一つのバンドが終った
前回からの続きです。
生活はライブ中心。
主にジャンヌとLUCAでした。
同じ年にデビューし、どちらもツアーをバンバンやるライブバンド。
推す熱量は同じくらいだったかな。
とにかくバイトをしまくり、ライブに行きまくりました。
遠征は夏休みや冬休みなどの長期休暇の時しか行かせてもらえなかったけど、かなり充実してたと思います。
高3で受験という選択肢もあったけど、受験勉強なんてしたくなかったから推薦で行ける大学へ。
一緒にジャンヌのライブに行っていた友達はPIERROTとRaphaelも掛け持ちしてて、お金がほしい!と就職してました。
そんなこんなで大学に入学したところで大学生活をエンジョイするわけもなく、バイトに明け暮れる日々。
そして遠征しまくり。
1年目は何とかなったけど、2年目はうまくいかず留年することに。
親は激怒したけど、それでもライブに行くことは止められなかったしFC旅行も悩むことなく参加しました。
そこで新たに仲間を得た私の勢いは止まらず、ほとんど家に帰ることなくバイトとライブに明け暮れてました。
そんなある日、LUCAの解散。
ラストライブの日までは元気で過ごしていたけど、ライブが終わってメンバーがステージから去った瞬間、人生で1番泣きました。
泣き崩れました。
隣にいた人と肩を抱き合ってわんわん泣きました。
あぁ、もう彼ら5人揃って観ることはできないんだ。
こんなんだったらあの時のライブ、無理してでも行けばよかった。
いくら悔やんでももう戻ってこないのです。
一睡もできないまま夜行バスで帰りました。
頭の中では後悔しかなかったです。
しばらく引きずりながらも、ジャンヌを推す日々が続きます。
もう後悔はしたくない。
そう思いながらバイトに明け暮れます。
ライブが決まれば全国どこにでも行きます。
そして就職を考えなければならない時期に突入です。
就職活動をしている時間が無駄すぎる。
どうしよう?フリーターか?
いや、親にぶっ殺される。
そうだ、公務員だ!
公務員試験を受けよう!
ということで猛勉強し、ライブには行き続け、晴れて公務員になりました。
この時期はジャンヌの他にサイコ、ディアラビ、ホタル、Waiveなどいろんなバンドのライブに行ってました。
ということで社会人になります。