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2022年良かったフィギュア5選
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はじめに
フィギュア趣味は置き場所との戦い。しかし年々値段と比例してクオリティの高いものが出るのでより悩ましくなる。そんなフィギュアの中で今年出たものの中でも個人的に特に良かったと思うものから5体をピックアップ。
一応基準を下記に記す
・発売が2022年内(再販含む)であること
・購入は2022年だが発売年が異なるものは除く
・発売が2022年であれば予約外購入も含める
・美少女フィギュアに限定
・出来の評価は主観
今年のフィギュア購入は24体。内上記を満たさないもの(見えにくいが下記画像の赤枠)が6体。
差し引き18体が今年の候補となる。
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その1
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通常版はストッキング仕様だったものがイベント特別版として生足とソックスになった一部リペイント・リデコ仕様品。この生足版が出ると予想していたので通常版購入を見送り予想が的中してくれた。予想の根拠は角度は異なるがアニメのエンディングのワンシーンのポーズをフィギュア化したものと思われ元シーンだと生足だった事、キューズQはイベントに際してそれまでに発売したフィギュアからピックアップしてリペイント・リデコ版を出す傾向にあったのを知っていた為だ。艦これフィギュアが多く出ていた時には改装版がこういった特別版として出ていた。
全体の出来はすっきりまとまっており制服フィギュアとしてもポイントが高い。マフラーは着脱可能なので他に飾るフィギュアとのバランスで変えると良いだろう。六花にしては太ももの盛りが足りないように見えるが全体の出来から考えれば些細な問題である。
その2
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今月最後にして今年最後のフィギュア。
繊細さと大胆さが共存した最後の大型刺客といった所感。髪の毛の造形がすさまじく様々な方向に流れていく髪の毛がイラストから見事に再現されている。髪の毛だけに限らないが細いパーツがあちこちにあるため細心の注意を払わないと破損の恐れがある。
標準で表情が2パターンあり、これは元々ゲーム内で差分表情としてあったものをフィギュアのオプションとしたもの。個人的にはウインク顔の方が気に入っているのでこちらに変えてある。
一目でわかるスタイルの良さというか肉感の良さも再現されており艤装の4枚羽のような飛行甲板は正面から見ると主張が強すぎず、背面から見ればその造形の細かさが伺えるようになっており様々な角度から見る事をお勧めしたい一品。
その3
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中国ボカロスターダストのフィギュア化。日本だとあまり馴染みがないキャラだが向こうでは結構な人気なのかフィギュア化自体は数回している。
造形精度に関しては日本の中堅メーカーと同程度といったところでやや大味感は否めない。さらにこのフィギュアに限っては致命的な欠点として球形の水晶に座らせる造形の関係上太ももの一部が抉られた造形になっている。正面から見た時に目立ちにくい位置ではあり、水晶がクリアなのでマグネットで乗せるように造形するのも難しかったのはわかるのだがもう少し頑張って欲しかったというのが正直なところだ。
このフィギュアの良いところはなんといっても色味の綺麗さ。本体の衣装もヴィネット台座も似た色で統一されていて夜空と星を上手くイメージしたものになっている。上記の接合部にさえ目を瞑れば太ももの肉感は良く出ており台座の派手さもあって飾り映えする一品。
その4
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展示イベント初音ミククロニクルでの等身大フィギュアをスケールフィギュアに落とし込んだもの。近年ではとても珍しい標準衣装フィギュア。プライズ品としてなら時折新しく出るミクさんだがスケールフィギュアで標準衣装に近いものだと10th以来。何かと衣装持ちのミクさんだが標準衣装で完成されたデザインなのがよくわかる。
F:NEXの特徴として1/7スケールにしてはやや大きめだがそれに見合った迫力がある。顔の出来がとにかく良く、頭部パーツに限っては髪の毛もかなりシャープに作られている。元々等身大からスケールフィギュアにしただけあって良く設計されているということなのだろう。
反面、近年どんどん細分化されているツインテール造形についてはやや大味だがこれは元イラストによるもの。
この先もミクさんのフィギュアはどんどん出てくるだろうが現在判明している企画段階でも標準衣装に近いものは1つだけ。次の更新までは標準衣装ミクさんフィギュアの決定版でいてくれるだろう。
その5
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今年の〆はなんといってもこれだろう。しかしながらこのフィギュアの発売自体は22年1月発売であり当時に年始初月にして今年一番かもしれないと言っていたのが本当にそのまま振り切ったというところ。
このフィギュアはとにかく造形美の集大成といったところ。オイゲンのフィギュア化はこれで3度目だが造形難易度の高さから実現しないと思っていた通常衣装というのも嬉しい点だが本体の支えを本体の体そのものではなく背中の艤装一点にしているのだから驚きだ。
艤装も非常に細かいところまで造形されていて見たままだとガンプラのように各部が動くんじゃないかという錯覚に陥る。勿論実際には可動は一切できない。
本体サイズはほぼ標準の1/7スケールだが艤装を含めた総合ボリュームは非常に多く空間も多量に食うがそれに見合った見栄えが約束された一品と言っていいだろう。
総評
今年はとにかくアルターが強かった。私自身は購入していないがシリアスもサプライズによって話題になり普段なら店頭でもある程度購入できる可能性があるところシリアスの時にはすぐに店頭在庫が枯れたらしい。今回の5選には入らなかったもののセントルイスも購入報告が多く挙がっていたように思う。反面、今年に2つも買ったがどちらも5選には入らなかったのが渋スク。デコマスからの乖離はフィギュアの常だがTwitter上でデコマスではシャドー処理していたものが製品版では成型色のみになっていた事が話題になったりしていた。決して出来が悪いというわけではないのだが高価格・高品質を謳うメーカーだけにこういった目立つヶ所の妥協は批判の的になりやすく相対的にコスパが悪く感じる部分があるのは否めない。価格に関しては今年のインフレに全部持って行かれた感もあるのだが。
既に置き場所も限界になっており来年の予定も現時点で15体と段々縮小する段階に入っている。それだけに厳選されたものが追加される事になるだろうから楽しみだ。