【段位別】次のステップに進むためのおすすめの練習曲【八段合格編】
はじめに
こんにちは、さとうと申します。
今回の記事も、前回の記事に引き続いて、現在七段の方が、次のステップに進むためのおすすめの練習曲、練習方法を紹介していければと思います。
この記事は、「現在七段で、八段を目指している方々」に向けたものとなっています。ご了承ください。
1.目標の把握
まず、IIDX30の八段の課題曲を確認しましょう
Chewingood!!! (another 10) 190bpm
GOLD RUSH (another 11) 162bpm
Miracle 5ympho X (another 10) 210bpm
Amazing Mirage (another 11) 153bpm
この段位は、レベル10、11の曲で構成されています。七段と決定的に違う点は、すべての曲がanotherであるといったところでしょうか。hyperまでの譜面は、比較的単純な配置が目立ち、そこまで認識に難はなく、手が動きさえすればなんとか処理できるような譜面なのに対し、level10以降のanother譜面は、前回の記事で挙げたFlash Back 90'sの皿が絡んだり、忙しかったりするような譜面が当たり前のように配置されています。
個人的な見解ですが、八段合格は、level10に関しては難関曲を除けばほとんど楽しく遊べるようになり、level11の新規クリアをどんどん狙える段階に到達したということを意味するものだと思っています。
私は八段に合格してから、本格的にanother譜面を触れるようになった嬉しさで調子に乗ってました。quasarやったらゲージ推移がジェットコースターだったらたのしそうな感じになってた
2.現状の把握
七段に合格できた方なら、2個押しまでの同時押しが少し混じった16分乱打や、ある程度の速さまでの単調な譜面に関しては問題なく捌けると思います。level10のanother譜面とか、むずかしい曲のhyperとか。
ここで、八段の課題曲を再度確認してみると、1,3曲目はlevel10であるにしろ、割と当たり前のように3つ、4つの同時押しが配置されています。それも、七段ではある程度譜面が単純なhyper譜面でしたが、八段ではがっつりanother譜面で、かつbpmが200前後と、認識力や、捌き切るのに必要な体力も更に1段階上である必要があるでしょう。
特に、隣接した配置を含んだ同時押しが認識を難しくさせています。特に1Pサイドでいう3番と4番(=2Pサイドでいう4番と5番)が同時に降ってくると、認識がしづらく周辺のノーツを巻き込んだbadを誘発してしまう恐れがあります。
2,4曲目に関しては、level11ということもあって、16分間隔主体で配置されているノーツの中に、高頻度で2~4つの同時押しが配置されている、level10までの譜面ではあまり見ないような譜面となっています。また、スクラッチとの絡みも今まで以上に質の高い処理能力が求められます。いそがしそう
level11である2、4曲目を攻略するには、level10の譜面での練習ではカバーできる範囲に限界がありそうです。level11入門の曲で、相応の密度の譜面を捌く経験を積むと良いのかもしれません。
3.課題設定
さて、八段の課題曲とその譜面傾向を確認したわけですが、必要な項目を整理すると
3~4つの同時押しを含む8分主体の高速曲を捌けるようにする
隣接した配置を含んだ同時押し譜面に慣れる
16分間隔主体で配置されているノーツの中に、高頻度で2~4つの同時押しが配置されている譜面を認識できるようにする
といった課題が挙がります。この3つの課題を達成するために、練習に使うと効果的な曲の例は
DAYDREANER (another 10) 195bpm (1)
rottel-the-Mercury (another 10) 200bpm (1,2)
Rampage (hyper 10) 195bpm (1)
Sorrows (another 10) 185bpm (1)
Beat Radiance (another 10) 192bpm (1)
Dazzlin' Darlin (another 10) 149bpm (2)
LOVE ♥ SHINE (another 10) 177bpm (2)
次葉 -turn the page- (another 10) 180bpm (1)
snow storm (another 10) 145bpm (3)
Line 4 Ruin (another 11) 141bpm (3)
Love is Eternity (another 11) 140bpm (3)
Programmed Sun (another 11) 144bpm (3)
などが挙げられます。七段の方にはlevel11の曲は少々重たいかもしれませんが、その曲にランプをつけることが目的ではないため、いろんな曲や配置に触れる意味でも、根気よくチャレンジしてみてください。
上の12曲以外にも、各要素を練習できる曲はたくさんあると思いますので、ぜひ探してみてください。
前回の記事ではおすすめという形で紹介していましたが、ランダムオプションを使用すると、苦手な形の配置を含んだ、様々なパターンの譜面が練習できるので、練習する際はランダムオプションの使用を強く推奨します。めっちゃ練習になる
ランダムオプションを使用すると、正規譜面、鏡譜面以外の5038通りの譜面が遊べるので、同じ曲を遊ぶにしても様々な種類の譜面を練習することができます。好きな曲だけでたくさんの譜面パターンを練習できるって、最高
また、上の画像でも確認できる通り、ランダムオプションを使用すると、ほぼすべての曲で、挙がった課題2(=隣接した配置を含んだ同時押し譜面に慣れる)の練習をすることができます。画期的すぎる
七段の皆さんが無事八段に合格して、本格的なanother譜面を楽しめるようになることを応援してます。
おわりに
今回の記事で、八段を目指すにあたって、少しでも参考になった部分があれば幸いです。八段に合格したら、次はいよいよ赤段位の九段です。
次回の記事でお会いしましょう。またね