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🌟ある星の物語🌟(1)
冬を代表する星座の一つに、牡牛座♉があります。 牡牛座には、日本でも「昴」の名で親しまれるプレアデス星団と、オレンジ色の1等星アルデバランを中心としたヒアデス星団、超新星の残骸、カニ星雲M1と、見どころ満載です。
牡牛座の中のプレアデス星団。その中でも、最も白く輝く星。アルシオーネ。今日はそのアルシオーネでのお話です。
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宇宙連合の総司令官である、11次元のアセンデットマスター「アシュタール」。彼は、ある会議に参加する為に、アルシオーネに来ていました。ここは人工物は多いのですが、とても穏やかで、住みやすい星です。
アルシオーネには、白い大理石の様な素材でできた、4F建ての建物「ヒーリングホール」があります。クリスタル4本のギリシャ風の柱が天井まで伸びている、とても美しいビルです。
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1F コーヒーショップ
2F ラーニングセンター
(図書館やコンピュータールームがあります。)
3F プレアデスヒーリング技法学校
4F 学生がヒーリング技法を施行するクリニック
今日は敷地内の公園で、お祭りが行われています。
アシュタールは、ちょっと時間が早かったので、このコーヒーショップに立ち寄る事にしました。
アウトサイドの席には、素敵な女性が座っています。
彼女の名は「メンフィス」。
相席をお願いしようと話しかけたら、彼女は動揺し、「アシュタールじゃないですか?!」と言い放ち、飛び上がって逃げだそうとしてしまいました。
初対面ではあるものの、メンフィスにとってアシュタールは、あまりにも大きな存在だったからです。
アシュタールは彼女を引き留め、「ここへお座りください。私は違う席を探しますので。」と伝えると、メンフィスは少し落ち着き「いえ、ご一緒してください。」とやっと二人で座る事が出来ました。
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通りすがりの人達は、みんなメンフィスの事を知っていました。というのも、彼女はプレアデスヒーリング技法の先生だったからです。クリニックで生徒たちを援助する為に働いていたこともありました。メンフィスはこの学校全体で大きく深く関わり、みんなからの信頼を得ていました。
そこに、学校の理事長が通りかかりました。「アシュタールではありませんか!この方と出逢ったのですね。ちゃんと注目しておいてくださいよ。彼女は私達のお気に入りの先生なのですからね。」
アシュタールはメンフィスの良い事ばかりを聞き、感銘を受けました。
「メンフィス、私からお話をさせてください。美しい青い惑星の美しいお話です。」とアシュタールは語りだしました。
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明日に続く。
🌸今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。🌸