C99A新刊について語るnote Part1
本当はコピー本を作る予定だったんですが、間に合いませんでした。1/3目処で書いていくのでいい頃合いに覗きに来てください。何も書いてなかったらごめんなさい。
1/3追記:1冊目について書きました。
1/4追記:2冊目について書きました。
「EN LET SØVN」
創作コスプレ写真集。
2021年の4月から11月にかけて撮影した作品集になります。衣装はモデルのるあさん手作り。撮影の度にバージョンアップされていくのが面白かったです。撮影時の話など書いていきます。
表紙:
新江ノ島水族館さんのイベント「えのコス」で撮影。画面右上のほうにエイが泳いでいるんですが、光をよく遮るのでタイミングが難しかったです。エイガチャ。タイトルの意味は後書きにも記載ある通り、デンマーク語で微睡みです。読み方は分かりませんでした。(グーグル翻訳のお姉さんは発音が流暢すぎた…。)タイトル横にクラゲの透かしを入れていますが、TOPECONHEROESダーヤマさんのフリー素材をお借りしました。ありがとうございました。
GFX50R+Milvus 35mm f1.4
1:
新江ノ島水族館で撮影。クラゲです。
扉の文章はアンデルセンの人魚姫をイメージしています。
GFX50R+Milvus1.4/35
2-5:
Photo Studio NYさんで撮影。アクリル水槽を使用した水中撮影を行いましたが、布の浮き沈みをコントロールするのが難しかったです。何度も潜水してくれたモデルさんに感謝。右からホワイトアンブレラ、左からスノコ越しのストロボを当てています。豊かな布感を出しつつ、水中に差す光条が作れたかなと思います。画面内の泡は、実は他ショットからの合成です。
GFX50R+Otus1.4/85
6-9:
スタジオシーグラスさんで撮影。「水葬」をイメージしています。死んで蘇るクラゲ。暗い環境だったのでLEDにトランスルーセントアンブレラでふんわりライティング。カメラ目線で急に殺意が高いのが人外感あり気に入っています。
GFX50R+New Nikkor 55mm f1.2
10-18:
表紙と同じく、えのコスで撮影。アシスタント不在で時間が短い中よくこの構図数撮ったなと思います。装飾的に光らせたLEDランプはキャンプ用のものを転用しました。ヒラミはモデルさんの気合です。布の量感が伝われば幸いです。
GFX50R+Milvus 1.4/35
19:
スタジオシーグラスさんのドライフラワーブースで撮影。朝日が差し込んで綺麗だったので自然光で撮りました。後ろがすぐ壁なのですがどうしてもハッセルレンズで撮りたく、壁に埋まるようにして撮った記憶があります。GFX50R+HC2,2/100mm
20-25:
シーグラスさんの海岸です。左から縦長のグリッドつきソフトボックス、正面からΦ120cmのソフトボックスを当てています。(写真によってどちらか一方、あるいはストロボなしのものもあります)
日の出から30分ほどの撮影でしたが、刻一刻と明るさが変わるので、露出と照明を調整するのに苦労しました。また風が強くソフトボックスが倒れないよう祈りながら撮っていた記憶(実際何回か倒れた)。あとは海岸線に釣り人がずらっと並んでいたためPsで頑張って消しました。
そんな苦労もありつつ、しかしコスプレと朝焼けの美しさを写真に収めることができたのでとても満足しています。
GFX50R+Otus1.4/85
26:
えのすいのクラゲ。可愛いですね。
GFX50R+Milvus1.4/35
27:
そして海へと帰ったのね…、というイメージの物撮りです。この直後に大きな波が来たため靴を救出すべく全力疾走をした結果、僕の体力は尽き果て、↓になりました。
GFX50R+Otus1.4/85
28:
可愛らしい原案だと思います!ここからあの豪華な衣装が出てくるとは、びっくりですよね。
メモ用紙+ボールペン、スマホ
以上が1冊目の解説?になります。
気合と根性でカバーしてきた部分が多分にあり反省しています。水槽や朝焼けなど、初めの撮影にトライできたのはとても良かったです。機会を下さったモデルのるあさん、スタジオ・イベント関係者の皆様、スタジオシェアのお誘い頂いたゴーマさんとマルさん、ありがとうございました。
そういえば今回使用した写真はすべてGFX50Rで撮影しました。画素数もISO感度も余裕があるため非常に強力なカメラだと感じています。性能をフルに使い切れるよう頑張っていきたいです。
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