遅れるなよ?絶対にだ。
「今日は紘輔がnoteを更新する日だよ。」
ふとその言葉を思い出したのは5分前のことだ。
いつものようにバンドでスタジオに入った時、ベースの宮地がリマインドしてくれた言葉だった。
「日記」というものになかなか慣れず、noteに未だ愛されない僕は自身のバンドがDJを務めるラジオ(Fm yokohama 84.7「ヨルカケナイト 」)でnoteの更新を怠ったことを公に謝罪したばかり。
今回は遅れるわけにはいかない。なんとしても。
そう心に決めていた僕は早速携帯を開いた。
ところが、さぁ何を書こうかと筆を走らせても、出てくるのはこの恐竜がかっこいいだとか、B級映画を観る上でのこだわりだとか、そんなどこにでもある日常的な話題ばかり。
…どうしたものか。
どうしたら僕が書くnoteでみんなを楽しませることができるだろうか。
熟考に熟考を重ねたが未だに答えはまだ出ていない。
それでもひとつだけわかったことがある。
「今日は紘輔がnoteを更新する日だよ。」
ベースの宮地がそう僕に伝えたのは3日前のことだった。