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Lectoのバリューについて話してみた(後編)
こんにちは!
今回の記事では、前回に引き続きLectoのバリューをテーマに座談会の様子を取り上げていきたいと思います。
前編を読んでいない方は、ぜひこちらからご覧ください。
Lectoのバリューとは?
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今回の記事の登場人物
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【みんなで話してみた】プラス10点にするには?
—————— プラス10点するとしたら、どんなことが必要だと思いますか?今度は、先ほどと逆の順番で聞いていきます。
Seri)
事業を進めるエンジンになるためにはどうしたらいいのかと考えると、大きく2点あると思っています。
1点目はある程度、定量的に評価していって、今のバリューみたいなものがどう機能してるのかを自分たちで評価していくこと。例えば、「チームで成長」はどれぐらいできてるのかとか、「チームで成長する」ことによって何が進んでるのかとか。
「自律して自分を磨く」と言っても、どれぐらい磨けているのかを自ら証明していかないといけないし、組織として正しく評価していくのがいいのではないかと思っています。そうすることで、よりバリューに合った成長している方を賞賛したり、思っていたより成長できてなかった場合は、どこが足りなかったのか、どう変えたら成長できるか、ということを相談していくことも大切かと思います。
Osusix)
バリューが変わっていってもいいですよね。会社のフェーズとか状況に応じて、違う形に自ずとバリュー自体変わっていくほうが自然かなと思います。 事業が成長するための手段として、このバリューって大事だよねというのを常に考え続けることは、みんなが大事にすべきことだろうなと。
あと、自分の振り返りだけじゃなくて、世の中と比較した時に、ちゃんと成長速度が追いついているかとか、外にももっと目を向けるべきかなと思いますね。
Seri)
思います。そうですね。
—————— なんとなく成長した気はしていても、振り返ってみたら意外とあれ。ってなそうですねとかもありますよね。もう1点は?
Seri)
もう1点は、アクセシビリティを考えることですね。会社の初期は、情報をオープンにすることは便利なんですよ。いろんなことやらなきゃいけない中で人手も限られているので、情報をオープンにしてできる人がやる方がやったり、みんなで知識を出し合って進めたりした方が、早く物事が進むんですよね。 ただ人数が増えれば情報も増えます。オープンにしながら事業を進めていくためには、ただオープンなだけじゃなくて、いわゆるアクセシビリティみたいなものをもっと考えなきゃいけないですよね。
—————— バリューの体現度の部分でTamoさんのコメントしてくださっていますが、バリューって解釈の仕方によって違ってたんですけど、ある程度の定量評価を入れることで、その解釈の方向性を合わせることができそうですよね。Tamoさんはどうですか?
Tamo)
自分はバリューを点数で例えるとしたら80点としてたんですけど、残りの点数埋めるのは、個々の成長かなと。力を合わせることはすでに組織としてできているので、ここが成長することで組織もパワーアップするかなと思っています。その中で自分自身においては、技術的なところも、自分がやりたいことに対して周りを巻き込む力をつけていきたいなって思っています。
Lectoのバリューって、Lectoが好きという共通点を持った人たちのための指標だと思うんですよね、 じゃないと3回も面談して嫌になると思います。1回の面談してやっぱなんかいいなって思えるのっては人としても魅力ですし、そうで無い限り無理だとと思うので、それがバリューには詰まっていると思っています。
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—------ チームで成長が根付いてるからこそ、ここのスキルアップがチームに効いてくるイメージですね。Osusixさん、どうですか?
Osusix)
繰り返しになりますが結局、バリューは100点がその限界じゃないというか、ゴールじゃないっていうのはすごく同意だし、現在地じゃなくてあくまでその成長率を表すものだと思っています。そう考えた時に、みんなでもっと高みに行きたいわけですけど、成長率を上げるのにはやっぱりオープンなコミュニケーションが重要だと思っています。その他のバリューを体現できるようにベクトルを合わせることができるかなと。
そこに関しては、すでにLectoに根付いている「振り返り」がより効果を高めてくれるんじゃないかと思っています。 Lectoは、タスクレベルで振り返りをすることもやるし、それを他のチームに共有することもあるので、バリューに関してももっと定性的にも定量的にも見ていくと良いのかなと思っています。
Lectoでは、1つ1つのタスクをチケットで管理していて、そのタスクをポイントとして数値化しています。それに対してみんながもっと責任を持ったり、そこに対する数字を上げていくぞっていうモチベーションを高められるといいんじゃないかなと思っています。もちろん、数字が全てではないですし、タスクも半ば無理やり定量的にしているものもあるのですが、前に進んでいるのが実感できるというのはモチベーション管理の点からも良い仕組みだなと思いますね。
Goto)
振り返りでネクストアクションを明確に決めきるのも重要ですよね。やらなきゃいけないことに追われるとやっぱ人間忘れてしまうので。
—————— 確かに、Lectoは振り返りが多いですね。タスク管理もツールを使って細かくしているので、その延長線上で定量的な評価ができるようになると良さそうですね。Omiyaさんはどうですか?
