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私は昭和の終わり頃に、営業事務として商社で働いていました。そのころの仕事術で昭和と令和との違いを書いています。昭和のと令和のライフスタイルの違いも書いています。

預金の使い道

昭和のOLは、しっかり預金していました。自宅から通勤しているOLばかりでしたので、生活費で給与がなくなることはありませんでした。結婚資金を貯めるのは、もちろんですが、自分のために大金を使っていました。どんなことに預金を使ったか思い出してみます。

真珠やダイヤモンドのアクセサリー 貴金属

真珠のネックレスは、成人女性なら一つは持っているのが常識でした。冠婚葬祭で「真珠のネックレス」は必須のアクセサリーです。ダイヤモンドは、いつもの時代も、女性の憧れです。ジュエリーショップもたくさんありましたね。

毛皮のコート

これもバブルの置き土産です。ミンクのコートがちょっと無理すれば手に入りました。若いOLさんは、ミンクのショートコートを買っていました。私が勤めていた商社の先輩OLも、冬にミンクのショートコートを来て出勤していました。地球温暖化の現在では、考えられないことです。

ハワイ旅行

LCCもない時代です。海外旅行は、ツアーでも10万円、20万円とかけて行っていました。ハワイに一週間行って、20万円が普通でした。日本交通公社とか近畿日本ツーリストで予約していました。

ブランドバック

ハワイなどの海外旅行で、免税品のブランドバックを購入していました。友人や親戚に頼まれて買って帰ったこともあります。今では、海外旅行するからと言って、ブランド品などの免税品購入を依頼する人も少なくなりました。私もめんどくさいので、2度と引き受けることはなりでしょう。

歯の矯正

これは私がOL時代に、一番お金を使ったことです。我が家系は、歯並びに少々問題があり、前歯が突出気味の女性がたくさんいます。昭和一桁生まれの両親は、歯並びはあまり気にしていませんでしたが、私は気になっていたので、自分のお金で矯正治療を受けることにしました。

友人からは、「歯の矯正をしてたら、結婚できないよ」と言われましたが、特に結婚したいとも思わなかったので、3年間の治療を行いました。

歯科医院の受付をしていた知人から、「八重歯を抜いて、差し歯を入れれば、お金も、治療期間も節約できるよ」とアドバイスをいただきましたが、普通の矯正治療にしました。実際、その知人は「八重歯抜歯、差し歯をいれる」治療後のお見合いで結婚に至っています。

パソコン

これもは、歯の矯正治療の次に大金を投じた物です。当時はパソコンとディスプレイで35万はしたと思います。それに、ソフトウェアもいくつか購入したので、40万円ちかくかかりました。これもOL仲間や、幼馴染からすると「変なもの」に大金を捨てたことになったみたいです。そのころ、自分でPCを購入して使い倒したことが、現在に繋がっています。

「NEC PC-9800シリーズよ ありがとう」


サポートしていただけたら、とっても嬉しいです。昭和の文化をとことん、語ってみたいと思います。昭和のOL仕事についてお知りになりたいことがあれば、コメント下さい。noteでお答えいたします。