2歳のバイリンガル⑦

乳幼児の音の知覚能力で、『赤ちゃんは母国語だけではなく他の言語も知覚する』、『韓国の赤ちゃんの実験で、6ヶ月から15ヶ月の赤ちゃんは、「R」と「L」の発音をはっきりと区別することができた』との内容を前回書きましたが、今回は「発音」についてはっと思ったことがあったので書きます。
うちの孫は11ヶ月になったばかりの時に、「ばー」とか「まー」の発音を、言ったかも知れないが言ったかな?と思い出せないくらいで、なんと「ラ行」の音をいきなり大きな声で発音したのです。「りろりろろりろり、あーりろりろ」と!「エッ!まだなにも言えない赤ちゃんがラ行を言う?こんなに長くしっかりと?」ととてもびっくりしたこと、身振り手振りをつけて何回も何回も言うので皆んなで大笑いしたことを、よく覚えてます。
私たちには意味は分かりませんが、この子はなにかを伝えたいんだと思うくらいの勢いでした。
この月齢で「ラ行」をまっさきに発音するのをすごく不思議に思って、ちょっと調べてみました。

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