極寒の冬と、温かい料理。
1月のカナダは、本当に寒い。カナダの主要都市の中で、最も北に位置しているエドモントンの寒さは、他の都市に比べると半端じゃない。週末（2025年1月18日）は、-26℃だった。
外が寒すぎるせいで、いつだって頭の中に、スープやお鍋、ホットコーヒーが出てくる。寒ければ寒いほど、体は、温かいものを求めている。
だから、毎年この時期、チャイナタウンが、『ダイニング ウィーク』を開催するのは、筋が通っている気がする。温かく、おいしい料理を$10もしくは$20と言ったお手頃価格で、提供してくれるからだ。
今年は、何にしようかな。エドモントンのチャイナタウンは、中華料理はもちろんのこと、タイ、インド、ベトナム料理もある。
でも、今年は、天心を提供しているお店が２件ある。
「天心。」…その言葉を聞いただけで、温かいし、おいしい。
よし、天心を食べに、ダイニングウィークへ行こう。
私たちが、選んだのは、One01 Bistroというレストランが提供するDim Sum set. (*Dim Sum=天心)
お店の人が蒸籠を運んできて、蒸し器のふたを、私の目の前で開ける。すると、ふわっとおいしい香りと湯気が広がった。それだけで「幸せだ」と思った。
エドモントンの冬は、寒い。でもここに暮らす人は、寒さを楽しむ方法を知っている、と私は思う。
極寒の1月にある チャイナタウン ダイニングウィークは、特に、外の寒さとレストラン内の暖かさ、料理の温かさのコントラストが楽しめる。
もし、1月にエドモントンに来ることがあれば、ぜひチャイナタウン ダイニングウィークで、温かい料理を食べて、寒さを楽しんでください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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