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日食と日食の間に繰り広げられるドラマ

2月末の新月、これは次の3月29日の日食への序章です。

日食は、太陽と月とノード軸が合(オーブは15度以内と広いもちろん、5度以内なら影響大)になる現象であり、様々な人々の縁、社会的、心理的つながりを示すノードとの強い相互作用をおこすため、大きな変化がおこる。あるいはだいたい次の日食までの様相を示しているとされているのです。

そして、2月28日の新月は、その前の日食のエンディングということにもなります。

以前の日食は 昨年の10月3日で、1ハウスでおこったわけですが、これは10月1日の石破茂首相の就任を表していたと考えられます。天秤座の新月に生まれた政権は、各派閥の交渉の結果うまれたもので、強い権力を持たないことがわかります。

7ハウスの土星は、「まあしかたないか」というような曖昧な是認の中で厳しく評価されるわけですが、火星と土星と水星のトラインは、交渉の結果がなかなか変わりがいないというような「石場にでもやらせるか、石破しかいない」というような「やむなし政権」となっているということがわかります。

石破政権誕生と前日食はかさなっている

そして、その結果が、11ハウスへの惑星集中です。11ハウスは議会を示すといいますが、与党は教育無償化の条件を飲む?代わりに維新の協力をえました。対する国民民主党は103万の壁を178万円にする。ガソリンの暫定税率の件で与党を追い上げています。国会はまさにカオスの状況になっています。

長い安定政権の中で国会議員の給与や税制優遇は国民の合意をえることなくありえない金額に跳ね上がり、政治資金パーティーなど政治と金の問題は未解決。この時期国民が確定申告に怨嗟の声をあげるなかで、国民民主党と自民党・立憲(財務脳)が熾烈な戦いをしています。

そして、怒涛のように次の日食から新しいフェイズに入るわけですが、このチャート、5ハウスに土星、ノード、金星、海王星の合という特徴的な配置があります。5ハウスステリウムはしばしば選挙の季節に現れやすいのですがこれは、各候補者が自分の名前を往来で「俺が!俺が!」と叫び続ける状況です。

今回の場合、個人が英雄的影響力をもつというよりも、党、いやというよりも群雄割拠的な新しい政治的なトレンドなのではないかと思われます。これは土星トライン火星が示す長期的な目標に対する取り組みを掲げており、失われた30年の中で蓄積した、国民的な怨念の供養といいますか、そういう土星0海王星の側面もありそうです。

2025年7月28日が参議院の任期満了日。7月中には選挙になる予定です。

新月のサビアンシンボル

39 : ライバルを意識して、馬を駆り立てる騎手。
(聖戦:命をかえりみず、危険な状況に飛び込んでいく勇気。テンプル騎士団)

340 : 飛行家が大地を隠している雲の中を飛び続ける。
(魂の夜:五里霧中の中で希望を捨てずに目的地に向かう能力)

3月の新月図

5ハウスのステリウムは新しい政治的トレンドか?

ASCは蠍座で、ルーラーは火星なら9ハウス、これは国際情勢への対処が寛容とおもわれます。モダンルーラーの冥王星はASC−DESをスクエアで切っているのですが、おそらく、ネットメディアとオールドメディア(テレビ・新聞)に代表される国民の分断が明らかになるのだろうと思います。

この日食はあきらかに選挙にむけて、新しい希望がみえてくることと、新しい国際情勢に比較的現実的対処が行われることを示していそうです。

MCとの日食のトラインからみて、日本は比較的これをうまくやるだろうとおもわれます。

木星が8ハウスでVXと合ですがこれは全国民的に減税への希望がたかまっていき、そこに答えた政党が伸びるのだろうと思います。

国際情勢: まるでショッカーのアジト ミャンマー特殊詐欺基地

街がまるごと詐欺集団とは!

