ANKER Soundcore3 ~ 白LED点滅はモノラルモード
事件は起こった
先日、Soundcore3 の接続元を変えながら AudiiSion SP の試聴をしていたところ、「突然効果がなくなる」という現象に出くわしました。
さっきはまではちゃんと動いていたはずなのに・・。
Party Cast モード
あとで試したところ、通常再生しても(ほぼ?)モノラルであることが判明!?
Soundcore3 は、Party Cast モードという、100台まで同時接続できる機能があります。他社も、パーティーなんとかで同機能が搭載されています。
マニュアル等見てもどこにも書いていないのですが、このモードでは(使用シーンを鑑みて?)モノラル再生になるよう!
そして Party Cast モード に入るには、「BT ボタン2秒長押し」。
そう、一般的には 「BT ボタンの長押しはペアリング」な場合が多いと思うのですが、ANKER は「ペアリングは BT ボタン1回押し」なのです!
つまり、ついペアリングのつもりで長押しするとモノラル再生になってしまうというトラップ!
しかも、電源を入れ直してもこのモード設定は保持されます。
いったん Party Cast モード に入ると、気付かない限りずっとモノラルスピーカーとして動作するのです!
「Soundcore3はモノラル」と言う書き込みを見たことがあるのですが、私と同じく長押ししてしまったのでしょうね・・。
見分け方は実は簡単、BT ボタン横の LED が
青点灯:通常モード(ステレオ)
白点滅:Party Cast モード (モノラル)
です。
両モードの切替えも「BT ボタン2秒長押し」です。
再生中でも切り替え可能なので、切り替えて聞き比べてみてください。
サウンドの設定
これは Windows でのどのサウンドデバイスも共通ですが、詳細設定にデフォルトのエフェクトが掛かっていることがあります。
これらは、信号処理系の試聴時は弊害が出ることが多いので、オフにしましょう!
何を試しているのか分からなくなります。
通常の再生時も音質的にあまり良くない効果の場合も多いので、自分で聴き比べてみることをオススメします。
Apple 以外の パソコンメーカーは(Microsoftも含め、いや、筆頭に)音質なんか気にしていません。
もちろん、オンの方が好ましく聞こえる場合もあるでしょう。
Xiaomi Sound Pocket は ON の方が良い感じでした。
この辺は環境に合わせてお好みで。
またこれらは Windows アップデート等でデフォルトに戻ってしまうこともあるので注意が必要です。
Soundcore アプリ
アカウント登録しないと使えませんが、最近の機種はこのアプリで設定変更等ができます。
BASS UP はデフォルト ON で、このアプリでのみ ON/OFF ができます。
PC から鳴らしながらアプリで ON/OFF 切替えもできるので、ユーザーは入れておいた方が良いでしょう。
OFF だと迫力は落ちますが、やはり多少セパレーションはよくなりますね。
「低音出すぎ」と感じている方はお試しを。
あとがき
メーカーによって同等機能へのアクセス方法が異なることは多いです。
一般的には電源 ON は長押しかと思いますが、JBL の BT スピーカーは1回押しです。誤動作防止なんでしょうが長押しって面倒なので、個人的にはこっちの方が好きですけどね。
EDIFER のヘッドホンは電源 ON/OFF の長押し時間判定がシビアなのか、一回でうまくいくとこがほとんどありません・・。
バッテリー充電器の「充電中/終了/エラー」の LED 表示なんかも、点灯、点滅、色、各メーカーバラバラで不便です。
こういった辺りはぜひ共通化してほしいものです。(゚~゚)