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左のお尻に体重をのせると痛~い

こんにちは。「ファン鍼灸院」でのビックリ、嬉しい、楽しい、幸せな治療例をお届けしている【ばぁばは鍼灸師】のファンです。

今回は、「座って左のお尻に体重をのせると飛び上がるほど痛い、」と訴える方の治療例です。

【紗代子さん   60歳    自営業】


1.紗代子さんのお尻の状態

紗代子さん:座って左のお尻に体重をのせると、飛び上がるほど痛いんです。
階段を上る時も左足を挙げるとお尻が痛くて。
立ったまま床に置いてある物を持ち上げようとしても、同じところが痛くなって。

ばぁば:階段を上がろうと脚を持ち上げたら、痛いとおっしゃるお尻から太ももの裏の筋肉が伸びますよね。
立ったまま床の物を取ろうとして腰を曲げていくと、やっぱり痛いと言うお尻のあたりの筋肉が伸びますよね。
どうやら、座って体重をのせたら痛いと言うお尻の筋肉が固くなってるようですね。

⒉痛いお尻を触診してみた

ばぁば:左を上にして横向きになって下さい。
坐骨の少し上がゴリゴリして固いですね。

紗代子さん:そこ、触られるだけで痛いです。

ばぁば:股関節まわりの筋肉も固くなってますよ。

紗代子さん:あ~~そこも触られるだけで痛いですぅ。

⒊股関節まわりや坐骨の上の方の固い筋肉をゆるめる治療

まず、全身の気、血、水の巡りを良くして紗代子さんの自然治癒力や免疫力、自己回復力を高めるようにしました。
次に、痛い左のお尻を上にして横向きになってもらい、固くなっている股関節まわりやお尻の筋肉に鍼をして緩めていきました。
その時には、筋肉全般に効く脚のツボに【置鍼】をしておきました。

【置鍼】症状を改善させるのに有効なツボに鍼をして据え置おく方法

ばぁば:だいぶゆるんできましたよ。

紗代子さん:ゆるんでるのが分かります。
鍼をする前は触られるだけで痛かったのに。
今は触られても痛くないもの。

ばぁば:こうして表面が柔らかくなってきたら奥の方で固まってるところがよく分かるんですよね。深く押してみますよ。
そこに鍼をしていきますね。

紗代子さん:痛ーい!
アレ!鍼したら痛くなくなってきた。

ばぁば:さあ、だいぶゆるんだので、痛かった動作をしてみますか?

紗代子さん:座って左にお尻を傾けても痛くない。
脚を高く上げても痛くない。
立ったまま床の方に曲げても痛くない。
なんやったん?

ばぁば:私達が体を動かす時には
、 その動作に応じた筋肉が伸び縮みすることで動かせるわけです。その時に筋肉が固まっていると伸び縮み出来ずに痛みが生じるんですよね。
紗代子さんの場合、なんでその辺の筋肉が固くなったのか?
クーラーで冷えたのか。
暑さの為、運動不足なのか。
そこはちょっと分からないですが、とにかく冷えには気をつけましょう。
涼しいお部屋の中では意識して体を動かすようにしましょう。
ストレッチもして下さいね。
どうぞお大事に。

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