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いろんな私が、どこかにここに、みんないる

わたしはティー、ここのキュレーター。
ほんとは町の梅干し屋なんだけど、その話はまた今度。

わたしが聞いた話ではね、ある日想像してみたんですって。
もしもとってもスムーズに、好きな勉強をして、こんなシゴトしたいな~って素直に思えて、さらりとそれがかなっていって、そしたらどんな人生だったんだろうって。

自分の存在を信じている。自分はいる。ここにあっていい。生きる大前提のようなもの。それがあって、それはできること。

あたりまえのそれを、それがあると想像することもできない。どこまでもくずれる砂の上に自分を築こうとし続けるだけ。

でも、それでも、その砂を砕いてこねて焼いた舟で走り出し、ここまで来て、そうして、そんなことを想像してみることもできるようになる。

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その自分もどこかにいそう。美術館の人。緑と風の中の、明るい静かな美術館で、ゆったり自然にシゴトしてる自分。

こないだ大きな図書館の調べものコーナーで相談にのってくれた、あの人みたいな仕事してる自分。

ラジオで聞いた翻訳家さんの話がすとーんと入ってきて、ああ、そんな仕事自分は向いていたのかも、と思ったり。

だけど、ここのこの自分が、自分の決めた自分だった。そこでしかできないことがあった。

そしてついでになんだかわけのわからないカタチで、いろんな夢が小さく実現されている。・・・


以上、ソラソラミュージアム出現のお話でした。ティーのリポート終わります☆



たくさんの物語を作っていこうと思っています🙂💖電子書籍販売準備中。大切に使わせていただきます🌐🎀