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「鳥は卵の殻を割って出ようと戦う。卵は世界だ。生まれようとする者は、ひとつの世界を破壊せねばならぬ。」 2月12日満月

先月はオールドメディアの報道は中居問題一色でした。これが新月図の水瓶座5ハウスなのかと思うとげんなりなのですが、サビアンシンボルをみると

310 : ある時期人気を博する理想を偶像化した男が、人間として自分がこの偶像ではないということを自覚するようになる。
(個性化:理想化されることにたいする、一個人としての反動)

これは偶像としての中居くんと本当の彼の姿をカルマが強引に化けの皮をはがしたということでしょうか?

同時に都知事選にでた石丸伸二氏の評判も、石丸新党の問題で、毀誉褒貶にさらされています。僕は彼がイデオロギーではなく、職業としての政治家をオープンな転職先として社会に提供しようとしているという意味で買っていますが、彼のロジハラ体質はたしかにちょっとなあと思います。

しかし、オールドメディアではそもそも報道すらしないという流れです。これは、高額の供託金に守られてきた世襲政治家の風土が一般庶民に荒らされることを、既得権益が強烈に反発しているということだと思います。党議党則なしで、共産党でも自民党でも援助するという団体は、政治システムを国会を跨ぎ超えて変えていってしまう可能性があり、このやり方が国政にまで影響を与えることは許しがたいのだと思います。

僕は政治家の立候補資格を経済力ではなくて、政治・経済・倫理社会の知識などのテストなども含めて決めたらいいとおもっていたのですが、石丸氏は募集、テスト、面接という形で彼が政治家としての資質があると思った人を援助するという形で実現しようとしているので、とてもいいと思っています。始めは、彼が人を選ぶのでしょうが、いずれは審査委員制度などに変わっていくでしょう。注目しています。

さて、満月図を検討してみましょう。


▢ 深まる分断と、感情的なせめぎあいが当分続きそう。

ASCサソリ、ルーラー火星。リリス。スクエアの冥王星
10ハウスの月、4ハウスの太陽。スクエアの天王星
土星120火星

9ハウスの火星がルーラーですが、これはトランプの政策に振り回されることをさしているのかもしれません。10ハウスの月は主導権を握ることができず、対処に追われることをしめしています。

ASCの蠍座は、アメリカの属国としての日本ということでしょうか?
冥王星もサブルーラーですが、ASCとスクエアはもしかしたら、日本政府もアメリカについていけない、いい加減にしてほしいという気分をさすのかもしれませんが、ルミナリーにアスペクトしているわけではないのであくまで「気分」に過ぎないでしょう。

ずっと懸念してきた満月軸スクエア天王星ですが、民意と政府の間の決定的な亀裂を刺しているかもしれません。あるいは政党間の合意が決裂する可能性があります。石破政権が中国にすり寄る政策を実行したり、ハニトラ疑惑で国民から見放されています。国民民主党の178万円要求ははぐらかし続けており、減税派と財務省傀儡の溝が明確になっているのです。

自民党内ではすでに石破おろしの策謀がはじまっており、次の参議院選挙にむけて、はげしい攻防戦がはじまっています。人気があって選挙にかてるという意味で高市早苗さんがおされていますが、もし首相になったら青山繁晴さんが閣僚にはいるという話もあり、彼は政治資金パーティーのような企業や資産家が参加するイベントを禁止して、運動会とか、スキー大会とか市民が気軽に参加できるイベントでやっていくとか、斬新なことを述べています。政治屋を一掃するという発想は石丸氏とも近いものがあります。そうなると自民党も大改革がはじまります。

同じ構造がフジテレビ問題でもあります。国民はいい加減テレビに低能化されるのに飽きているのです。新型テレビにはYoutubeが実装されています。するともう、僕の89歳の母も一切地上波は観なくなっています。彼女は立花孝志のファンだったりします。時代はかわりますね。この流れは止めることはできません。

