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哲学(というまだルールさえ知らないゲーム)について

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直近読んだ哲学書についてのアウトプットです。ここまでで、ルソー、カント、ヘーゲル、マルクス、ニーチェ、フロイト、レヴィ=ストロース、ファノン、ラトゥールなどを中心に書いてきました。
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#現代思想

カトリーヌ・マラブーが語る「神経科学とその不安」:研究セミナーの参加レポート

出会いとしての哲学への権利キャトリン(以前もそう断ったように、カトリーヌでもキャサリン…

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はじまりの門前で:はじめてのバタイユ③

('DELETE Your Local Fascist'、「近くのファシストを削除せよ」とは非常にファシスト的な命…

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はじまりの門前で:はじめてのバタイユ②

↓前編はこちらから↓ バタイユに理論体系はあるのか(一般経済学を例として)バタイユ的な思…

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はじまりの門前で:はじめてのバタイユ①

バタイユへのめまいのような開眼今はバタイユに入門していいとは言えない。後になって入門し…

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ラトゥール『存在様態探求』から見る「新しい唯物論」の位置付け②

↓↓前編はこちらから↓↓ 改めて、ブリュノ・ラトゥールとは何者なのかこのエッセイは、ラト…

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ラトゥール『存在様態探求』から見る「新しい唯物論」の位置付け①

口も喉頭もない救いの天使たちは語ることができるかこのエッセイは、こんな問いから唐突に始…

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世界の果てのギャラクシー(S21+ 5G)

6日間のポルトガル旅行(リスボン・シントラとポルト)を終えてロンドンに戻った私を待ち構えていたのは、私の想像力の範疇を遥かに超えた驚くべき風景の変容であった。惑星的な規模で展開されるスマートフォンのモビリティ(移動性)は、私をよりスリリングで知的興奮に満ちた旅へといざなった。 海外旅行先でスマホを盗難されてしまった後の荒廃した生の可能性について世界が崩壊し始めたとき、あなたなら何をする?私ならネットを徘徊し、運が良ければ盗難されたスマートフォンを見つけ出すことに成功したいと

『ゲンロン戦記』という東浩紀の英雄譚:破

(インク切れや切手代不足により、発送の遅延が発生したことを深くお詫び申し上げます。) 序…

万華鏡で見るフロイトとレヴィ=ストロース

精神分析と「接続」されるレヴィ=ストロース夏休みの読書リスト作りも一段落し、早速そのイン…

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