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環境問題と生物多様性II(インタビュー記事)

2019.6.30  Lemi

皆さんこんにちは。

かなり時間がかかってしまいましたが、インタビュー記事パート2を完全させることができました。

インタビュイーの方のプロフィールや記事の内容(生物多様性の意味や条約など)は、前回の記事をご参照ください。↓


パンダはもともと絶滅種!?


(i.ytimg.com)

草刈先生から「パンダはもともと絶滅種」と衝撃的な事実を教えていただきました。

パンダは何故、絶滅する運命なのでしょうか?

理由は、パンダの主食である笹にあります。
パンダはある一定の笹だけを食べて生活しています。
しかし、笹は60年から120年の間に、大量に枯れてしまう植物なのだそう。

現在、パンダも「絶滅危惧種」として指定されていますが、それは単に笹が枯れることによる自然的な現象なのではなく、人間の毛皮狙いの狩猟や生息地の開発などの活動により、パンダの絶滅するスピードが早まっているためだそうです。

「自然環境が普通に動いていれば、そのうちパンダは、地球の歴史の中では、数百年か千年後には絶滅する」

だけど、人間の手で守ることができるなら、絶滅を阻止したいですね。


国の戦略・県の戦略・市の戦略

生物多様性を守るために、国際的な取り決めである、「生物多様性条約」があるのは前回の記事でご紹介しました。それを、各国内で保全の方針や具体的な対策を定める「生物多様性国家戦」があります。これは現在、国の生物多様性基本法に基づいて作られているものです。

しかしそれよりも、まず私たちは、自分が住んでいる地域には、どんな生物がいて、どんな生態系があるのかなど、生物多様性地域戦略などで知ることが大事だと先生に教えて頂き、実践してみました。

私は埼玉県の出身なのですが、県の戦略・市の戦略 共にどのように掲載されているのか、チェックしてみました。

ですが、正直手応えはあまりありませんでした。

埼玉県には、どんな生物がいて、その生物を取り巻く環境の現状と、どういうことが課題だとかは掲載されていますが、それを見た人がどんなアクションを起こせるのか、結局分かりませんでした。シンプルで明確なアクションプランが無く、「知ったところで何ができるんだ」と疑問だけが残ってしまいました。

また掴み所のない曖昧さにモヤモヤし、草刈先生にお伺いしたところ、

生物多様性国家戦略は、これまで5回も改定されているのに比べ、地域の国家戦略はまだ始まったばかりで、「それぞれの自治体の生物多様性や生き物がどのくらいいるのかを、なんとか調べてまとめ上げた段階」なのだそうです。

次に地域戦略が改定される際は、やっと具体的な数値目標などが組み込まれると期待できるようで、それを聞いた私は「何でこんなに遅いんですか?」と思わず言ってしまいました。

理由は、今回が初めての試みで、前回のデータなどと比べるものがないため、生物がどのくらいの期間でどのくらい減少しているかが分からないから…。だから具体的な数値目標やアクションがたてられないのだそうです。

また、もう1つの理由として、地域の住民や企業の利害関係があることを教えていただきました。ある絶滅危惧種を守るために「ここを保護区に制定したい」と具体的な数値を立ててしまうと、「農業ができなくなるからやめてほしい」「森林伐採ができなくなるから嫌だ」などの声が出て、上手く利害を直接しなければならないために、具体的な数値目標が設定できずにいるということです。

そのため、「良いことは書いてあるけど、本当はどこまでやるの?」という疑問が出てきてしまう、と草刈先生は仰っています。

しかし、それでも私のモヤモヤは消えず(笑)、「個人レベルで何ができるのか知りたい」と質問したところ、「埼玉県の地域戦略を作っている部局に電話して、『地域戦略を見たので、生物多様性保全活動したいんですけど、どこで活動したら良いですか』と問い合わせてみるのも1つの手段だよ」と紹介していただきました!

