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「Walk」音源制作話

7月になりました。
2024年も上半期が過ぎ、さあここから後半戦!ということで。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
LEEVELLESギターの純です。

僕らLEEVELLESがレギュラーパーソナリティーを務めさせていただいてます、FMヨコハマ「ヨルカケナイト」の先週の放送でも話したんですが、今回の記事では先月6月4日にリリースした楽曲「Walk」の音源制作まわりの話を記録がてら書いていこうかなと思います。

まずこの曲ができた経緯が去年2023年の11月まで遡ります。
2023年12月6日に銀座BASE GRANBELLでメジャーデビュー後初のワンマンライブを開催することが決まって、開催2週間前くらいだったかな?日頃から応援してくれているファンの皆さんへ、僕らからの感謝の気持ちを楽曲にしてライブで届けたい!という衝動から制作がスタートしました。

ワンマンライブのリハーサルや準備と並行しながら制作、最終的な歌詞が完成したのがライブ前日の12月5日夜中でした。ギリギリ!笑
この楽曲に限らずですがLEEVELLESの制作はこれまでも拘って拘った結果、完成するのがギリギリになることが多い気がします。
チーム全体が可能な限りもっと良くを追い求めて妥協せずに突き詰めていく、素敵な集団だと思います。

12月6日ライブ当日のリハーサルで最終確認をして、「Walk」初披露。
翌日の12月7日の大阪ワンマンでもステージで演奏させていただきました。

この段階ではリリースの予定などはなかったのですが、ワンマンライブが終わって少し落ち着いた頃。
メジャーデビューから、インディーズでやっていた頃(自宅レコーディング)とは比べ物にならない素敵な環境で音源制作をさせていただいてます。
その中で得たノウハウを今の自分たちが実践してどれくらい成長できたのか知りたいという興味から、折角だからこの素敵な楽曲をメンバー内で音源にしてみようよ、という話になりまして。

まずはドラム。
これは12月6日のライブで髙木さんがライブで叩いたドラムを各マイクで録音していたものを使いました。
各マイクに他の楽器や歌の音も少しずつ入ってたりするのを調整するのが難しかったですが、音色含めかなりいい感じに作れました。
髙木さんもライブで叩いていた時、まさか今叩いているドラムが音源になるなんて思ってなかったんじゃ無いでしょうか。笑

12月24日にギターとベースを僕の家でレコーディング。
まず宮地のベースから録音して、その後僕のギター。
レコーディングの録りの音も2022年「COLORS」制作の時からノウハウも増え、宮地も僕もナイステイク&良い音でレコーディングできました。
かなりニッチな部分というか機材の話になるのですが竿隊はこういう録り方をしました。

・ベース
ベース本体→マイクプリ(WARM AUDIO WA73-EQ)→オーディオインターフェース(Antelope Discrete4 Synergy Core)→DAW(Logic Pro X)
・ギター
ギター本体→アンプヘッド(Orange ROCKERVERB 100 MKⅡ)→キャビネットシミュレーター(Universal Audio OX)→オーディオインターフェース(Antelope Discrete4 Synergy Core)→DAW(Logic Pro X)

興味ある方は調べてみてください。笑

ピアノとストリングスや効果音等は紘輔くんが家で弾いたり作ったものをデータでもらって、12月26日にいよいよ歌のレコーディング。これも僕の家で。
気持ちのこもった歌のレコーディングでした。
レコーディングの時、曲のオケに紘輔くんの歌が入っていく瞬間が僕はとても好きです。

歌が全部録り終わってトラックが揃ったところで一度その日にラフミックス。
次の日はひたすらそのラフミックスを聴きながら最終完成形をイメージしたり、ミックスの前段階の処理をしたり。

12月28日からミックススタート。
12月29日にトラックダウン。
12月30日にマスタリング。

この3日間の記憶がもうほぼ残ってなくて書くことが無いのですが、メンバーみんなで「いいじゃんいいじゃん!」みたいなハイテンションで進んでいったような記憶があります。あと宮地がチョコの差し入れ買ってきてくれてました。
チョコ、美味しいよね。ミックス、楽しいよね。

想像を超える素敵な音源になりまして、1月からLEEVELLESが初めてレギュラーパーソナリティを務めさせていただくことになったFMヨコハマの番組「ヨルカケナイト」のエンディングテーマとしてこの音源が流れることが決定しました。
自分達なりに一回しっかり形にしようというところから作っていって、ラジオで流れることになり驚いた反面めちゃくちゃ嬉しかったし、やってみてよかったと心から思ったのを憶えてます。

その後しばらく、ラジオで流していただきながらいつかリリースできたらいいなあと考えていた矢先の5月に「Walk」のリリースが決定。
12月に制作した音源をそのままリリースする方向だったのですが、紘輔くんが1箇所歌詞を変えたいということでその箇所だけ5月6日に再レコーディング。
僕もそれに乗じてギターソロを弾き直しました。笑
その時の話は「ヨルカケナイト」前回6月29日放送の中で話してます。
radikoのタイムフリーで聞けるのでぜひ。

その後5月7日と8日で再度ミックス、トラックダウン作業。
キックやベースの低音処理を変えたり、ピアノやストリングス、ギターの音質や空間演出調整。ボーカルの聴こえ方や音量の調整をし直しました。
前述の変更した歌詞と弾き直したギターソロの部分以外にも実は結構色んな変更点があります。気づいた人は凄いです。
5月9日にユニバーサルミュージックのスタジオでマスタリングしていただき「Walk」リリース音源が完成しました。
そして先月の6月4日に遂に念願のリリース。
これまでリリースしてきたLEEVELLESのどの楽曲にも制作のストーリーがあって、僕らにとって大切な作品なのですが、この曲もまた色んなストーリーと想いのこもった大切な作品になりました。
これからもたくさん聴いてもらえたら嬉しいです。

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