関心がない人は知らないかもしれませんが、神戸の百条委員会は斎藤知事のパワハラ認定の調査をするためにつくられましたが、パワハラがなかったという方向性の議論を一切認めない形でコントロールされています。斎藤知事のパワハラに関する内部告発(かどうかも議論中)をした県民局長につづいて、ブログで斎藤知事のおねだり疑惑などの情報を流しながらも、根拠を県民の当事者から否定されて、県知事当選と同時に県議会議員と百条委員を辞任した竹内元県議、そして、彼の親友と自称する人などが自殺。

そして、片山副知事が百条委員会の問題点を訴えた内部文書を立花孝志にリークした百条委員会の副委員長の岸口みのる県議とのことで揉めている。岸口氏は立花氏に片山副知事があいたがっていると連絡して、立花氏がそこにいくといたのは片山氏ではなく、岸口氏だった。立会人も証言しているのでこれは確実で、立花氏は根拠がないという批判にたいして、岸口氏がリークした本人だということを公表。岸口氏はあったことは事実だがリークはしていない事実を否定していて「どちらかが嘘をついている」という状況になっています。その後、岸口氏は行方不明だという情報も。

さらに自殺者がでるのではと懸念も飛び交っています。

反斎藤派がどんどん自殺していくのに、とうの斎藤知事は胸を張って仕事をしています。隠すことは特にないということなのでしょう。

とはいえ、とにかく立花孝志は嫌い、反社会的存在という刷り込みの方はたくさんいます。

一方で、ホリエモンがフジテレビの経営者になって、立花孝志を重役に据えるなんて話も出てきています。

オールドメディア vs ネットメディアの情報の乖離はこれからさらに激しくなるでしょう。オールドメディアが実は大本営発表と全く変わらないものだということは、情報源をユーチューブで得ている人には明確です。なぜなら、ユーチューブだと当事者が切り抜かれることなくインタビューに答えている情報源にふれることができるのですが、テレビでは恣意的に切り抜かれたものばかりで当事者の主張を全面的に述べさせてくれる場がないのです。

いずれにしても分断は、情報源の分断ということから起こってきているのです。

来年、5月6月にやってくる土星と海王星の春分点での合は、あらゆる分野が旧体制の崩壊によって混乱の極みに入ることをしめしています。これが時代の流れですから、しばらくは耐えなくてはなりません。というよりも楽しみましょう。

 分断の典型 本田と日産の統合の破談 新日鉄とUSスティールの破談

▢ 個人的に:ヒステリックになりやすい気分が月末まで続く。


2月25日まで、火星が逆行しています。蟹座の火星はただでさえヒステリックになりやすい配置で、逆行は過去の出来事の再検討によって怒りが湧いてくるのです。このところ、飛行機事故や交通事故が多発しています。

同じように、一度は許せた友人の行為にあとから腹が立ってきたり、夫の昔の言動が思い出されて、それをぶつけて炎上したりということが起こりやすいので注意しましょう。

衝動的な人に煽られて反射的に反撃するのはよしましょう。相手が付き合う価値がある人ならば自らを恥じてあやまってくるはずです。そうしないなら、そっと距離をおくか、じんわり冷たくしましょう。

四ハウス水瓶座の太陽で、モダンルーラーは天王星で牡牛座の7ハウスにあります。お金の問題が発覚して揉めるようなことが起こりやすいので注意しましょう。

家庭においてはお互いの自由がほしいという気持ちが高まってきて、別居などの話が出る可能性もありますが、時間をかけて結論をだしましょう。

これは、起こり得る予想の一つにすぎませんが、果たしてどうでしょうか?


▢ 次の新月、醸した物議をみんなで吟味するとき。

次の新月11ハウスの魚座ステリウムですが、満月図で分断された状況の中で混乱が続くということでしょう。11ハウスは国会を示すということもあり、新月90木星ですから国会での議論は混迷をきわめるでしょう。

2月中旬に炎上した物議を下旬から3月上旬で議論するという感じです。

国会では、長期的な展望にたった政策が議論される土星120火星の配置です。今後も見守らなくてはいけません。

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ルシエル・アイン・ムーンライト
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