私も問い合わせならできそうです。

問題を身近に感じられない、知ったところでピンとこない

私がそうだったのですが、もともと「生物多様性」という言葉を聞いたこともなければ、生物多様性国家戦略を知って見たところで、知識が足りないのであまりピンときませんでした。国家が作る文書は、私にとっては本当に硬くて読みにくいんです。相当な集中力が必要です。

そこで、また知識がある人とない人、分かる人と分からない人の差ができてしまっているのではないか、と感じました。

知識がない人からすれば、見ること自体が億劫に感じてしまったり、見ても「ふーん」で終わってしまったり。

私たちに必要なのは、身近な問題として捉える機会や、ガチガチに固められた国家レベルの話ではなく、分かりやすく説明してくれる通訳者だと思います。

そもそも知る機会が平等にあるわけでもなく、知ってもそこで終わりなのが現状のように感じます。

草刈先生は、現在の行政の仕組みに問題があり、「行政は、ホームページを作って情報を載せることはするが、載せれば県民が知ってくれてると思っている」と指摘します。

どうやら、情報は公開するけど広める努力はしないのが日本の現状のようです。

住民に知らせるためのシステムがないのです。

本当に関心がある人が自発的に手を伸ばさないと、知ることはあまりないと思います。
このシステム、おかしいなと疑問に思いますが、でも「そんなの知らなかった」は通じません。国家は、「でも情報は載せました」と反論でき、それを見なかった私たちの落ち度になってしまいます。


アメリカのアセスメント(環境影響評価)

話の延長線上で、アメリカのアセスメントについて、草刈先生に教えていただきました。

アセスメントとは、環境の評価や査定のことで、開発が環境に及ぼす影響の程度や範囲について、事前に予測・評価することなどをいいます。
(weblio 参照)

アメリカでは、どこかを開発する際にアセスメントをし、その計画について全ての住民に知らせる義務があり、常識として知っている住民は、パブリックコメントを書いているそうです。

開発行為をする際は、必ず住民に知れ渡るように、全ての個人の家にポスティングするそうです。「こういう開発するので、意見を募集します」と、期日付きで住民の声を聞く仕組みがあるそうです。そうすると、必ずその情報が、確実に個人に行き渡ります。この「知っていて当然」の仕組みづくりは、日本も見習うべきところなのではないでしょうか。

沖縄のジュゴン問題と政府の矛盾


(i.ytimg.com)

2008年度から2年間に渡って行われた、環境省と専門家による「生物多様性総合評価」では、評価の結果によって明確になった日本の深刻な状態から、2050年までの長期的な対応策で様々なことが挙げられています。

そこに、生物多様性が損なわれている現状がしっかりと認識されています。

例えば、『現在、我々が享受している物質的に豊かで便利な国民生活は、過去50年の国内の生物多様性の損失と国外からの生態系サービスの供給の上に成り立ってきました。』『特に、陸水生態系、治岸・海洋生態系、島嶼生態系における生物多様性の損失が大きく、現在も損失が続く傾向にあります。』などです。

これを踏まえ、2050年までの対応策として、例えば『沿岸・海洋の保全、小規模でも重要な生息地・生育地を保全すること』、『地域の合意形成に基づく持続可能な利用・管理をすること』などが挙げられています。

原因をしっかりと認識し、それに対する対策が講じられていたことに少し安心しましたが、しかしです。

私は、沖縄のジュゴンの問題を思い出しました。

沖縄の辺野古基地問題を、皆さんはご存知でしょうか。

わざわざ評価までして、2008年の段階で原因・対策をしっかり認識しているのにもかかわらず、教訓は活かされているのか、疑問に思います。

ジュゴンは国の天然記念物で、絶滅危惧種にも指定されています。

ジュゴンの生息が確認されているのは、沖縄の3頭のみでした。

沖縄の方は、昔からジュゴンを「神の使い」と称えていたそうです。

日本は、国家戦略も立派に立てて、国際的にも環境問題をリードしていくと言いながら、沖縄県民の民意を無視して、国の天然記念物、それも絶滅危惧種がわずかに生息している場所に、基地のための土砂を投入し続けています。

その結果、3頭いたジュゴンの生息は、確認できなくなってしまった上、そのうちの1頭は死骸として見つかったそうです。

たった3頭しかいない、国の大事な天然記念物、しかも絶滅危惧種、沖縄県民の方にとっては昔から伝わる「神の使い」とまで大切にされていたジュゴンの生息地に土砂を投入して「生息が分からなくなった」というのは、本当におかしな話だと思いませんか…?

今年やっと海洋保護区ができるようになったそうですが、本当に、生物の命を尊重しているのでしょうか?海洋保護区は、生物のためでしょうか。それとも、相変わらず人間のためなのでしょうか。

自然や生物を尊重できていない日本が、一体どうやって環境面で世界をリードするのですか?

