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本日公開映画『ミスター・ガラス』
あの『アンブレイカブル』の続編的作品という事で観に行った。監督はもちろん、あのナイト・シャマラン。
個人的にこの監督ほどの巨匠はいないと思っていて、『シックスセンス』などのヒット作から、その後、ゴールデンラズベリー賞(最低監督賞)を2度も受賞するなど激しい評価の波を被りながらも、(私が観た限りの)作品には常にすごい熱量と確信的なメッセージ(?)のようなものを感じさせられてきた。
結果クソつまんなくても最後まで観させられ、記憶にも焼き付けられる。もう一種の現代アートだよね。
よく言えば表現したいことが映画の枠を超えているのかもしれない。で、それはそれでありだなと思うし、こういう奇特な方は、酷評されながら、制作会社に大損させながらも10本に1本快作を作るような役割を持って生まれた人なのだと思う。社会は税金投入してでも見守らなければならないのだ。
で、本作はと言うと、ギリギリ映画の枠に収めてきてはいる。面白いかと言われれば答えられない。ただ、相変わらずの「巨匠」っぷり。『アンブレイカブル』や『スプリット』(私も未見)を知らない方はハテナマークが3つぐらい並ぶかもしれないが、それでも世界観の濃さや映像のこだわりは見る価値あり。何が何だかわからなくてまとにかく凄いパワーは伝わる。シャマランは偉大だ。
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