AIで国際情勢についてまとめてもらいましたが、ミャンマーの特殊詐欺施設すごいですね。まさにショッカーのアジトで拉致されてきた戦闘員たちが改造手術をほどこされて日夜強制労働させられているというような様相で、これは将来かならず映画化されそうです。

タイとミャンマーのことなので、2月28日の新月図をTak県に移してチャートをつくってみると12H/1H ASCは魚座に集中しています。そして、ASCにノードと海王星がありますね。ASCや太陽、月にノードがくるとヘッドでもているでも多くの人を巻き込みます。そして、海王星と魚座は詐欺とか疑惑とかカオス的状況を示す状況。まさに今回の事件を象徴しています。

世界中が同じ星のもとにありながらも、地域によって起こる出来事が違うのはこのようにASCが違うからなのです。

タイのTAK県における魚座新月。

災害の度数での火星のステーション しばらく警戒しよう。

ネットでは火星の蟹座での逆行が話題にのぼっていましたが、これも25日に終わります。とはいえ、いきなりスイスイ前にすすむわけではなく、蟹座17度で停止しているのです。これをステーションといいますが、逆行よりも悪いとさえいわれています。

緑が2月25日に順行に転じる日

各サインの17度18度はクリティカルディグリーといわれており、事故や災害が多いと言われている時期です。国際情勢をみてみると、タイ・ミャンマーの事件にしても、トランプ大統領の舌禍事件と、メンツを潰されたゼレンスキーウクライナ大統領、ヨーロッパの面々など、腸が煮えくりかっている人達がいるはずです。

Xで25日まで、25日過ぎてもしばらくは行動を自粛した方がいいと警告をだしましたが地雷を踏む人たち続出です。

17度は災害の度数。18度はトラウマの度数といわれますが、この度数上において、トランプとプーチンがボス交渉、ミャンマー(タイ)の国際特殊詐欺組織事件などの人災が起こっているのはなんともいえません。

新月から満月まで ロジハラVSエモハラ 満月頃には解決

新月から満月への流れを確認してみます。

2月28日新月から3月14日満月

新月は11ハウスこれが木星とスクエアということはだいぶ混乱が予想されます。国会、会社の会議、町内会、クラブ活動など活発な動きがありますが、何かを決定したいという水星0土星が、ノード0海王星に阻害されており、なかなか合意が得られないというようなことが起こっていると思います。

自民党と公明党に維新が合流しそうな流れですが果たして政策的に合意できるのでしょうか?

兵庫に目を向けてみると、斎藤知事を擁護するために秘密会議の音声データーや内部情報をNHK党の立花孝志氏渡したとされる増山議員、原口議員、白井県議の処分についてもめています。維新内部でも斎藤知事を指示する人々も多く、党としての方向性が決定してしまう重大な状況です。

この状況に対する答えが満月図になっているはずですがどのようによめるでしょうか?2ハウスの月と8ハウスの太陽の満月軸。一体感や絆が試されるときです。ASCルーラーは水星で話し合いが重要という意味になります。金星と合です。和解できるということでしょう。

ノード・土星・海王星 の影響下での月食でもあり、曖昧さが残る状況ではありましが、MC天王星ということもあり、驚くような展開がまっています。

斎藤元彦知事はもともと維新の代表の吉村氏の大阪府庁の部下でもあり、維新の支持のもとに県知事になった人です。しかし維新は「パワハラおねだり知事」というオールドメディアのキャンペーンを鵜呑みにして支持を撤回しましたが、おそらく維新の議員の中でも割れているのでしょう。増山議員は維新に離党届を出したようですが、僕なら彼を遺留しますが、果たして吉村代表にそれができるでしょうか?NHK党からは増山議員に参議院選挙に出ないかと誘いを受けているそうです。政治のルールを考えれば増山議員を処分しないことは許されない。しかし、斎藤知事を当選させた県民は増山議員を正義の人と観ているのです。

どうする吉村! つづく

という感じですね。

この踏み絵は維新という党の性質を有権者にしめす重大な決定になるはずですが流れを見守りたいと思います。

このような混乱があなたの周りでもおきていませんでしょうか?論理と感情のぶつかりあいのようなものです。

この状況が火星逆行の中で起こっているわけです。

ロジハラ対エモハラですね。

あなたの周りでも、なにか感情的になるような状況があり、対応を問われているようなことがあると思いますが、最低限火星逆行のうちは相手は過去に囚われていますから、話しても無駄なところがあります。25日に順行に転じてもクリティカルディグリーでのステーションですから、慌てて動かないことです。3月に入ってからでいいでしょう。



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ルシエル・アイン・ムーンライト
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