光の色味が及ぼす影響
電球に白色や暖色があるように、ポータブルライトでも光の色味が異なるものがあります。光の色は部屋の雰囲気を変えるだけでなく、じつは物の見え方も変わります。
それぞれの特徴を知って、自分にあった色味のライトを探してみてはいかがでしょう。
白色系の光の特徴
懐中電灯などのポータブルライトで一般的な色味
明るくはっきり照らし出すことができる
全体的に青みがかった色合いで見える
明るいので眩しさや疲れを感じやすい方もいる
暖色系の光の特徴
ランタンで人気の色味
細かい凸凹が見えやすいものもある
色の違いが分かりやすいものもある(演色評価数という別の指標で判断できます)
暖かみのある色で、人によっては疲れにくいと感じることがある
実際に見てみる
ということで、P7R Core(一般的な白色)とP7R Work(暖色系)でパンフレットを照らし比べてみました。
※P7R Workは単なる暖色ではなく高演色(太陽光に近い色味)なので、暖色系全てが同じように見えるわけではありません。ご了承ください。
光沢感のあるつやつやとした紙なのでどちらも反射してしまいました。でも、それ以外の場所を見ると暖色系の色の方が自然光と色が似ていませんか?
撮影時は左の方が自然に感じましたが、自然光と比べると青みがかって見えます。普段は蛍光灯の下にいるので、白色光が照らし出す世界に慣れているのかもしれません。
ただもっと色温度が低い、例えばランタンなどではもっとオレンジがかって見えます。全ての暖色系の光が自然光と近い色わけではないのでご注意ください。
演色評価数(CRI)の数値が高いほど太陽光に近いとされるので、選ぶ際の参考になさってください。
ところで、
レッドレンザーでは時々ユニークなライトが作られます。
最近だと色温度調節機能が搭載されたW7R Workというワークライトが2023年3月に発売されました。
タイトルの画像で使われているのはこのW7R Workです。
使う場面ごとに色味を調整してみたい、という方はこれ1個でカバーできます。
※高演色ではありませんのでご了承ください。