観劇逍遥

演劇集団キャラメルボックス　俳優教室実践科　2020年度中間公演

　　　　　　　　　　「広くてすてきな宇宙じゃないか」Xキャスト を観劇

いきなりラストですけど、グッとくるものをもってくるし、一見突拍子のない物語であっても、スーッと入っていけるのがいいですよね、と誰に問いかけているのやら

おばあちゃんに対して２：１だったのが、いつの間にかに1：２になっていて、でも完全な１：２ではなくて、受け入れている様で受け入れきれないもどかしさがセリフとして表出されているところが憎らしい。

自分と重ね合わせた時、おんなじ感情を抱くんだろうなって（これは育ってきた環境にもよりますけど）素で思ったり、クリコの気持ちは違うものに置き換えればそうだよなって…

自分を守るための行動が、言葉や演技でストーレートに伝わってくる感じがとても気持ち良いのです

アンドロイドはわかりませんけどね。エラーなのかそうでない何かなのか、そこは個人的にあまり重要視してないのです。実はおばあちゃんがシステマチックに見えてしまっていたから。そこは惜しいのかな、ちょっと分からないけど

声量に関してはフェイスガードにクリアパネルという時世的に如何ともし難いところがあるのでなんとも言えませんが、気になるところはありながらも、印象に残る役者さんもいたり、両キャスト観たかったなと思ったXキャストの千秋楽

雰囲気と物語が味わえたところでなんとなく満足しております