疑問が残り続けます。

(大阪で行われたG20では、2050年までに、海のゴミをゼロにするという内容で、合意されたそうですね!それが日本の提案だったということはとても嬉しいですが…)

政治は人間のためですが、自然資源を使う以上、それは人間以外の生物と分かち合わなければなりません。自然資源を使うのは、人間だけではないからです。限られた地球の資源を、地球上の生き物みんなで使うものをシェアするのは、当たり前です。

何かが起こらないと、誰かが犠牲にならないと、法律が変わらない?

草刈先生によると、環境問題に関する日本の法律は、悪影響が懸念された段階で科学的に調査して判断する「予防原則」ではなく、物事が起こってから変わる「事後」制定という歴史があるそうです。

例えば、戦後の公害問題が起きて、初めて公害を規定する法律ができました。「予防」はできなく、何人もの死者や傷病者を出してからの「事後」制定でした。

草刈先生が紹介してくださった例は、動物の愛護に関する法律です。

これはもともと、哺乳類と鳥類が対象でした。しかし、ある時、爬虫類を飼っていた大阪の子どもが、噛まれた事故があったそうです。そこで初めて法律が爬虫類まで対象を広げたそうです。

これは、「誰かが犠牲にならないと変わらない」例ですが、日本は「何かが起こらないと変わらない」のが現状です。

事件が起こることを懸念された時点で、「予防する」ための予防原則に基づいた法律ではなく、一度犠牲者を出して、これ以上犠牲者を増やさないために制定される「事後」法律であるのは、本当に悲しいことです。

思い返してみれば、原発事後もそうですね。もともと事故が起こることや、現地の原発の問題点は告発されていました。それを無視し、揉み消し、事故は起きてしまいました。

あれだけの犠牲者を出して、やっと法律ができました。

しかし教訓が活かされているのかは、分かりません。

江戸時代は完璧な循環型社会モデル

インタビューの中で、江戸時代が理想的な社会モデルであることが分かりました。

人間の手で壊してしまった自然を元に戻すことを目的としてできた法律「自然再生推進法」があり、この法律では具体的にどの時代の自然環境に戻すべきかを合意で決める際、「江戸時代が良いのではないか」という声がよく出るそうです。

江戸時代の暮らしは、全ての人が業を持っていた(商売が成り立っていた)のにもかかわらず、完全にゼロエミッション、全てが循環できる仕組みで、自然と共生できていたと言われています。

草刈先生は「江戸時代は、いちばんの循環型社会モデルなんですよ」と表現されていました。

私は縄文時代にまで遡らないと、自然と共生していた時代は人類にはないのではないかと思っていたので、なんだか嬉しかったです。

江戸時代の暮らし、消費の仕方を、勉強してみようと思いました。

ですが、考えてみれば、昔のように商店街を復活すればゴミが減ると思いませんか?

私たちのほとんどは、モノや食べ物を入手する手段がスーパーやコンビニ、(大型)ショッピングモールになっています。そういったところは、全てがパッケージされていて、ゴミが大量に発生します。

でも、例えば昔のように、豆腐は必要な分だけ豆腐屋さんで、野菜は農家や八百屋さんで、洋服は呉服屋さんで買えば、ゴミってそんなに出ない気がするんです。完全な地産地消で、消費すればするほど、地域が活性化され、地域のコミュニティも守れます。

商品が遠すぎて鮮度を守れないから、プラスチックで密閉する。でも地域で生産されたものを買えれば、パッケージする必要はあまりないと思います。

大型ショッピングモールの登場は、一見私たちの暮らしを便利にしたように見えますが、実は地域の町内会文化がなくなってしまったり、地域の活動を衰退させてしまっていたのですね。

記事を書いている私でさえ、食材やモノの入手先はスーパーやショッピングモールです。この事実には考えさせられます。

商店街を復活させれば、ゴミも減るし、地産地消で地域のコミュニティを守れるし、安全。
江戸時代を目指して、復活させたいですね!!