Omiya)
僕はそれぞれのバリューにまだ伸びしろがあるなと思ってます。例えば「フェアで オープンである」だと、社内ではすごいオープンだと思うんですね。もうオープン過ぎるぐらい(笑)。それを社外に対してももっとアウトプットしてオープンにしたいなと思ってます。
個人のブログとかnoteとかでもなんでもいいと思うんですが、自分含めてなかなか出来ていないです。さらに、イベント登壇などにチャレンジしていけるともっといいなと思っています。会社の看板を背負うとどこかでストッパーがかかってしまうような気がするので、思い切った挑戦の1つとして取り組んでいきたいと思っています。
Tamo)
思い切ったチャレンジ関連で言うとOmiyaさんは、セールスや採用にチャレンジしてますよね。 エンジニアだけやっていれば自分の得意領域で戦えますが、全く違う領域にチャレンジするのはすごいですよね。Lectoは、自分自身がやってみたいといえば、これまで経験がなくても、それを応援してくれたりとか、周りがサポートできるような環境を作るチャレンジをさせてくれますよね。これは、本人も会社もリスクはとっているのではないかと思いますよね。
Omiya)
ありがとうございます。
あとは、もっと技術的なチャレンジをしたいですね。コア機能以外の部分で新しい言語を使ったのは面白い技術的なチャレンジでしたよね。流行りや最新の技術を取り入れていくのも学びがあって良いのではないかなと思います。
—————— 振り返ってみると意外とチャレンジをしていますね。Gotoさんはどうですか?
Goto)
先ほどOmiyaさんが言った、外向けの発信を強化するっていうのは、Lectoができていないことの1つだと思っています。その部分は、採用も営業にも効くようなイメージがあります。つい先日、デザイナー間のディスカッションを行う中で、外向けのデザインガイドラインの構築をしてはどうかという話が出ました。デザインガイドラインがあれば、外向けの発信をしていく体制構築がやりやすくなるのではないかなと思っています。
あとは、点数にこだわってはいないんですけどプラス10点する方法を考えると、個人的には人間として、月1パーセントの成長ができればそれで 十分なんじゃないかと思っています。プラス1%成長って小さいようで、1年で考えれば12%も成長するんで、1人の人間として1.1倍の価値になったら、それはもう大きな成長だと思うんです。
スタートアップで働いてるとどうしても「10倍成長」とか出てきますけれど、どんな天才であったとしても、1人が全力を出してもせいぜい1.3倍か1.4倍ぐらいの力しかないってよく言われていますよね。月1%程度コツコツ成長していく意識を続けていく方が健全だし、現実的だと思います。
急に成長しようとしても結局心が疲れちゃうんで、疲れすぎないぐらいの範囲で継続して成長していく方が良いかなと。ただ、遅すぎても会社が立ち行かなくなってしまうこともあるので、そのデッドラインに巻き込まれないぐらいのスピード感で、継続して成長して行きたいなと思っています。
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Tamo)
Gotoさんの言葉沁みますね。
Goto)
点数をつけると評価と捉えてしまうので、定量的に考える際も進捗率だとか、道のりと考える方がいいかなと思っています。定量的に測ると殺伐としてしまう印象ですが、そういう少しの工夫で意識もだいぶ変わりますよね。
——————かなり深い話になってきましたね!予想以上に熱い話が出てきて、Lectoのメンバーは普段から会社のさまざまなことに、全員が熱量を持って参加していく印象があったのですが、改めて熱量の高いメンバーが多いと改めて実感しました。参加いただいた皆様、ありがとうございました!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事からLectoの雰囲気や働き方が少しでも伝わると嬉しいです。記事を読んでLectoをもっと知りたくなった方はぜひ、こちらをご覧ください!
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