私は昭和の終わり頃、営業事務として商社で働いていました。そのころの仕事術で昭和と令和との違いを書いています。

昭和の女性の仕事「事務職」、この職種として企業に採用されるにはどんなスキルがあると良いのでしょうか。

資格で重宝されるのが「簿記」です。2級があれば、自己紹介でアピールしてもいいですし、3級でも「貸借対照表」が読めるので重宝されます。

その次にチェックされる資格が「運転免許」です。地方だと通勤手段が「自家用車」しかない会社や工場がけっこうあります。これは男女ともに必要なスキルです。

「英語」は大学で「英文」を選考していた学生を中心で採用していたので、一般的ではありませんでした。

スキルではありませんが、学校の成績や、高校、大学、専門学校の教師の推薦は大変協力なサポートで、面接でよほどおかしなことをしなければ、「採用」となりました。

情報処理技術者認定試験は、プログラミン開発はソフトウェアハウスと言われる企業がプログラマー採用の目安にしていました。

ワープロ検定や表計算の資格は、昭和61年ころは、始まったばかりで、資格自体が知られていませんでした。

スキル以外ななにを重要視していたかというと「容姿」です。美人というよりは「感じの良い」女性が採用されていたと思います。

女子社員が、男性社員のお嫁さん候補だったことが重要だったと推察できます。「容姿」が、お嫁さん候補に向かない女性には苦難な時代でした。

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