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ヒンドゥー教

プージャの流れから、ヒンドゥー教を知りたくなりました😊🌈

ヒンドゥー教はインド国内で約10億人、インド人の80%が信仰しています。 
キリスト教・イスラム教に次いで世界で3番目の宗教だそうです。

🌸ヒンドゥー教の語源

サンスクリットインダス川を意味する sindhu 「シンドゥー」に対応するペルシア語

「(ペルシアから見て)インダス川対岸に住む人々」の意味で用いられ、西欧に伝わり、インドに逆輸入され定着した。

同じ語がギリシアを経由して西欧に伝わって India となり、こちらもインドに逆輸入されて定着した。

Wikipediaより

ということで、インドもヒンドゥーも語源は同じと言う事なんですね。

🌸バラモン教からヒンドゥー教へ

ヒンドゥー教のもととなったのが、バラモン教。

紀元前1500年頃アーリア人という人種が、現在のイラン周辺からインドへやってきました。

アーリア人は雷や雨等、自然現象を神として敬っていました。
火や水などの自然の神々を儀式で祀る事によって、自然災害から免れ、幸福が訪れるといった信仰を持っていました。

アーリア人はインドにやってきて、インドの先住民族「ドラヴィダ人」を支配していきました。

どこの場所でも侵略者達は、もともと住んでいた先住民達を奴隷のように虐げていくのですね😤

アーリア人は神々を司るパワーを持つとされ、神聖な儀式などは、全てアーリア人が行っていました。

その流れで、社会の要職は、アーリア人が占めるようになっていき、これがカースト制度の始まりとなったのです。

カースト制度

この中で、アーリア人が支配者階級、ドラヴィダ人が被支配者と言う風に分けられました。

トップのバラモンは絶対的な存在でした。

しかし暫くすると、クシャトリアとヴァイシャが、「バラモンはただ形式的な儀式をやっているだけではないか。それなのに我々より権力を持っているのは。不公平だ。」と文句を言いだしました。

そこで、バラモン教から別の宗派が誕生。

それが、仏教やジャイナ教といったものです。
仏教はクシャトリア階級のブッダ。
ジャイナ教はクシャトリア階級のヴァルダマーナ(後のマハーヴィーラ)。

どちらもバラモンやカースト制度を批判する考え方でした。

これにより、バラモン教は衰退傾向でしたが、活路を見出します。
それは、土着神や民間信仰を取り込む事。

インドに根付いていた、地元の神様などをバラモン教の世界観に取り込む事で、大衆化させていきました。

そうして少しずつ形を変えながら発展していき、それがのちに「ヒンドゥー教」と呼ばれるようになったのです。

だからヒンドゥー教には数えきれないほどの神様が存在するのです。

簡単に言うと、
ヒンドゥー教は、バラモン教がインド土着の様々な信仰を取り入れていき、生まれたもの。だから、多くのインド人が信仰しているのです。


🌸ヒンドゥー教の神様

ヒンドゥー教は多神教です。いろいろな神々とストーリーが存在していますが、中心となる三大神、「三神一体」は👇

ブラフマー:この世を創った神 (創造神)
宇宙、世界に実存、実在の場を与える神

ヴィシュヌ:この世を維持する神 (守護神)
宇宙、世界の維持、平安を司る神

シヴァ:この世を破壊する神 (破壊神)

宇宙、世界を創造し、その寿命が尽きた時に破壊、破滅を司る神

ブラフマー以外は、土着信仰の神と言われています。

シヴァの乗り物は牛であった為、牛は神聖な生き物として、ヒンドゥー教では牛肉を食べる事が禁止されているのだそうです。

🌸ヒンドゥー教の聖典

「ヴェーダ」
聖なる知識という意味があり4種類存在します。

ヴェーダと同じように大切にされているのは、
「マハーバーラタ」「ラーマーヤナ」
という叙事詩。民族の歴史や神話をまとめたもの。

その他
「プラーナ文献」
という、ヒンドゥー百科事典的なものも大切にされています。

🌸ヒンドゥー教の基本概念

「輪廻転生」人は死んでも生まれ変わる。

「カルマ」 悪い行いをすれば悪い人生が、良い行いをすれば良い人生が待っている。      などなど。


ざっとこんな感じになりました。
仏教のもととなっている宗教なので、結構日本人にも受け入れやすかったりするのですね。なかなか面白かったです。

引用参考資料👇


💐🐘🌸今日も最後までお読みいただき
     ありがとうございました🌸🐘💐🇮🇳

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