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小さい人、小さなもの
小学校3つ行きました。それぞれ近くに駄菓子屋は一軒ずつありましたが、一年生の時だけ行ってた昭和のThe・駄菓子屋がやっぱり一番印象に残ってます。
カラフルな、小さなお菓子やおもちゃがゴチャゴチャと。一つずつのことはあまりおぼえてないのですが、その小さなお店に入った時のフシギな感じはよくおぼえてます。
小さなものが、小さい頃から好きでした。でも自分も小さかったのだから、今思うほどその一つ一つはそんなに小さくはなかったのでしょうか。
たとえばヨーグルトのミニチュアみたいなやつ。あれを手に持って食べるのも、今普通のヨーグルトのカップを持って食べてるくらいの感じだったのかな。自分もミニチュアみたいなものだったのかと思うと笑えます。
それでも、小さくってかわいくて大好きって、たしかに感じてました。
ドーナツのくじがありました。はずれは、鈴カステラを平たくしたようなのが4つくらい串にささったので、当たりは大きな丸いドーナツでした。
わたしはこのはずれが好きだったのです。かわいかったから。
くじをひくというか、それを買って食べて満足してたのです。ところが1回当たってしまったのです。その時の失望感。心なしかぱすっとして味もうすかったような気が。
小さなものが好きなのは、今も変わってません。遠い遠い、思い出そうとしても小さくしか見えないあの頃も、たしかに今につながってるんだなぁと思うと、生きてるというのはけっこう大きなことなんだなぁとも感じます。
ぺくみさんの記事で知って参加させていただきました。
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