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ハイヤーセルフ(通訳)に聞いてみた①

Q1. 金星のことについておしえてください。金星に人はいるのでしょうか?

金星はシリウスのゲートであるという意味で、惑星金星に人がいるというのは正確な表現ではない。金星探査をして穴をほっても金星人は見つからないだろう。それは次元が違うのだ。

私達が金星という時にそれは、あなたが占星術師として金星について語ることの方が、天文学的な第3惑星の学問的情報よりも近い。第三惑星というのは太陽系には隠された内惑星、あなた方がバルカンと呼ぶものがたしかにあるからだ。それは物質的なフォーカスが薄い。あるのではあるが、あなた方は発見できないだろう。

あなた方は物事を物質世界だけが唯一の世界だという観点から見ている。
私達からみて物質世界は、大根を輪切りにして、大根は円であるというのにちかい。大根という根菜についても語っていないし、大根という植物の全体性についても、そのDNAについても語っていない。

あなた方の知識は正確なものになりつつあるが、それは平面的な正確さなのである。

ニューエイジの情報における金星というのは一つの物語である。私達はあなた方が理解しやすいように情報を「翻訳」している。あなた方が「翻訳」しているのだといってもいいだろう。ニューエイジの金星についての情報は、私達とあなた方の合作だ。

ここでいう私達を宇宙評議会と読んでもいいし「星の守り手」とよんでもいい。それも翻訳なので正確ではないが今伝えるべき情報においてはその機能を果たすだだろう。

あなた方が象徴と読んでいるものは、大根の切り口の「円」をみて、大根という植物をイメージするようなもので、言葉や認識の平面性からは予測できない超越的な認識の立体像をさしていう。

金星という象徴が大切で、それが大根なのだ。この比喩はやや笑いをさそうが、あなた方が「ビーナスの誕生」の絵をみて、心が騒ぐ、その感覚の中に金星の本質がある。この絵を美しいと思わない人がいたら、その人は何らかの情緒が欠落しているというのは理解できると思う。この絵の向こう側の胸騒ぎが大根の全体性なのだ。

だから、金星の全体性という意味において、私達はその象徴というか高次元の実態がもたらす情報と機能を意図しなくてはならない。

確かに金星の生命圏はあり、惑星金星はその根っこのようなものだ。しかし、その惑星の神聖幾何学的なダンスや、反対方向への自転などは金星という象徴に登っていくためのはしごの役割をしている。

アストラル界という言葉を使うなら、根っこと葉っぱを一気に飛び越えて、金星の生命圏へと一気に入ることができる。それがどこにつながっているかといえば、シリウスと太陽系の密接な関係。シリウスから太陽系への接合ポイントとして金星という根っこがつながっている。

全天でもっとも明るい星がシリウスであり、同時に明星といった時には金星をさすように。金星=シリウスなのである。

これは哲学的命題のはじめと最後をそのままつなげた答えになっている。

金星=明星=シリウス。

シリウスの光と金星の光をみて、人は同質のものを感じるのである。
それは、愛と智慧が一つのものであるということである。

あなたが数学者ではなく、詩人的資質であることから、私達はこのようなルートから真理に近づく道を語る。神聖幾何学と象徴学は密接で表裏一体のものであることは理解できるだろう。

数秘学=神聖幾何学=象徴学=詩学

と考えた時にどこの階段から宇宙の実相に近づいていくのが良いのか、それは皆さん一人ひとりの資質によるのである。

あなたは詩人であるので私達は言葉の中に潜んだ暗号、いわば言葉の幾何学を通じてあなたに語りかけることができる。

はじめの問であるが、金星のアストラル圏内にはあなた方人間の原型が生命をもって生きており、多くのメンバーが、人類としても地球に転生している。彼らは、数学者、物理学者、建築家、芸術家、文学者など様々な分野に関わりをもっている。

地球の人々は金星をもとめて、生命と文化を発展させてきたといっても間違いないだろう。そういう意味で、金星人=地球人の中の光とも言える。

金星圏内には人はしばしば夢を通じて参入するし、地球と金星の二重生活をするものもいる。

もちろん、金星だけで生活する魂もいる。いわば金星は、地球の舞台裏とも言えるだろう。舞台上が3次元の世界で、舞台裏が4次元の世界だという例えばうまい例えだ。舞台上はドラマが演じられる時間軸と限られた空間。舞台裏はドラマが構想され、役者がリハーサルする空間だ。役者というのは転生の主体となる魂のことだ。

金星圏内がどういう様子かということには、想像できる範囲の様々なあり方があるが人々は愛と美と文化を追求しつつ、地球という舞台に提供するドラマを準備している領域だといってよいと思う。

                     サーナット・クメラ

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ルシエル・アイン・ムーンライト
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