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孤独な凡人

日本の大都会、東京。
東京のウエストに位置する新宿区。
ウエストは、仕事の営業エリアだ。

フットボールの聖地イギリス
イギリスは、イングランド・ノースロンドンに位置する
トッテナム・ホットスパーFCは、BIG6の一角だ。

18:15
東京国際フォーラムで仕事を終えた僕は、
銀座駅から外苑前駅で降りて足早に国立競技場へ向かった。
トッテナムvsヴィッセル神戸の試合を見に行くためだ。

着くと早々スタジアムに鳴り響く日本スパーズファンの“聖者の行進”。
パペ・サールがクリアミスするのも納得だ。

パスが5本繋がりゴールまでいくと拍手喝采
みんな大好きソンフンミン
48分に決めたゴールの時、僕は会場外でレモンサワーを買っていたよ(泣)

23-24シーズン
ポステコグルーが監督になり
数シーズンまでの5バッグの守備的なスタイルから
アグレッシブでハイラインの攻撃的なスタイルへ。
1-0で勝つより、4-3で勝つこと
にこだわるスパーズの試合を生で観戦することに
これほど喜ばしいことはないのだ。

1人で観戦する時の醍醐味として
半径5m範囲の観客の話し声に耳をすませる。

カップルできている2人は、彼氏が大のサッカー好きみたいだ。
真剣に彼女に対して細かく説明している。

「SBは、守備時のポジションがベースなんだけど、攻撃になるとハーフレーンの高い位置まで上がるんだ。」
「パススピードが早い、そして一つ一つのプレーに無駄がない」
「視野が広い。見ているところが違う。」

時には、子供のように
わーわーきゃーきゃー
と叫び声をあげ興奮状態に陥っていた、その彼氏。

でも私は、ロジカルに見てしまう。
神戸のハイラインの4-4-2に対して
スパーズの選手たちはどこに立ち位置を取ったら良いのか。
興奮はするが、どこか違うような感じがする。

ふと思う。
サッカーというスポーツのエンタメを
私は、もっと純粋に楽しまなくてはならない。

ソンがボールを持っただけで嬉しくなり
マディソンのアウトパスで興奮し
エメルソンのちょんぼに爆笑する。

そんな、愉しさをもう一度。

あらゆる物事に対して純粋な目と気持ちを。

ペドロ・ポロ 同点ゴール

渋谷は、若い層の方々が多く、
新宿は、グローバルな方々が多い。

新宿ルミネのスタバは、
混雑していてガヤガヤと落ち着かない。

荻窪ルミネのスタバは、
沈黙していて各々が自分の作業に没頭している。

街の特性と雰囲気。

そして今日という平凡な1日の幸福感。
たくさんの伏線を貼り巡らせて、
ひとつひとつ回収していく。

神よ、あなたがくれた人生で一番大切なことは
愛した記憶と、愛された記憶。

涙の女王/ホン・ヘイン

ペクヒョヌのような男に近づけるよう
地に足つけて
日々歩くしかないのだと思う。

今日という日に感謝の意を記して。


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