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2024出雲駅伝チームエントリー予想|創価大学

第36回出雲全日本大学選抜駅伝競走(以下、出雲駅伝)のチームエントリー(10名)の提出期限(9/24(火)12:00)が迫っております。昨年の例だと、この〆切後に榎木監督のSNSでエントリーメンバーの発表があったので、(本当ならば次の日体大記録会(9/28-29)及び同じ週末に開催される(と榎木監督のインスタで言及のあった)早稲田ロードレース(?)のエントリーを見て判断したいところではありますが)、日本インカレが終了した時点での創価大学の出雲駅伝チームエントリー(10名)の予想を遺しておきます。
 できるだけ事実を元にして書きたいと思っておりますが、どうしても通常知り得ない「合宿の様子」など、SNS等の限られた情報から「推測」している部分もありますので、その点はご了承いただいた上でご覧いただければ幸いです。(あくまで個人的メモの共有としてのnoteですので…)尚、本記事では現役生選手名は敬称略とさせていただきます。

2024上半期トラックシーズンの結果から考えると

2024年上半期のトラックシーズンの結果については、先にまとめた記事4本を適宜ご参照いただければ幸いです。

このまとめ記事の最後に載せたまとめのグラフと出雲駅伝エントリーへの展望に一部加筆して、以下に引用します。

図1:上半期終了時(2024/7末時)の10000m PB vs. 5000m PBプロットのまとめ|10000mの公式記録がない場合は未記載|データラベルの学年(丸数字)・氏名を、10000mPB更新(黄色マーク)初記録(緑色マーク)で色分けし、5000m PB更新はオレンジ色枠としてある。
※WAポイントの合計上位10人(出雲エントリー人数)の目安で赤色点線上位16人(全日本駅伝エントリー人数)の目安で紫色点線を引いてある。

図1は、2024/7末時点での10000m PB vs. 5000m PBプロットです。データラベルの黄色は今季10000m PB更新緑色初記録オレンジ枠5000m PB更新に対応します。図中の青点線は10000mと5000mのWAポイント(世界陸連が定める各種目でのポイント)が等しい場合の線を示しており、これと直交する線が両種目のWAポイントの合計が等しい場合に相当します。図には目安としてWAポイントの合計の上位10人を赤点線上位16人を紫点線で示しました。
 このデータをベースに、出雲駅伝チームエントリーメンバー10名を予想すると、図1の左下から、Stephen②、吉田響④、小池②、石丸惇③でまず4名。次は持ちタイムのポイント合計としては藤ノ木④なのですが、今季は最初の3000m(3/30のTOKOROZAWAゲームズ)と最後の1500m(7/27のMDC)でPB更新があったものの、それ以外、特に10000mで苦労している印象が強く(29分半、30分弱×2、31分)ここでは留保。その後は、小暮④・吉田凌④・織橋②、齊藤大②、黒木③とこれに新留学生のSolomon①を加えた10名が今季トラックシーズンの結果から想定される出雲駅伝エントリー予想となります。
 勿論、前述の藤ノ木に加えて、7月末のMDCで1500mのPBを大幅に更新しスピード特性を示した若狭④(同じく上半期は10000mで苦労している印象ですが)および、4年間全ての駅伝に出走する目標を掲げる山口①は当然狙って来ると思いますし、上半期トラックシーズンで出遅れた感があるものの野沢③・川上②の実力者も夏合宿次第といったところでしょうか。

夏合宿の情報(推測)、日本インカレ(結果)、今後のエントリー情報(暫定)を考慮すると

夏の全体合宿(1次@菅平、2次@妙高)および今年は選抜ケニア合宿(1陣:吉田凌④・石丸惇③・織橋②、2陣:野沢③・齊藤大②・小池②)を経て、第3次合宿が深川と御嶽に分かれて実施されました。これまで出雲駅伝のエントリーメンバーは(2年前の嶋津選手などの例を除けば)深川合宿参加者からの選出となっているようです(詳細を自分自身では確認できておりませんが…)。
 前節で名前が挙がったメンバーで深川合宿に参加していない(と推測される)メンバーは、御嶽合宿に参加した若狭④・藤ノ木④、少し遅れて御嶽合宿に合流となった黒木③、そして両方の合宿で(少なくとも久保田ヘッドコーチのインスタリールでは)姿が見えなかった小池②。ここに関してはこれ以上の推測・憶測は避けますが、ファンとしてはどうしても気になってしまうところではあります…。(と、書いていたら、レイリーチャンネルの中の人のXで弟分・小池さんの写真がポストされておりました…。まずは元気そうでよかった…)
 一方、山口①は妙高合宿での登り走での好走(吉田響に次ぐ)や深川合宿での5000m×4のポイント練習の最後1本(レース形式)での好走(Stephen、吉田響、Solomonに次ぐ)が伝えられており、期待が膨らみます。また、川上②もしっかりを距離を踏んで月間1000kmをゆうに越え?(インスタのストーリーで観たと記憶…)、野沢③もケニア合宿から深川合宿へ順調そうな様子です。更に深川合宿に関して言うと、前述の山口に加えて榎木凜①・浦川①・石丸修①…と1年生が多かった印象です。

 次に夏合宿明けの初の公式レースとなる日本インカレ(9/19~22)ですが、結果の詳細については創価大学駅伝部(以下、SUET)公式の結果ご覧ください(以下にリンク)。

