんどい日々でした。ですが、「剣客商売」を読むと少しだけ心が楽になりました。剣の修行の厳しさも半端ではありません。自分で選んだ道はやり通している主人公がとてもカッコよく思えました。自分で選んだ仕事だし、もう少しやってみようと自分に言い聞かせながら7年働きました。
その後は、「鬼平犯科帳」の全巻読破に挑戦しましたが、これは作者がお亡くなりなったことで話の途中で終わっています。
昭和のOLらしい、愛読書をもうひとつ紹介します。「三毛猫ホームズ」でおなじみの赤川次郎の小説も好きで読んでいました。特に、日経流通新聞で連載していた小説が好きでした。タイトルも忘れてしまいましたが、会社で買っている日経流通新聞を昼休みに必ず読んでいました。
赤川次郎の小説は、昔ほどは売れていません。内容は軽くて安心して読める若者向け小説は、現在のライトノベルに繋がりますね。
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