ボカロ紹介 20230920
まだ暑さが続きますが、着実に秋が迫ってきています。
9/20の天気。
太平洋高気圧の勢力がやや後退し、東シナ海から日本海に秋雨前線がのびてきます。
全国的に雲の多いスッキリしない空で、雨の降る所もある見込みです。西日本や東日本では厳しい残暑が続きます。引き続き熱中症対策が必要です。
進捗状況の記事を書きました。
9/19のボカロ紹介と日記はこちら。
＜空の日＞
9/20は、「空の日」。
1911年9月20日に、山田猪三郎（やまだ・いさぶろう）氏が開発した
山田式飛行船
が、約1時間の東京上空滞空飛行に成功したことにちなんで、当初は航空の日の名称で記念日に制定されておりました。
後に運輸省(現：国土交通省)航空局が
空の日
として改称したのと同時に、9月20日～30日を
空の旬間
と制定しております。
「山田式飛行船」は
複数のガス袋と重心の制御によって安定性を確保する設計
が特徴で、同年9月8日には初飛行実験に成功しており、長時間飛行も可能なことを証明するかたちとなりました。
また同技術によって以後の日本の飛行船技術が飛躍的に発展していくこととなり、山田猪三郎氏自身も以後数々の改良機を開発し
日本航空界の先覚者
と称されております。
例年9月20日前後の週には、各空港にて
スカイフェスタ
などの大規模イベントが行われる他、普段あまり見ることが出来ない
空港施設見学
管制塔見学
航空教室
など、様々な企画が行われております。
＜お絵かきAI＞
青空を見上げるミクさん・リンちゃんを描いてもらいました。
プロンプトは、ChatGPTの助言も入れて、「晴れた青空」「空を見上げる」「そよぐ髪」「静かで幸せな表情」としています。
服装指定はなし。ネガティブ・プロンプトは追加していません。
＜ボカロ曲紹介＞
【初音ミク】碧空【オリジナル曲】
ニコ動版：2012/10/18、YouTube版：2013/10/7
曲：shimehebi（松永あさり）さん、動画：古都睦さん
もう少し ふわり 歩いてゆけば
どんな花が 咲くのでしょうか
地平線 ひかり 七色魅せて
今日の日の 終わりを告げてゆく
夏の空 ふわり 巡り巡る
ほのかに香る 煙みたいに
ゆらゆらり じわり 霞んで映る
あの夏の 小さなわたしたち
夏の終わりに、じっと聴き入りたい隠れた名曲。青空を歌ったボカロ曲はいくつもありますが、特に大好きな作品です。後にも先にも、空をテーマにした作品でこれほど胸を打つものは、ほとんどないでしょう。
shimehebi（松永あさり）さんは、2012年から投稿を続けているボカロP。もともとピアノ奏者なのですね。当初は重音テトを使用しており、初音ミクを初めて用いたこの「碧空」（へきくう）が代表作となりました。2017年以後も、年1～2作あるかどうかの寡作ながら、心に響く作品を発表し続けています。どの作品も素敵ですけど、「碧空」の他だと個人的には「蛍火」「ナナイロンド」など、ぐっと来るから好き。
（参考）
【MIKU】蛍火【オリジナル曲】
ニコ動版：2016/8/18、YouTube版：2016/9/1
曲：松永あさり（shimehebi）さん、動画：古都睦さん
ぼんやり浮かぶ いのちの灯
いまこの瞬間だけ 美しくあれ
揺らいだ翠 消えゆくまえに
あなたの瞳に 映りますように
「ナナイロンド」feat.初音ミク
2022/11/24 曲：chime（shimehebi）さん ※現時点での最新作
歩きだせば、ゆける。
手をのばせば、とどく。
ちょっとばかり格好悪くたっていい。
今日よりも明日もっとすきになればいい。
ちょっとずつ確かに解き明かす未知
きっと進んだ先に拡がるだろう。
キミが掛けるナナイロの
虹を駆けるキミがいる。
今週もやることが一杯あるぞ、と。