現代版江戸時代モデル。

意外と現実的な日本の自然エネルギー

日本は石炭火力発電が主なエネルギー源ですが、自然エネルギーに切り替えることは十分現実的なのだそうです。

草刈先生が紹介してくださった例は、

・水エネルギー→少数力発電で、小さな小川の水を使って発電し、地域に循環させるモデル。

・ソーラーパネル→8畳分のソーラーパネルを設置すれば、家族4人分の電力を供給できるそうです。
日本の全ての家の屋根(全面)にソーラーパネルを設置すれば、日本の電力を全て賄えそうです!原子力発電よりも、現実的で安全性も確保できます。

「環境問題はお金にならない」

実は、草刈先生は2007年と2010年の2回にかけて議員立候補(参議院)しようとされたそうです。

きっかけは、野生生物(鳥獣)による被害が増えたことで、鳥獣保護法(鳥類と哺乳類を守る法律)を緩和する動きが見られたからだそうです。
高齢化で狩猟者が減少する一方で、野生生物の被害は増大していくことから、鳥獣を守るためにできた法律を緩和し、野生生物を殺しやすくしたり、狩猟者になる免許を取りやすくすることなどが試みられていました。そのような流れから、鳥獣保護法が、なんと廃案になりかけたりもし、法律を作った環境省の方々は大変だったそうです。

ですが、草刈先生はこれを問題視し、動物による被害が多いからといって、むやみに殺せばいいというのではなく、「どの地域にどのくらいの生き物が生息し、どのくらいのインパクトを与えているから、どのくらいの行動を取らなければならない」ときちんと考えてから政策を実行するべきだ、と考えたそうです。

草刈先生はロビイング活動で(ロビイング活動とは国会の通路、ロビーで政策決定者を捕まえて、交渉して政策を変えること)国会議員に呼びかけていましたが、最終的には自分がこの世界に入らなきゃ変わらないという考えに至り、立候補しようとされました。

しかし、草刈先生がロビイング活動をしていた時、国会議員の方に「環境問題はお金にならないから」「票にならないから」と言われたとのこと…。

現実的な政治の世界をあまり知らなかった私は、これに驚いてしまいました。当たり前かもしれませんが、人類の存続に関わるような問題でも、政治家はお金や票にならないと、政策としてやってくれないんだ、と。

逆に言えば、私たちの環境への意識が上がれば上がるほど、票に繋がるので、希望はあるのでしょうが…、。

ある程度人数のある党ではないと法律は作れないので、当時元気であった野党、民主党から立候補しようとしましたが、当時は草刈先生が政策としてやりたかった環境問題への取り組みの理解が国民に広がっていませんでした。広報活動などの金銭面も含め、現実的に見込みは少ないと判断し、断念されたとのことです。

当時に比べて、現在では世界各国でデモが起こるほど、環境問題への意識が高まっています。
「今、立候補すれば、当選するのではないですか?」と尋ねたところ、こう回答されました。

「でも、参議院で勝つというのは、20万票取らないといけないんだよ。20万票というと、WWFの会員が約5万人、野鳥の会が約5万人、自然保護協会が約3万人、これらの自然環境に関心がある人たちでも20万人には及ばない。それだけ難しいということ。」


これを聞いて、悔しくなったのと、私がそういった会員ではないことが恥ずかしくなってきました。

一体何が、会員になることの壁になっているんだろう。何故、私たちの代わりに、環境問題に熱心に取り組んでいる非営利団体の方々に、定期的にお金を寄付できないのだろう。と、それができない自分が、とても恥ずかしいです。

私は、自分の欲しいものを買うよりも、寄付する方が価値がある、自分の欲よりも環境問題を優先したい。と認識しているつもりです。

でもこんなに記事で伝えようとしている私も、未だに戸惑いがある。私の考え方のベースになっているものを、今一度見つめ直さなければならないと思いました。

もしかしたら私は今、「学び」にお金をかけすぎていて、そちらに執着しているのかもしれません。

きっとこれは、ほとんどの方に共通している、日本人の奥底に眠る価値観の問題なのだと思います。

草刈先生が仰っていました。

「日本人は、海外と比べて環境問題に対する考え方・価値観が違う。そもそもの土俵が違う。」
これは日本の歴史や、それに伴う文化・伝統が複雑に絡み合っている問題だということを示唆されていました。

私も、より誠実に自分と、環境と向き合おうと思います。

草刈先生の理想社会

上記のことから、日本人の環境への理解を広めなければ、環境問題に取り組んでくれる議員立候補者を当選させることはできません。私たちが環境問題への取り組みの価値を理解し、そういった政策を打ち出している立候補者に投票すれば、国は大きく変われるのです。