 雷雨でレース開始が遅れたり、かなり蒸し暑い条件でのレースとなりましたが、留学生2人が奮闘し着実に結果を残しました。レース後のインタビューでは、10000mで4位入賞のSolomon①は次は”10km Ekiden”と言っていたので、おそらく奥球磨駅伝の予定と思われます。5000mで見事優勝したStephen②は、次は”出雲”とのことでした。いずれにしても、2人とも順調で出雲は(万が一にも備えて)留学生2名エントリーと思われます。

出雲駅伝の次の週末開催の東京レガシーハーフマラソンのエントリー(エリート選手)も考慮するため、私のXポストを置いておきます。

若狭④は、日本インカレ1500mで見事予選を通過し、決勝では惜しくも入賞には届きませんでしたが、予選・決勝ともに7月末のMDCでマークしたPBに迫る3:37台の好記録でした。このスピードを出雲で!、とか私は考えてしまうのですが、決勝後の本人のインタビューで明かされた通り“ハーフマラソンに向けた練習しかしていない中で、これだけ走れて自信なった“とのことで、エントリーしているレガシーハーフから箱根(と全日本)を見据えていると思われます。当初日本インカレ10000mにエントリーしていてDNSとなった藤ノ木④も同じくレガシーハーフにエントリーしておりますので、若狭と同じルートと思われます。

 昨年の例だと、9月末の絆記録挑戦会が出雲エントリーメンバーにとっては出雲駅伝の出走を賭けた選考の場であったと思います。ということで、今年の絆記録会(は9/28の土曜日)の暫定スタートリストのまとめとして私のXポストを置いておきます。

今年も下半期は”三大駅伝のみ”とインタビューで答えている吉田響④はさておき、他の主力選手(吉田凌④・小暮④・石丸惇③そして小池②)のエントリーはなし。これが悩ましい。
 昨年の例では、絆記録会5000mが日曜開催で、その前日土曜日の日体大記録会10000mにもエントリーがありましたが、こちらはその後のハーフと全日本・箱根を目指すルートだったと思います(ただし、野沢③だけは、出雲エントリー→日体大10000mエントリーからDNS→出雲は出走なしでレガシーハーフ出走だったと記憶しておりますが)。
 今年は絆記録会が土曜日なので、もしかすると日曜日の日体大5000mにもエントリーがあるのかと?それとも、選考の方式が変わったかのせいも?と言うのが、この記事の日体大記録会のエントリーも見て判断したい、という理由です。 
 っと、書いている際に、榎木監督のインスタ(Stephenが悲願の日本インカレ優勝という内容)に、"今週末は絆記録挑戦会(町田GIONスタジアム)、早稲田ロードレース(早稲田大学所沢キャンパス内)、日体大記録会とレースが続き、いよいよ大学三大駅伝への挑戦となります。"と書いてあるのに気がつきましたが。早稲田ロードレースとは?ちょっと調べても情報見つからない…。早稲田競走部のHPにも掲載見当たらず…非公開?
 ともあれ。三大駅伝に向けての選考は、奥球磨駅伝への参加も含めて、多かれ少なかれ去年とは異なるのは間違いなさそうかと思われます。

 一方で、絆記録会5000m最終7組には、齊藤大②がエントリーされ、日本インカレ5000mのDNSはこちらへのスライド?(まぁ、かなり蒸し暑い条件だったので、タイトルを狙う留学生以外はDNSというのも妥当な判断かと思われます)ということで問題は無さそうです。尚、同組には、織橋②・黒木③・川上②もエントリー。野沢③はエントリー無し…。

チームエントリー(10名)予想|最終

ということで、毎回のごとく、縷々考えてもまとまらないものですが、判断に迷ったらポジティブな方向に振るという方針で、願望も込めて、チームエントリー(10名)の予想を学年別にして以下に記します(敬称略)。

4年:吉田響・吉田凌・小暮
3年:石丸惇
2年:Stephen・織橋・齊藤大・小池
1年:Solomon・山口

 結局のところ、本記事の最初に示した上半期トラックシーズンの結果からの予想からは黒木③→山口①のみの変更となっております(ここも分かりませんが、一応の理由は前節に述べた通りです。期待も込めております)。小池②は是非エントリーして欲しいという願望込みです。ここは野沢③・黒木③・川上②とかなり悩みました。
 もしくは、2年前の当時一年生の山下蓮・家入の出雲エントリーメンバー入り(を当時の私は駅伝本選しか観ていなかったので知りませんでしたが)のようなサプライズがあるのでしょうか? 

と、最後はいろいろと言い訳の伏線を張って終わりたいと思います。


 昨年以上に層が厚くなっていて、出雲10名(→6名出走・2名補員)では足らない!感が増しております。そういう意味でも出雲駅伝の前週の奥球磨駅伝への参戦は非常に楽しみなチャレンジと感じております!
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました・お疲れ様でした。


【今後の駅伝関連メモ】
10/6(日)10:30st.  
奥球磨駅伝競走大会
最終区間エントリーは10/4(金)12:00まで。やむを得ない理由による変更は10/5(土)13:00(監督会議前)までに事務局に申し出る。

10/14(月・祝)13:05st. 出雲全日本大学選抜駅伝競走
メンバーエントリー(正選手6名・補員2名)10/13(日)14:15~15:00
→当日メンバー変更は2名まで|10/14(月)9:00~9:20

11/3(日・祝)8:10st. 全日本大学駅伝
チームエントリー(16名)10/9(水)正午まで
メンバーエントリー(競技者8名・補員5名)10/30(水)10:00~正午
→当日メンバー変更は11/3(日)6:00~6:30

※奥球磨(10/6)と出雲(10/14)の間に全日本のチームエントリー(16名)@10/9がある。



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