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植物の星.2

植物のネットワーク🌐ということを、数年前よく考えました。根っこワークで世界中の植物はどこまでもみんなつながっていて、高い樹は宇宙へ続くアンテナだと思いました。


「創発特性」
インターネットの出現によって可能になり、グループどうしのつながり(たとえばソーシャルネットワーキング)の基盤となっているテクノロジーの中心概念だ。
これは「グループを形成することによって生みだされる、元の構成要素(個人など)を超える特性」を意味する。


ステファノ・マンクーゾ「植物は〈知性〉を持っている」のお話の続きと、植物と自分のお話です。

人間1人もコロニーみたいだと思うと‘生きてること’の意味、感じ方も変わってくるというとこまで書いてました。


さらに、人々の世界も1つ、ですね。そういえば、1人の人間は大海の1滴とも、どこかで読んだ気がします。





人間と植物は、大昔からずっと、絶対的な依存関係にある。親子の関係に似ているかもしれない。
子どもが成長すると、とくに思春期には親に頼ることをまったく拒否する時期がくる。これは、親から自由になって自立心を育てるために必要な段階で、のちに本当の自立を手に入れるための下準備である。
人間と植物の間にも、これと同じようなメカニズムがはたらいているのではないだろうか?


植物の見え方も、また全然ちがってきます🌳



ほかの人に依存するのは、だれだっていやなものだ。依存は、弱くて傷つきやすい立場のときに起こる。たいていは、自分がそんな立場にあるなんて思いたくない。依存する相手を憎むのは、依存関係のせいで完全な自由を感じられないからだ。
ようするに、私たちは植物に依存していながら、その事実をできるかぎり忘れようとしている。
それは自分たちの弱さをまざまざと思い知らされるのがいやだからではないだろうか。人間は世界の支配者などではないということだ。


う〜ん・・・、ツラいですね。
素直に頼ろうよ。



もし明日、植物が地上から消え去ったら、人間の生活は数週間ももたないだろう。いや、もしかすると数ヶ月はもつかもしれないが、それ以上は無理だ。あっというまに、高等動物は地球上から姿を消してしまう。
反対に、私たち動物が消えたら、植物は、これまで動物に奪われていた領土を、わずか数年で完全に取り戻すにちがいない。
さらに一世紀も経てば、人類数千年の文明の痕跡は、植物によって完全に覆いつくされてしまうだろう。



最初の話にもどりますが、根っこワークの話が、こないだのせた丸顔の子たちのお話になります。リーナちゃんも1話目は大きな木の話。


私の想う遠い未来の地球は、今のようには豊富に植物の種類、量は多くなく、エネルギーもちょっと弱い。気候の関係もあるのかな。
植物工場のようなイメージも。
もちろんそれはひとつの次元で、いろんな未来があるかと思います。

テルルちゃんは、その次元から来ているのではないかと思いました。リーナちゃんは協力者のような。レムリア系かとも思っています。
先に現れたのはテルルちゃんの方です。ふりかえればもう8年です。





植物。
私は食関係の仕事をしてきていて、それから布関係を数年。海峡の港町をウロウロしてた頃ですね。

植物は自分にとって、思ってたよりもずっと大事なものだったのかと、今になって思います。ベランダガーデンも細々と続けてきてましたが、最近はだんだんベランダ菜園に🌱


それも、1人の興味関心、1人の仕事ではなかったのか。お話の世界も。

コトリノ。コトちゃんリノちゃんはそれぞれ食、衣の‘おしごと’を始めました。そういえば1話、2話もそんなお話でした。この子たちはほぼこの世界の住人です。


本の話がすっかり自分の頭の整理になってしまいました。読んでいただいてありがとうございます。
そんなふうに、考えさせられるきっかけになった1冊でした。










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葉野ふね
たくさんの物語を作っていこうと思っています🙂💖電子書籍販売準備中。大切に使わせていただきます🌐🎀