草刈先生は、

「環境問題を語らないと、票は入らない世の中にしたい」

と仰ってくださいました。

実際にこんな世の中になったら、本当に素敵だなぁと思います。

「環境問題は金にならない、票にならない」と言うのなら、「環境問題を政策にしないと票を入れない」と国民が主張し始めれば、本当に未来が希望で溢れてきますね。

私たちの意識さえ変われば、日本もひょっとしたら環境問題への取り組みで世界をリードする スウェーデンのようになれるかもしれません。
そう考えると、急にワクワクしてきました(笑)

私がまず出来ることとして、投票する時はよく考える、その人がどんな政策をしようとしているのか、どこの党に属しているのか、きちんと知ることからだなと思います。

以前の私なら、我ながら恥ずかしいですが、「自民党に票が集まるから共産党に入れよう」と、そんな軽い考えで投票してしまっていました。

それから、個人で出来るアクションとして草刈先生に教えていただいたのは、

「自分の選挙区から出馬する立候補者の事務所に行って、環境問題への取り組みをしてくれるようにお願いしたり、問い合わせたりする」ことです。

少なくとも1回は、選挙前に実践してみようと思います。私は埼玉県民なのですが、同じ埼玉県民で、一緒にやりたい!という方がいましたら、一緒にアクションを起こしてみませんか?是非ご連絡お待ちしております。また、そうではなくても、同じタイミングでしたりシェアしたりできる方でも大歓迎です!一緒にアクションしてくださる方、募集しています!


実践した際は、皆さんにシェアしますね!

アクションプラン

草刈先生が紹介してくださった、個人でもできるアクションプランをシェアして終わります。

【保全・活動】

市民団体の会員になる=生物多様性に関する団体に入会して貢献する

里地・里山の保全活動に参加する=里地・里山には、人と生き物のより良い関係がある

外来生物の防除事業に参加する=外来生物を防除することで、古来の自然を取り戻す

自然公園に行ってみる=自然公園は、様々な生き物を守るための公園

自然観察会に参加する=自然観察会は、生物の多様性を知る良い機会になる

【資源】

フェアトレードの商品を買う=人と環境に優しい貿易のしくみを使った商品を買うことで、自然が守られる

ふゆみずたんぼの米を食べる=生き物の生産能力を最大限に生かす農法で生物多様性が守られる

有機野菜を食べる=農薬を使わない野菜を選択することで、微生物が守られる

MSCの商品を買う=海の資源を持続的に利用する海産物認証による食べ物を選択する

FSCの商品を買う=自然や生物多様性に配慮した森林認証における材木や紙製品を選択する

【学習】

自然を写真で記録する=身近な自然の変化を知る

生態系のサービスを知る=自分の地域には、どんな生態系が存在しているのか。様々な生き物の繋がりを知る。自治体のホームページなどで確認する。

バイオテクノロジーを知る=遺伝子組み換え問題も生物多様性の一環

先住民の知恵を理解する=先住民の伝統的な知恵を守る

博物館で自然の仕組みを学ぶ

外来生物について学ぶ

エコツアーに参加する=観光しながら自然を知る

国際条約を学ぶ=生物多様性を保全する様々な国際条約が存在している

【資金】

募金や寄付に協力する

生き物の生息地を買い取る=保護地域の拡大


この中のいくつかは私も実践していますが、ほんのごく一部です。理想的な自分と、実際に行動に移す自分のギャップに苦しむ時もありますが、それでも少しずつ継続し、アクションを広げていこうと思います。

*お誘い* 同じ気持ちの方がいましたら、是非、行動を一緒にしてみませんか?

例えば、「エコツアーに一緒に参加したい」など。1人で実践するのは気が引ける、やりにくい、分からない、それでも何かやってみたい、という方がいましたら、是非一緒に小さなアクションを起こしましょう^ ^


ご連絡お待ちしております!
Facebook → 【Lemi Iizuka】で検索。


インタビューにご協力いただいた草刈先生、ありがとうございました。

また、インタビュー記事の写真を撮ったり、一緒に参加してくれた私の友人(写真・真ん中)にも感謝です。

感想やご意見などがありましたら、どんな内容でも、シェアしてくれますと嬉しいです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。












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