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フランスの教育を活かしインターンを経て社員になるまで

こんにちは! リーウェイズ広報の森です。今回の社員インタビューに登場するのは、開発部の福本です。フランスと日本、二つの国を行き来しながら経験を積んだ福本さんが、インターンから社員へと成長したストーリーを、10の質問を通じてお届けします!興味深いエピソードが盛りだくさんなので、ぜひ最後まで読んでみてください!



1.これまでの経歴と転機を教えてください

フランスで生まれ育ち、幼少期からフランス語を主に使用していました。保育園時代は日本、小学校時代はフランス、中学・高校は再び日本で過ごしましたが、通った学校はフランス式の教育カリキュラムを採用しており、いわば「インターナショナル」な環境でした。生徒の多くがフランスにゆかりのある家庭の子どもたちで、日本にいながらもフランスの教育を受けていました。
大学進学では、自分の意思でフランスを選びました。物理の研究に強い大学を探し、さらに当時の彼女の実家がフランスに近かったことも進路を決める理由の一つでした(笑)。大学では物理を2年間学びましたが、コロナ禍でロックダウンが続き、自宅で過ごす日々の中でモチベーションを失ってしまいました。
そんな中、小学生の頃に夢中になっていた「リトルビッグプラネット2」というゲームを思い出しました。このゲームでは、マリオメーカーのようにステージを自作する過程でプログラミングに触れることができ、当時それが非常に楽しかった記憶があります。その経験を思い返し、物理からコンピュータサイエンスへの転向を決意しました。その後、修士課程まで進み、大学院のカリキュラムを修了しました。その後はIT分野での実務経験を積むことを目標に日本でのキャリアを模索しました。

2. 日本で働こうと思ったきっかけは何でしたか?

現在ケガのため在宅ワーク中です。今回はオンラインでインタビューを行いました!

日本とフランスでは仕事の文化や働き方が大きく異なると感じました。フランスでは、労働時間が1日7時間程度で昼休みも1時間半~2時間と長めに取ります。有給休暇も5週間以上が一般的で、働き方にゆとりがあります。
また、フランスの就職市場では、経験者の中途採用が優遇される傾向が強く、未経験から正社員になるのは難しいと感じました。一方で、日本は4月入社が一般的で、企業によっては新人教育に手厚く、新卒採用が根付いています。両国での生活や働き方を調べる中で、自分に合った環境を意識するようになりました。
日本の生活や文化は私にとてもフィットしていると感じています。治安の良さや交通の便の良さは特に印象的でした。例えば、フランスでは電車を使って遠方へ移動する際、パリを経由しないといけない場合が多く、遠回りになることがあります。南西部のボルドーから南東部のリヨンへ行く場合でも、パリを通過する必要があり、5時間以上かかることもあります。一方、東京は交通網が非常に発達しており、目的地までスムーズに移動できる便利さがあります。こうした点からも、日本での生活や働き方が自分に合っていると感じ、日本でキャリアを築きたいと思いました。

3. インターンを始めた理由と最初の印象を教えてください。

フランスの大学では、卒業要件として半年程度のインターンシップが義務付けられています。私はフランス国内で情報学部の研究室にてインターンを経験しました。高度な業務に挑戦する機会がありましたが、研究内容が非常にニッチで、自分が目指していた「社会貢献」という方向性とは少し異なるものでした。
その後私生活でも変化があり、彼女との別れを機に心機一転したい気持ちが強まりました。その結果「自分にとって住みやすい」と感じていた日本に戻ることを考え、高校時代の同級生が紹介してくれたリーウェイズでインターンを始めることにしました。当初は、自分のスキルが実務で活かせるか不安でしたが、大学で学んだこととの共通点が多く、少人数でのプロジェクトが主だった大学院での経験がリーウェイズの環境にマッチしていると感じました。学んできた知識を活かしつつ、新しいツールやスキルを身につけたいという期待を持って臨みました。

4. インターン期間中に最も印象に残った経験や学びは何でしたか?

インターン中、以前から便利だと聞いていたAWS(Amazon Web Services)に初めて実務として触れ、実際に使うことで「もっと使いこなしたい」という意欲が湧きました。
また、業務の進め方においても大きな学びがありました。当初は、任されたタスクについて一人で悩み込む癖があり、疑問点を1週間分ためてから先輩の綿貫さんに相談していました。しかし、綿貫さんの理解力と説明力の高さに感動し、ためこまずその都度質問するスタイルに切り替えました。
また、フランスの職場では仕事とプライベートの区別が明確でしたが、リーウェイズではオープンなコミュニケーション文化が根付いており、社長や上司も気さくで話しかけやすい雰囲気が印象的でした。

5. インターンを経て社員になる決断をした理由を教えてください

日本での生活を通じて、自分には日本の環境が合っていると感じたことが一番の理由です。加えて、インターンを通して実際に働きながら社内の雰囲気を体験できたことも大きいです。面接だけでは分からない、社内の人間関係や日々の業務スタイルを実感できたことで、リーウェイズで働き続けたいと思いました。
また、自分の目標であるAWSのスキル向上や日本語の能力を高めること、不動産業界への知識を深めることが、リーウェイズでなら叶えられると感じました。特に、先輩の綿貫さんのサポートが励みとなり、綿貫さんの近くで働きながら多くを学びたいという思いが最終的な決め手となりました。

6.リーウェイズでの経験を通じて、日本の仕事文化で驚いたことや感じた違いはありますか?

リーウェイズで働き始めて驚いたのは、業務時間中に適度な雑談が交わされることです。フランスでは仕事とプライベートを完全に分ける傾向が強く、勤務中の雑談は少ないです。一方、日本では雑談を通じてチームの結束力を高める文化があり、それが仕事にも良い影響を与えていると感じました。

7. これからさらにチャレンジしたいこと、また会社で実現してみたいプロジェクトはありますか?

AWSをさらに深く学び、プロフェッショナルとして活用できるスキルを身につけたいと考えています。また、日本語のビジネス表現や読み書きを磨き、より正確なコミュニケーションを取れるようになりたいです。現在は日本語の表現力を高めるために、シャーロック・ホームズの小説を読んでいます。
さらに、不動産業界における法律や知識にも興味があり、それらを学びながらリーウェイズのプロジェクトに貢献したいです。

8.ご自身を構成するもの3つを教えてください!

  1. 山遊び(スキー、川遊び、登山等)
    奥多摩が多いです!

  2. お菓子作り
    母がパティシエだったこともあり、夜中クッキー作りだすことも!

  3. サイクリング
    多摩川沿いをサイクリングにはまっています!

9.スマホのアルバムにある写真をください!

6ヶ月ぶりにスキーして、思ってたより滑り方忘れていて怪我しました。
ピークシーズンの2月までは治って滑られるよう願っています。今後は気をつけます!
フランス在住時のアパート裏に大きい公園がありまして、
自分の庭のようにくつろいでいました。
公園内の博物館の前で撮った写真です。
“Pastel de nata”と呼ばれるポルトガルのお菓子です。
パイ生地から作ってみまして2時間ぐらいかかりました。
美味しかったのですがすぐお腹いっぱいになります。

10.最後にこれからの意気込みをお願いします。

インターンの時からLeewaysの皆様に歓迎されて光栄です。
スキーで怪我してからフルリモートなので早く治って皆さんと仕事したいです。期待に応えれるように頑張っていきます!(いつか手作りお菓子持ってきたいです)


福本さん、ありがとうございました!
これからの成長がとても楽しみです。
ケガが良くなって、早く元気な姿が見られる日を楽しみにしています!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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